エクアドル 1965 | パラグァイ 1972 |
ナナツオビアルマジロ Dasypus septemcinctus (アルマジロ科) |
オオアルマジロ Priodontes giganteus (アルマジロ科) |
パラグァイ 1969 | パラグァイ 1972 | エクアドル 1965 | パラグァイ 1969 |
オオアリクイ Myrmecophaga tridactyla (アリクイ科) |
ミナミコアリクイ Tamandua tetradactyla (アリクイ科) |
フタユビナマケモノ Choloepus didactylus (ナマケモノ科) |
ミツユビナマケモノ Bradypus tridactylus (ナマケモノ科) |
ドエディクルス Doedicurus (グリプトドン科) (貧歯目) |
オオアルマジロ Priodontes maximus (アルマジロ科) (貧歯目) |
メガテリウム Megatherium (メガテリウム科) (貧歯目) |
ホフマンナマケモノ Choloepus hoffmanni (ナマケモノ科) (貧歯目) |
貧歯目には、アリクイ、アルマジロ、ナマケモノなどが属します。
アリクイは頭胴長100〜120cm、尾長60〜90cmで、吻は細長く歯はありませんが、60cm程もある長い舌を持っています。アリやシロアリの巣の一部を強力な爪で壊し、出てきたアリ類を粘着性のある舌でなめとって食べます。
アルマジロは頭胴長40cm、尾長30cmで、胴の帯は8〜11本あります。背中側には毛がなく、鱗甲板という可動性の硬い板に覆われています。外敵に襲われたときは、脚を身体の下に入れて腹を地面にしっかりとつけ、この部分を守ります。土手などに数個の出入り口を持つトンネルを掘って生活をします。
ナマケモノは頭胴長60cm、尾はごく短く、手脚の指は分離しておらず、10cmの 長く湾曲した爪を持ちます。樹上生で昼間は高い樹冠にいますが、夜はときどき森の下層部まで降りてきます。枝にぶら下がっての生活に適しているため、地上では歩行は殆どできず、手脚で地面を掻いてやっと移動できるという程度です。