ヘスペロルニス

ラオス 1994
ヘスペロルニス
Hesperornis
(ヘスペロルニス科)


ヘスペロルニスは、体長が180cmもある首の長い巨大な海鳥で、アメリカのカンザスあたりの浅い海で魚を捕らえていました。白亜紀後期に生息していましたが、絶滅してしまいました。大きな頭と小さな歯の並ぶ長いクチバシをもっていました。同時代の他の海鳥とは違って、ヘスペロルニスは飛ぶ能力を失い、強力な泳ぎ手に なりました。それは魚のハンターとして進化した結果だと思われます。その大きな後脚には水掻きがあり、大きな推進力を得られ、退化した前脚は舵取りに使われたかもしれません。

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