大分県(由布院温泉、別府温泉ほか)
由布院温泉は全国的にも有名な温泉郷だ。由布院は湯布院とも書く。久留米市と大分市を結ぶJR久大線という単線がある。普通列車は走っている時間よりも待ち合わせをしている時間の方が長かったりする。その久大線の大分よりに由布院駅はある。JR九州では「ゆふいんの森号」という特急も走らせている。福岡市の博多駅(東海道・山陽新幹線の終点)からこれに乗れば、鹿児島本線・久大線を経由して由布院まですーっと行ける。
由布院駅前は、軽井沢駅前とかにちょっと似ている。でも悪くはない。
■由布院温泉観光案内所
0977-84-2446 秩父、伊勢原、箱根のやたらいばっている人より受け答えは随分いい。九州をひいきにするわけではないが。
民宿 好の井
1泊5000円で、食事も温泉もかなり満足
1993年の確か夏だったよね。珍しく夏休みがとれて福岡の田舎を訪れてそのまま由布院へ。3泊4日という、我々としては長期逗留。
大分県由布院 TEL0977-84-2108
1人1泊2食付き5000円の部屋。3泊したから5000×3×2で3万円。プラスお酒代とか。総合計は忘れました。久大線由布院駅から徒歩約10分。旅館というよりは民宿といった方がいいのかな。由布院は温泉観光地なので高い宿はもちろんたくさんあります。5000円は「相場」ではありません。
5つが満点 | |
部屋 | ★★★★ |
夕食 | ★★★★ |
朝食 | ★★★ |
温泉 | ★★★★ |
1泊5000円なのに、とてもよい宿だった。部屋はさすがにそんなにきれいとはいえないが、小さいながらも内風呂が付いていて、ここも温泉が蛇口から出る。本当に温泉が豊かな街という気がする。温泉が豊かな場所だったら、高い宿に泊まる必要は全くないと感じました。
食事もなかなかいい。鯉の洗いが九州らしい(?)。3泊もして、部屋でうだうだ寝ていて、いいんじゃないでしょうか。雨垂れの中、司法試験の本を読んでたりして。
ホテル 好楽
大分県別府市の海沿いに建つ
小さな家のお風呂風ながら部屋風呂も温泉
大分県別府市北浜3-13-21 TEL0977-22-1331
04年4月29日〜5月1日の2泊。
長期に休みやすいゴールデンウィーク。羽田から福岡空港へ。日豊本線で特急に乗り2時間弱。別府で降りる。駅から徒歩10分弱。
1人1泊2食1万3000円の部屋(「旅の窓口」で予約したので随分安くなったようだ)。
http://kouraku-jp.com/
5つが満点 | |
部屋 | ★★★ |
夕食 | ★★★★ |
朝食 | ★★★ |
温泉 | ★★★★ |
今年のゴールデンウィークは休みの並びがよく、4月30日(金)に休みをとったため、4月29日から5月5日までのけっこうな長期休暇になった。別府温泉および久しぶりに田舎へ。
最初は羽田から大分空港を目指すつもりだったが、予約しようと思った時点で満席。やむなく福岡空港便をとる。博多から「ゆふいんの森号」で別府に向かおうと思ったが、これも予約がいっぱい。やむなく日豊本線回りにする。特急「ソニック」のグリーン車(普通車は満席)。でも結果的には、ディーゼルのゆふいんの森号よりも、電車のソニック号の方が随分時間が短くて到着できたようだ。
別府は熱海のように大温泉地として有名だが、やはり熱海と同じように町全体がやや寂れてしまっている感はぬぐえない。コンビニやスーパー、多数の飲食店などがあって、買い物したり夜遊びしたりするのには便利なようだが…。
宿泊した宿の部屋には部屋風呂があり、これも温泉。温泉は今も変わらず豊富な町だ。
2日目に公営の温泉施設「テルマス」に行く。海の見えるプールもある。それから繁華街の中にある砂風呂「竹瓦温泉」へ。古風な木造建築。砂風呂体験は初めて。ちょいと低温やけど気味に。
3日目、チェックアウト後、電車の発車時刻まで時間があったので、別府駅に近い「駅前高等温泉」へ。2階に休憩所や宿泊施設がある、銭湯みたいな雰囲気のところ。こちらも古風な作り。
おっとその前に別府と言えばの「地獄めぐり」をした。随分小さいころ親と一緒に来たはずだが、よく覚えていない。9カ所の地獄があるが、なかなかそれぞれに考えているようで、まあ楽しめる。ただ地獄によって出来の善し悪しはあるようだが。1地獄当たり入場料400円。2000円のひとまとめチケットを買う。
午後2時頃のゆふいんの森号に乗り、途中日田で1両編成の各駅停車に乗り換え、郷里の田主丸へ。次の日、弟夫婦と4人で、最近できたという田主丸の山中にある温泉「玄竹温泉 鷹取の湯」へ。まあ素朴な小規模の温泉施設だが、お湯はなかなかよかった。
田舎に2泊し、5月3日、福岡空港から羽田へ。