所沢侍医屋敷

所沢市久米、所沢郷土美術館    




 所沢市の八国山近くに屋敷を構える平塚家は、代々川越藩の侍医を務めた家で今でも江戸時

代後期に建てられた主屋と長屋門が残されています。また主屋には身分の高い来客の為の玄関

も構えられ、大名に仕えた医者の邸宅らしい造りを見せていて、さらに庭園も整えられ入り口

には仕切り門もあって、武家屋敷の様式も見られる屋敷になっています。なお現在は所沢郷土

美術館として郷土の芸術家による美術品が展示公開されています。



    所沢郷土美術館


 長屋門は安政2年(1855)築

とされ、入母屋造りの主屋は

安政元年(1854)に建てられた

そうです。ただ長屋門の窓は

江戸期の外観とは大分違って

いて、長屋部分を工房とする

為に改築されたようです。