アカントデス目

中央アフリカ 2014
アカントーデス
Acanthodes sp.
(アカントーデス科)
(アカントデス目)


棘魚綱は、古生代に繁栄した原始的な魚類の一群であり、上下の顎をもつ最古の脊椎動物と考えられている。約4億年前のシルル紀に出現し、デボン紀には世界の淡水域を中心に最盛期を迎えたが、その後勢力は衰えペルム紀までに絶滅した。同じく絶滅した系統である板皮類に比べて長く生きていた。棘魚綱は、シルル紀中期から石炭紀後期にかけてアフリカを除く六大陸およびグリーンランドに分布していたとみられるクリマティウス目、デボン紀後期からペルム紀後期にかけて南アメリカを除く六大陸に分布したアカントデス目、シルル紀前期から石炭紀後期にかけてアフリカを除く六大陸に分布していたイスクナカントゥス目の3目10科で構成される。

NEXT 切手へ ホームページへ