ムカシトカゲ目

ニュージーランド 1991ニュージーランド 1991
ムカシトカゲ(雌)
Sphenodon punctatus ♀
(ムカシトカゲ科)
ムカシトカゲ(雄)
Sphenodon punctatus ♂
(ムカシトカゲ科)


ニュージ−ランド 1969 白銅
ムカシトカゲ
Sphenodon punctatus
(ムカシトカゲ科)
(ムカシトカゲ目)

ムカシトカゲ
Sphenodon punctatus
(ムカシトカゲ科)
(ムカシトカゲ目)
ムカシトカゲ
Sphenodon punctatus
(ムカシトカゲ科)
(ムカシトカゲ目)


ムカシトカゲは2億年前に現れ、現在でも頭蓋骨にろ頂眼を持ち、寿命は100年を超える種です。トカゲに似ていますが、体の構造はかなり異なります。夜行性で昆虫などを捕食します。体温が10度程度でも活動が可能で卵生ですが卵が孵化するのに1年を要します。 ムカシトカゲは最も原始的な爬虫類で、「生きた化石」と呼ばれており、現生種は2種のみで両種ともニュージーランドに生息しています。かつては 世界中に分布していましたが、閉鎖的な孤島の条件が外敵や競争相手の侵入を防ぎ生き残ったと考えられています。人間の移住に伴って家畜やネズミが運び込まれ、環境が激変し絶滅の危機が及びました。現在は研究が 進められるとともに、法律により外敵の住まない島に集められ厳重な保護下のもと、生息数は1万頭強に安定しています。

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