箱根・湯河原

 メジャーな温泉場にはほとんど行ったことがなかったが、97年の5月のゴールデンウィークに勢いで行ったのが箱根。小田急線のロマンスカーで。箱根湯本駅周辺は人であふれていた。
 以来、しょっちゅう箱根の温泉に行くことに。全般的に温泉のお湯自体はどこの旅館もなかなかいいが、食事の質にけっこう差があるようだ。箱根登山鉄道、ケーブルカー、ロープウェイ、遊覧船など、楽しめる「乗り物」も多い。フリーパスとかいうのを買うとお得なようだ。


きのくにや
硫黄のにおいの濃い温泉らしい温泉。料理は朝飯も凝ってる
1997年5月4日(日)〜5日(月)1泊。4日午後3時頃(!)予約。
神奈川県箱根町芦之湯8番地 TEL0460-3-7045
1人1泊2食付き2万1000円の部屋。ビール1本700円などお酒追加で、合計5万1799円(2人)。当然ボーナスをあてにしたクレジットカード払い(JCB)。
小田急線箱根湯本駅から箱根登山鉄道に乗り換え。小涌谷駅で降り、元箱根方面行きバスに乗り20分ほど。バス停は「芦之湯温泉」だったっけ。そこから徒歩5分。
 芦之湯観光協会 0460-3-7350

5つが満点
部屋 ★(注)
夕食 ★★★★★
朝食 ★★★★★
温泉 ★★★★★

「東京大学物語」(江川達也)で卓球をやってた温泉がありましたよね。偶然ですがその温泉だったのです。「よし、メジャーなところにも行くぞ」ということで、あまり休日のない97年のゴールデンウィークの中、例により突然箱根へ。新宿でロマンスカー(小田急線特急)の切符を買おうとすると、箱根湯本まで行くやつは全部満席。小田原行きを買って小田原まで行き、そこから急行に乗り換えて箱根湯本へ。まず温泉銭湯に行った(次のレポート参照)。どこか泊まれるかと駅前の旅館案内所に行ったが「この時間じゃもうだめ」と笑いながら言うイヤなオヤジ。確かにもう3時近い時間だったからどの旅館も一杯だったかもしれないけれど、それにしてもいやな感じだった。有名温泉場は、だから嫌いだ。
 で、頭にきたのでとりあえず箱根登山鉄道にでも乗って風景見物でもして帰ろうかということで登山鉄道に乗る。スイッチバックが多くて半分楽しく、半分面倒くさい感じ。小涌谷という駅で降り、ダメもとで雑誌に出ていた温泉に電話してみる。すると宿泊OKとのこと。1泊2万1000円と、かなり高いけれども、ここは勝負(いい温泉かどうか)と泊まることにする。そしたら温泉はすごく良かった。だけど遅くに予約したため部屋は一番狭いところになってしまった。まあ、仕方ない(注)。
 温泉も料理もすごくよかった。温泉は硫黄のにおいが強い。本館と別館に風呂がありどちらも入れる。本館には、室内、露天、1人だけ入れる風呂の3種。女湯も作りは違うかほぼ同じ。別館は室内と露天。室内風呂の方は、お湯が出ている竹筒が7本ほどあってそこから違う種類の温泉が出てきている。また、それぞれの風呂は時間によって温度が違う。朝の露天風呂は熱くて入れない、みたいな。
 食事もよかった。夕食は多すぎず。朝食も火を使う料理があり、うまい。お金はかかるが、いい温泉旅館だった。江戸時代の温泉番付というのが壁に貼ってあって、あれがほしかったなあ。


弥坂湯
箱根湯本駅から徒歩10分ほどの温泉銭湯
1997年5月4日に行った。
神奈川県箱根町湯本577 TEL0460-5-5233
銭湯。確か300数十円。
小田急線箱根湯本駅から徒歩10分ほど。

5つが満点
部屋 −−−−−
夕食 −−−−−
朝食 −−−−−
温泉 ★★

 温泉の銭湯。1時間以上入ってはいけないと書いてある。男湯に入ると10畳ほどの風呂場の真ん中に楕円状の風呂が1つ。お湯や水が出る蛇口は1つの壁に1カ所、つまり3カ所。
 タオルは持っていかないとダメ。洗髪は100円追加料金。


萬岳楼(ばんがくろう)
箱根山中の雰囲気ある老舗旅館。部屋風呂があり、いつでも入浴OK
1999年9月6日(月)〜7日(火)の1泊。遅ればせながらの夏休み。
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1251 TEL0460-4-8588
1人1泊2食付き1万8000円の部屋。ふじの間という、部屋風呂付きの部屋。
新宿より小田急のロマンスカーで箱根湯本まで。約1時間半。箱根湯本から箱根登山鉄道に乗る。終点(といってもまだその先はケーブルカーやロープウェイもある)の強羅(ごうら)で下車。箱根湯本から強羅までは約30分。強羅からタクシーで約10分。

5つが満点
部屋 ★★★★★
夕食 ★★★
朝食 ★★★
温泉 ★★★★★

 箱根湯本に行くのは2回目。うちにはすごく古い「Caz」の箱根温泉特集号(91年の1月発行。結婚する前だ!)があり、それを見て予約を入れた。どんなに古くなろうとも、役立つ情報は役に立つ。ただの紹介情報であっても役立つ情報は役に立つ。
 萬岳楼(ばんがくろう)という名前から想像されるように、老舗旅館。その分建物もやや全体的に古い。周りは木々に囲まれていて、空気が非常にうまい。本当に「自然の中にいる」という感じがする。
 部屋は、雑誌で紹介されていた、部屋風呂付きの「ふじ」の間に。これがまた風情があってよろしい。木造り。常に温泉のお湯がちょろちょろ出ていて、上の方だけ熱くなっていて、水でうめすぎたりした。温泉のお湯は湯の花が豊富で乳白色。やや草津のお湯に近い感じ。なんせ部屋風呂なので一日中いつでも気軽に入れるのがいい。大浴場もあったが、こちらは熱すぎて、いくら水でうめても入れなかった。
 部屋はやや古いが広々。部屋には畳敷き部分を囲むようにカーペット敷きの廊下がある。うまく説明できないが、部屋の中にまた部屋がある感じ。畳敷きの部屋の周りを廊下が囲っている。季節的にちょうどよかったせいもあるが、気持ちいい部屋だった。
 ごはんは田舎料理という感じか。夕食は★3つか4つか微妙なところ。


晴遊閣 大和屋ホテル
渓流の音で気分爽快。 自家製ロープウェイで降りていく宿
1999年11月6日(土)〜7日(日)の1泊。
神奈川県足柄郡箱根町宮の下66番地 TEL0460-2-2261
1人1泊2食付き2万3000円という、ちょっと高いお値段の部屋しか空いてなかった。通された部屋は「太閤の間」という、宿で一番高い部屋だったみたい。部屋風呂付き。
新宿より小田急のロマンスカーで箱根湯本まで。箱根湯本から箱根登山鉄道に乗る。宮の下という駅で降りる。歩いて5分ほどで、この宿の自家製ロープウェイ乗り場に着く。このロープウェイが小さくて、2人で乗ってもけっこうキツキツ。それがかなり高い空中を動いていくので、かなり怖い。1分ぐらいの時間だが、落ちはしないかと、どきどきものでした。

5つが満点
部屋 ★★★★★
夕食 ★★★★
朝食 ★★★★
温泉 ★★★★★

 箱根湯本に行くのは3回目。急に予約を入れたので高い部屋になってしまった。
 部屋は「太閤の間」という一番いい部屋だったみたい。温泉の小さい部屋風呂も付いていた(でもお湯は入れたものの入らなかった)。部屋は川に面していて、絶えず川の流れの音がけっこうな大きさで入ってくる。でも耳障りではなく、逆に(イオン効果か?)爽快な気分にしてくれる。とてもいい場所である。
 温泉はそれほど匂いなどはないが、けっこう効く感じ。いいお湯という印象だ。大浴場(男湯、時間帯により女湯)はとても広い。本当に広い。また、離れに「ねねの湯」という女性グループもしくは男女ペア、あるいは家族のみ入れる露天風呂があり、30分貸切制で順番に入れるようになっている。これとは別に、館内にも露天風呂がある(男女時間交代制)。女湯(時間帯により男湯)にも小さい露天風呂が付いており、ここは川に面した崖の上で、眺めがすごい。ちょっと怖い。


松坂屋本店
緑色がかった、硫黄の匂いの強い濃い温泉。広々とした庭園を持つ老舗旅館
1999年12月29日〜31日の2泊。
神奈川県足柄下郡箱根町芦之湯55番地 TEL0460-3-6511
1人1泊2食付き1万8000円だったか。ちょっと忘れてしまった。部屋は、このところ連続だが、部屋風呂付き。またまた箱根。新宿より小田急のロマンスカーで箱根湯本まで。箱根湯本から箱根登山鉄道に乗る。終点の強羅(ごうら)からタクシーで約20分。以前行った「きのくにや」のすぐそば。ここにはきのくにや、松坂屋本店ともう1軒の旅館が隣接している。芦之湯温泉という。箱根の温泉の中ではもっとも寒いところだとか。

5つが満点
部屋 ★★★★★
夕食 ★★★★
朝食 ★★★
温泉 ★★★★★

 今回も部屋風呂付き。温泉は硫黄の匂いの強い濃い泉質で、これぞ温泉という気分が味わえる。大浴場は男女それぞれ1つずつ(時間で交替)。お湯はグリーン。部屋風呂のお湯もグリーンで、大浴場と部屋風呂どちらも何回も入った。
 1日目の夕食には2人で1つのでっかい鍋が出た。これはまあ、普通。ただ、他の食事は結構凝ったものが多かった。和食をベースにしたフランス料理(?)みたいな感じ。がんばって作っているのが分かる。あっ、そういえば、鍋は小型のプロパンガスボンベにつないだコンロで煮る。小型のプロパンガスボンベなんて珍しくて、爆発しないか心配でした。
 今回は2泊したので、2日目は珍しく箱根観光(昼御飯が旅館および旅館周辺では食べられないせいもあった)。旅館からバスで芦ノ湖へ。箱根神社のそばから遊覧船(海賊船)に乗って芦ノ湖を縦断。北岸の桃源台で降りて、スワン(白鳥に乗って足で漕ぐやつ)で遊ぶ。そこから箱根ロープウエイに乗る。ロープウエイはやっぱり怖い。途中の大涌谷というところで降りる。ここは大分の別府とかのように、温泉の煙りが地表から涌き出ている硫黄の匂いのすごいところ。いわゆる何とか地獄みたいな観光地。1つ食べると7年寿命が伸びるという黒い卵を食べる。
 再びロープウエイにのって終点(あるいは始点)の早雲山に到着。今度はそこからケーブルカーで山を降りる。すると例の強羅駅に到着。つまり箱根近辺をバス、船、(スワン)、ロープウエイ、ケーブルカーでぐるっと回ったわけ。強羅からはちょっと歩いて、やっぱり旅館まで歩くのは辛そうなので、途中からバスに乗った。


ホテルマロウド箱根
夕食は本格的なフランス料理のコース。テニスコートも貸し切りできる
神奈川県足柄下郡箱根町強羅字向山1320 TEL0460-2-3131
料金は忘れてしまった。箱根。新宿より小田急のロマンスカーで箱根湯本まで。箱根湯本から箱根登山鉄道。終点の強羅(ごうら)からケーブルカーに乗り、公園上駅で降りて徒歩約5分。ホテルタイプの温泉宿。

5つが満点
部屋 ★★★★
夕食 ★★★★★
朝食 ★★
温泉 ★★★★★

 ホテルマロウドというと私が通勤している会社(東京都港区赤坂)の近くのビジネスホテルを思い浮かべる。実際その系列の温泉ホテルだった。でもビジネスホテルのイメージとは全然違い、けっこういいリゾートタイプの温泉ホテルだった。
 夕食はフランス料理のコース。これがとっても美味しい。ワインもいける。バーコーナーもあり、食事の後でもお酒も楽しめる。ただ朝食はバイキングスタイルで、こちらはそれほどの味ではなくて残念。
 温泉はホテルとはいえとてもいいお湯だった。
 テニスコートがあり、別料金でプレイすることができる。誰もやってなかったので貸し切り状態で楽しめた。


福住楼
箱根・塔之沢のしぶい雰囲気の旅館。作家・文学者に人気とか
神奈川県箱根町塔之沢74 TEL0460-5-5301
1人1泊2食で約1万5000円。小田急線箱根湯本駅からタクシーで2〜3分。歩いても10分程で行ける。旅館内に小さな中庭があったりする、しぶい宿。

5つが満点
部屋 ★★★★
夕食 ★★★★★
朝食 ★★★★
温泉 ★★★★

 昔の文人が愛用したそうだ。今も、この宿を贔屓にしている作家は多いそう。アンティークというのか、昔のままの作りのしぶい雰囲気。部屋にトイレが付いてないのは仕方ないところか。
 丸いお風呂が2つ。最初はちょっと熱くていっしょうけんめいうめた。
 食事が美味かった。夕食は無理のない量。とにかく、全体的にしぶいです。朝食のみとか素泊まりとかもできるそう。


静峰閣 照本
透明泉と硫黄泉の2種類の温泉が楽しめる。部屋の風呂も狭いながら温泉
神奈川県足柄下郡箱根町強羅1320 TEL0460-2-3180
00年8月27日(日)〜28日(月)の1泊。1人1泊2食で1万8000円。小田急線箱根湯本駅から箱根登山鉄道に。終点の強羅で降り、ケーブルカー乗車。中強羅駅で降りて徒歩2〜3分。旅館前に若いおにいさんたちが3〜4人立ってて、迎え入れてくれた。

5つが満点
部屋 ★★★★★
夕食 ★★★
朝食 ★★★
温泉 ★★★★★

 温泉が透明なのとにごったのの2種類。露天風呂もあって、これはにごっている方のお湯が入っている。部屋にも、狭いながら、温泉の出るバスがある。こちらは透明。
 温泉が楽しめるのはいいが、案内された部屋が大浴場からけっこう離れた部屋だったので、浴場と部屋との往復がたいへんでした。夜は長い道のりがちょっと怖かった。家族風呂もある。でも、人気のようで、入り口前には並んでいる子供連れもいた。卓球するところもあったが、今回はやらず。
 食事は夕食・朝食とも部屋で。鮎の塩焼きがなかなか固かった。


和心亭 豊月
芦ノ湖畔の高台に位置する高級旅館。従業員の態度がとてもよい
神奈川県足柄下郡箱根町元箱根90 TEL0460-3-7788
00年8月28日(月)〜29日(火)の1泊。1人1泊2食で3万5000円(!)。インターネットで予約すると5%OFF。電話で予約したのだが、インターネットであらためて申し込むと5%安くなりますよと言われたので、電話で予約した後にインターネットでリコンファメーション(?)した。前日、中強羅に宿泊したので、そこからケーブルカーに乗り終点の早雲山まで。そこでロープウェイに乗る。恐ろしく長い行列ができており、乗るまでに40分以上かかったのではないか。ロープウェイで終点の桃源台まで。そこから芦ノ湖を縦断する海賊船に乗り、元箱根で降りる。もっとも、小田急線箱根湯本駅からバスに乗れば40分くらいで元箱根に来れる。元箱根近くの成川美術館から電話したら迎えに来てくれた。

5つが満点
部屋 ★★★★★
夕食 ★★★★★
朝食 ★★★★★
温泉 ★★★★★

 1泊3万5000円もするのでどきどき。でも値段に負けず、いい温泉旅館だったと思う。おかみさんと、若い人ばかりの女性従業員の態度、物腰がいい感じだった。
 チェックイン時には抹茶を出してくれる。部屋には掘りごたつがある。もっとも夏だったのでこたつ機能は使わなかったが。食事は朝食・夕食とも別の個室で。夕食は本格懐石料理。とてもうまい。料理がうまいので、ワインを2本あけてしまった。朝食もうまかったが、量が多かった。
 お風呂はそれほど広くはないが、全16室とそれほど客室が多くないせいか、特に男湯はあまり人がいなくてのんびりできるタイミングが多かった。部屋にも風呂はあるが、こちらは温泉ではないとのこと。
 ふとんは夕食の間に敷いてくれるが、朝はそのままチェックアウトまでふとんを上げないというのもこの旅館の特徴。朝食後も、チェックアウトタイムの11時までふとんを敷いたままのんびりできるという寸法だ。


強羅花壇
驚くほど美味しい夕食に感動。でも値段の割に部屋がやや狭い
神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300 TEL0460-2-3331
暮れも押し迫った00年12月28日(木)〜30日(土)の2泊。強羅花壇という旅館は高級料亭旅館として知られている。1人1泊2食で一番安い部屋が5万円(!)。もちろんこれまでの中では最高金額。前回(箱根・和心亭豊月)も1人1泊2食で3万5000円と高かったが、もっとすごいところに泊まってしまった。「海外旅行に行ってぜいたくしたつもり」で「えいや」と予約。最初は1日目1人5万円の部屋・2日目1人7万円(!!)の部屋しか空いてなかったが、その後キャンセルが入ったとかで2泊とも1人5万円の部屋に。
場所は強羅(ごうら)。小田急線で箱根湯本まで行き、そこからタクシーで3500円くらい。箱根湯本から箱根登山鉄道に乗って「彫刻の森美術館駅」か終点の「強羅駅」で降りて歩いても行ける。歩いて6〜7分くらい。

5つが満点
部屋 ★★★★
夕食 ★★★★★
朝食 ★★★★★
温泉 ★★★★★

 夕食が美味しすぎて★満点(5つ)を超えてしまった。さすが高級料亭旅館。部屋食なのだが、一つ一つの料理がタイミングよく出てくる。熱いものは本当に熱い状態で食べられる。
 でも部屋は、とても新しくてきれいなものの、1人5万円にしてはちょっと普通かなあという感じ。今までの経験からいくと、値段の割に広くない。まあ、料理が素晴らしいので、こんなものかな、と。檜の部屋風呂も付いていたし(ただしこちらは温泉かどうか不明)。
 大浴場の風呂は広くていい。露天もあり、こちらもけっこう広くて、でかい岩で雰囲気のいいデザイン。ただにおいや色はないので、「温泉っぽさ」は少ないかも。
 エステやマッサージメニューもあって(別料金)、妻はいくつか申し込む。足底マッサージが全然痛くなくて、とても気持ちよかったとのこと。マッサージ師は、シンガポールからわざわざこの時期だけ呼んだ有名な人だとか。
 今回は2泊。2日目は、芦ノ湖畔で2人でゴルフ練習。クラブ借りて。すげえ寒い。
 芦ノ湖の遊覧船に乗った後バスで宿に戻り、宿の温水プールへ。昼にプールでのんびりできるのも2泊だからこそ。だいたい2泊する人しか存分には利用できない利用時間(確か午後6時でクローズ)。プールにいたのは我々ともう1組のカップルのみ。彼らは優雅に読書していたので、泳いでいたのは我々だけ。
 大浴場から部屋に戻る時、坂本龍一氏と廊下ですれ違った。たぶんそうだと思うけど、違う人かな…。
 料金高いのにけっこう客は混んでて、チェックアウトの時はフロントで座れない状態でした(精算は部屋でしたのだけれども)。帰りはベンツで強羅駅まで送ってもらいました。2〜3分だけど。
 総額約26万円。


ふきや
オレンジラインを歩いた???
神奈川県足柄下郡湯河原町宮上398 TEL0465-62-1000
宿泊した日にちを忘れてしまいました(たぶん2002年)。JR東海道本線湯河原駅。
すみません、宿泊料金も忘れてしまいました。
http://www.yugawarafukiya.com/


ホテル あかね
小田原のちょっと先の湯河原温泉
神奈川県足柄下郡湯河原町宮下705 TEL0465-63-2255
02年4月6日(土)〜7日(日)の1泊。JR東海道本線湯河原駅。
1人1泊2食で1万5000円。
http://www.hotel-akane.com


お宿 向山
新しくて清潔な、マンションの一室を思わせる部屋
ベッド寝室と和室がつながる和洋室に宿泊

神奈川県箱根町強羅字向山1320-653 TEL0460-6-0551
03年6月29日〜6月30日の1泊。
新宿から小田急ロマンスカーで箱根湯本へ。
1人1泊2食で1万7000円。
http://www.ko-zan.com/

5つが満点
部屋 ★★★★
夕食 ★★★★
朝食 ★★★★
温泉 ★★★★★

 箱根湯本からタクシーで「竹やぶ」というそば屋へ。芦ノ湖の近くまで行くことになるので、かなりタクシー代かかります。このそば屋はけっこうな高級そば屋。なるほど旨い。量は少ないけど、鮮烈というか、インパクトの強いそばです。
 そこから歩いてロープウェイの駅へ。30分くらいかかった。
 ロープウェイに乗り、終点でケーブルカーに乗り換え。強羅への途中で降りて、徒歩10分弱。
 清潔で快適な旅館でした。