2001/5/18(金) E3初日は疲れてバタンキュー(笑)
今から8時間ほど前にE3初日(ロスの5/17)が終了しました。
セガブースは初日、10〜15時まで招待客以外は入れないクローズド・ブースを展開し、15時でいったんブースを閉め、16〜18時にさらに厳選されたお客様のみをブース内にお招きし、SOJ、SOA、セガ開発スタジオ社長が一同に介しての「プレス発表会」を実施しました。
まず、ブースの作りなんですが、高い壁でぐるりと囲まれたセガブース。入り口にはセキュリティーが立っていて、入場したくても通してくれません。事前にセガがご招待しているお客様だけは受付で入場シールを貼ってもらい、ブース内に入れるという仕組みです。とにかくもう常に「セガブースに入れてくれ」っていうお客様が受付に殺到しており、僕らみたいに受け付け業務をやっている人間はてんてこまい状態。特に、SCE、任天堂、マイクロソフト関係の方々がVIPにいたるまで多数セガブースに来られているのを受け付けていると、みなさんのセガに対する興味っていうか期待を直に感じて「やっぱ不思議な感じやけど、セガいけるんちゃうか」とか図に乗ってしまいそうです(笑)。
セガブースの表のモニターで、一応、一部タイトルの映像だけは流れているので、入場できなかったお客様がその前に座り込んで熱心にモニターを見ている姿も印象的でした。今回は”クローズド”だから仕方がないんだけど「ちょっと申しわけないな〜」って気持ちも……。
でも、入れないからこそいっそう入りたくなる、良い作戦ですよね(笑)。
展示されているソフトの一覧は、別途リリースに詳細が書かれているので書きませんが、Xboxの実機で動いている「ジェットセットラジオフューチャー」「ガンヴァルキリー」、ゲームキューブで動いている「バーチャストライカー3 Ver.2002」「スーパーモンキーボール」「ファンタシースターオンライン(仮称)」なんかは、「もうこんなに動いてるの!?」と、入場者を驚かせていました。うーん、セガは開発が早い。ずっとハードを作りながら厳しい環境でソフトを作り続けてきた苦しい経験がここに花開いているのでしょうか?(笑) 今回発表されたプレイステーション2用「K-Project(仮称)」はイメージビデオでの出展となっています。「VF4」はアーケード版の映像という形で出展。あと、ゲームボーイアドバンスの「ソニック・ザ・ヘッジホッグ アドバンス(仮称)」「アドバンス コラムス(仮称)」も実機で動いています。
今回のセガブースのテーマは「Unleashed」。どんな意味ですかと聞いたら「解き放たれた」という意味だと教えてもらって、なるほど、と(笑)。
そんなわけで”解き放たれた恐るべきソフトメーカー=SEGA”をアピールするのが16時から行われたプレス発表会。
SOA社長のピーター・ムーアの力強いスピーチに続いて各開発スタジオの社長が順番にソフトをプレゼンし、最後にSOJ佐藤社長を含めて全員がステージ上に並んだ姿はさすがに壮観! 僕のそばにいた浜村編集長も「やっぱすごい面子やな〜。オールスターキャスト、まるで巨人みたいやね!」とおっしゃっていました(笑)。ハイ、確かに阪神は辛いです、お互い辛いところですね、編集長……(苦笑)。
あ、ちなみに開発スタジオの社長で来られなかったのはスマイルビットの新井社長のみ。代理で壇上に立った川越プロデューサーはその理由を「社長は飛行機に乗れないから」と説明し、笑いをとっていたぞ(笑)。
もっといろいろ書きたいんだけど(特にDCのソフトとか)、あまりにも何もかもきちんとニュースリリースが出てしまっているので、同じことをここに書いても仕方がないからこのへんで。各リリースは、こっちをみてくださいね!
で、無事プレス発表会も終え、いったんホテルに戻ってメールをチェックしてその返信など2時間ほど作業をした後、あまりの疲れでバタンキューと部屋で寝てしまって、ようやく夜中にある程度復活してこれを書いているわけなのだ。
う〜、働き過ぎや(笑)。そうこうしている間にまた夜が明けて2日目がはじまるのだな〜。
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E3会場外壁には巨大なSEGA看板! | なかなか入れないブースの中はこんな感じ |
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中央にはモニターのオブジェが | ゲームはこのように展示されているのだ |
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