伝 備 前 池 田 屋 敷 門

大田区下丸子、蓮光院  




  この蓮光院の山門は備前池田家(岡山藩)屋敷表門を移築した物と伝えられています。しか

 し岡山藩は三十万石の大大名なのですが、この門を格式から考えると片番所出格子片潜り門附

 きで五万石以下の小大名屋敷の表門と見られる形式を備えています。いずれにしても小大名格

 の武家屋敷門としても大変貴重で、都の有形文化財に指定されています。




    武家屋敷門


片番所片潜り門附なのですが

 全体のつくりは左右対称です









  武家屋敷門に続く

   塀も武家屋敷風で

     都内にもかかわらず

    静かな城下町の風情を

      感じさせます。



この門の由来について詳細に調査されたページがありますので、

大田の謎 蓮光院、5万石大名下屋敷門も併せてご覧頂ければと思います。