晴耕庵の談話室
NO.16
HELLO
98/11/12
標題: ありがとうございます
はじめまして。
私、大学2年の、MEIと申します。
大学での講義での、プレゼンテーション資料の作成のため、HP
を参考にさせて頂きました。
非常にわかりやすく書いてあり、効率よく理解を深め、かつ楽し
く資料の作成が出来ました。
どうもありがとうございました。
MEI
RESPONSE
98/11/
MEIさん
先日はメールありがとうございました。
またあなたの大学でのご活躍ぶりもホームページを訪問し拝見しました。
こどもたちのために大いにご活躍ください。
ところであなたのプレゼンテーションの参考になったのは、どのテーマ
だったでしょうか。お知らせ頂ければありがたいのですが。
また関西のある大学生からは、北アイルランド問題が宿題の参考になったと
メールがありました。私のホームページが若い方々に読まれて、うれしく思
っています。
ロンドン憶良
REPORT
98/11/19
ありがとうございます。もうすぐ、子ども大会本番。私は忙しくなっていま
すが、憶良さんは、いかがお過ごしでしょうか?
気温も下がってきましたので、風邪などめされませんよう、お気をつけ下さい。
私のテーマも、北アイルランド問題です。
社会探求という講義の中で、北アイルランド問題を取り上げ、学生でグループ
を作り、担当を分けて行うプレゼンテーションでした。
私のグループは、和平合意から、ノーベル平和賞の受賞までを担当しました。
和平合意文書の内容から、それを受けて北アイルランドがどういう変化をして
いったのか?
という点に重点を置いてプレゼンテーションを行う計画となり、私は合意文書
の内容と、総合司会を担当いたしました。
私は、先生から資料として、
The Belfast Agreement:
An Agreement Reached at the Multi-Party Talks on Northen Ireland
をお借りいたしました。
英語の文書です。
内容の理解に困難を感じた私は、インターネットで一生懸命検索し、
ロンドン憶良さんのHPに行きついたのです。
新聞の記事とあわせて纏め上げ、プレゼンテーションにのぞみました。
なんとかうまくいき、先生にも誉めていただきました。
司会をつとめるに当たって一番大変だったのは、そのテーマのみの理解ではなく、
前後の流れを把握していなければ、纏めようがないということです。
北アイルランド問題は大きな流れであり、ある一点の理解では、前との関連を
説明できず、片手落ちの発表しかできません。
これは、どのようなプレゼンテーションでも同じだと思います。
MEI
RESPONSE
98/10/21
MEIさん
メールありがとうございました。
北アイルランド問題で総合司会をされたとのこと。ご成功をお喜びします。
また司会をされることによって、より大きな経験と勉強をされた様子が
よく分かります。
お説の通り、北アイルランド問題だけでなく、多くの問題が前後の歴史の
流れを把握しないと誤解が生じたり、表面的な理解になりますね。
トインビーという英国の著名な歴史家は、歴史を長い尺度1世紀単位で
見ていました。私も大学1/2年の頃、彼のエッセイを読み、少しですが
物事を大局的かつ長期的な流れで見るようになった気がします。
北アイルランド問題は、その根元が16世紀あたりの宗教戦争の後遺症
という説もあるようです。
近々「ガイ・フォークスと火薬陰謀事件の背景」をアップしますので、
コーヒー・ブレークにごらんください。
こどもさんたちと遊んでいただきうれしく思います。
子供大会のご成功を祈ります。
ロンドン憶良
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