※最新の状態を表示するために再読込みして下さい。
←
セガスタ8月号
→

2000/8/28(月) 懐かしのゲーム図書館のソフトが!?

ちょっと週末は元気をなくしていた竹崎だが、週あけてそんなこと言ってられないので、とりあえず元気を出してみる(笑)。

で、今日はまた打ち合せの多い1日だったんだけど、D-DIRECTの下期の売り上げ予測会議の話をしてもみなさんには関係ないですし(笑)、気になりそうな話題を……。

ドリームライブラリ」のこれからのラインナップを検討する会議をしたのね。そしたら、大岡さんからメガドライブの「ゲーム図書館」のゲームがドリームライブラリで動くという話が出てきて(オォッ!)、思わず「やっぱ、『16t』でしょ!?」と叫んでしまった僕だったりするのだが、なにはともあれ、メガドライブ時代にモデムを使ってゲームをダウンロードしてみせた画期的なサービス「ゲーム図書館」専用に作られたソフトが、時を経て、ドリームキャストのダウンロードサービスに再びお目見えするなんざ、なんという感動的なお話でしょう!

9月から10月にかけては、けっこうリクエストをいただいていた”あのソフト”や”このソフト”も登場させようって話になっているので、「ドリームライブラリ」、ちょっと注目せなあきませんで。
ちなみに、先週末からは幻の”開発途中バージョン”の「ぷよぷよ」もダウンロード開始してるし、だんだんヘンないい感じになってきてますよ〜(笑)。

さて、週末のうちに個人サイトの方で、またもや映画の感想を3つ加えました。先週と合わせると13作分の感想を一気に書いたことになり、少しずつ役立つコーナーに近づいてきたかな、とか思ってます。これからはみなさんが「暇だからビデオでも観ようかな〜」って思ったときに参考になるコーナーを目指したいですね!(笑) 「愛のドリームキャスト劇場」の方もなんとか準備中です。……って、もう8月終わりや!(笑)

2000/8/27(日) 2日続けてぐったりしている珍しい日曜日

朝、目が覚めてまだなんとなく疲れているので、DVDで「ラリー・フリント」を観る。

この映画は、ポルノ雑誌「ハスラー」を創刊した実在の人物の不道徳でスキャンダラスながらも、信念に基づいた生き様を描いた作品で、ずっと気になっていたのである。
(脚本が「エド・ウッド」のスタッフってのも心を引くところだが!)

で、これは結論から言うと凄く好きな映画だった!
わいせつ表現の自由を主張して、法廷を侮辱するやり方がどうのこうのってのはあるにせよ、こういう信念を持って、こういう生き方をするのもまた、僕なんかがセガで仕事するのに懸けているのと同じで、そこにあるのは”ジャンルの違い”でしかない。

メチャメチャといえばメチャメチャで、非常識といえば非常識な男の生き方にちょっと感動したりする今日の僕だったりする。

さて、だらけた生活情報をお送りしてきたところで、仕事関係の話に戻しまして(笑)。

D-DIRECTで『CAPCOM VS SNK』が売り切れているが、今後の入荷の見通しは?」という質問を多数いただいたのでお答えしますね。

結論から言いますと、現在も一生懸命カプコンさんと調整中ですが、少なくとも発売日までにお届けできる形に限っては、これ以上の追加はできなさそうです。ごめんなさい。

というのも、今回からカプコンさんのソフトは「自主流通」に切り替わったため、ソフトの販売&流通はセガではなくカプコンさんの方で担当されるようになっているのです。
そのため、D-DIRECTでも一般のお店と同じように、発売日のず〜っと前に(みなさんから予約を取る前に)発注数を決めてカプコンさんに製造をお願いしなければなりません。

今回はカプコンソフトの過去平均売上よりかなり思い切った数を注文していたのですが、さすが「CAPCOM VS SNK」!
あっという間に予約が集まってしまい、その後カプコンさんと相談して、ギリギリまで追加をしていただいたのですが、さすがにこれ以上は無理だ〜ってとこまで行ってしまい、ついに正真正銘売り切れてしまった次第です。発売日以降のリピートに関しては前向きにやっていきたいと思いますので、今しばらくお待ちを。

逆に、ちょっといい話ですが、カプコンさんの格闘ゲームをするのに6ボタンのパッドは必須でしょう! ということで、近日発売のアスキー6ボタンパッド(ASCII PAD FT Special)を大量にD-DIRECTで仕入れることにしました。
「CAPCOM VS SNK」の発売を記念して「CAPCOM VERSION」「SNK VERSION」の2パターンが出るので、どちらもガッチリ仕入れます。9月上旬にはD-DIRECTにて販売開始できると思うので、続報をお待ち下さいね!

2000/8/26(土) 気怠い土曜日

結局、始発を待って、あまりの眠気に勝てず、いろんなところで乗り過ごしながら何時間もかけて帰ってきた情けない僕なのであったが、シャワー浴びて、昼くらいまで寝て、それから自宅で仕事して、ホームページを作って、DVDで映画観て、食事は1食に絞ってしかもコンビニの弁当なんて、そんな気怠い土曜日。なんか全然ダメダメじゃん(笑)。

映画は「キューブ」ってのを観た。
ひとことで言うと「謎の箱に閉じこめられてしまった人々がその箱から脱出しようとする物語」。

この映画の観点はいくつかあるのだが、まずはワンセットをいかに上手に使って映画を成り立たせるかってポイント。
登場する場面はほとんどずーっと変わることなく(壁の色が変わるくらい)、そんな中で観客を飽きさせることなく、緊張感を保ちながら90分を引っ張っていく才能は脱帽。
イコール、低予算を逆手にとった映画の作りとして秀作。

主人公達を取り巻く状況の説明もきちんとされることはないのだが、それはそれで強引に納得させられてしまい、「なぜ、こういう状況になっているのか?」という問題を巧みにすり抜けながら物語は進んでいく。
しかも、その展開の仕方が妙に数学的で知的好奇心をくすぐられるので、気がつくと物語の中に入り込んで自分まで緊張してしまっている。

ムムム……上手い! こういうのって頭が良くないとちゃんと作れないよなぁ、って思わず拍手喝采してしまう完成度の映画「キューブ」なのであった。

2000/8/25(金) 東京にある海外の作りのレストラン

毎週金曜日に初台でやっていた「D-DIRECT定例会議」の開催場所を、セガが六本木に引っ越したのを機にセガの会議室に変更した1回目。9月から導入する新しいシステムの進捗や、@baraiのWeb画面遷移の話や、いろいろな細かいトラブル対応の話や、課題は盛りだくさん。

そこでも話題になったんだけど、先週から実施中の「ドリームアイの先行予約」のことで、多数ご意見をいただいていることについてちょっと触れておきます。

そもそもドリームアイに関しては、先にモニターの募集をやっておりまして、何万人という応募をいただきながら、抽選で選ばれた数千名だけが実際にモニターをできたわけで、せっかく応募してくれてはずれてしまった方に対しては、製品版が出るときに特別待遇で先行予約できるようにしようってずっと考えていました。

そして今回、21日の月曜日にドリームアイの発売日&価格の正式発表と共に(それより先に案内するわけにはいかないので)、その対象者数万名に対して、特別斡旋のメールを送ったんです。
ただ、なんせ数万通のメールなので、すべてが発信されて受信されるまでにまる1日くらいかかってしまい、その途中でD-DIRECTでも予約をはじめたために(これも発売日より早く届けるために、早く受付開始しないといけませんでした)、D-DIRECTで予約した後からメールを受け取った方がいたんですよね。

で、D-DIRECTで「予約する前にメールをくれれば良かったのに」という声を多数いただくことになったんですが……。
先にD-DIRECTで申し込まれた方に関しましては、メールキャンペーンに乗り換えるためのキャンセル受付をさせていただいているので、ご容赦いただきたくお願い申し上げます。

やはり数万通のメールを瞬時で発信できないうちは、こういった新製品発表と共にキャンペーンを張るのはちょっと難しいなぁと痛感した次第です。でも、やはりモニターに応募までしてくださった方に特別なキャンペーンを組むのはメーカーとして当然のことなので、今後もいろいろとお客様の利益になる企画を考えていきたいなぁと思っておりますので、ヨロシクお願いします。

で、今日の出来事の続きですが(笑)、ISAOの方と3件ほど打ち合せをやったりして、夜は中さんを含め、何人かで食事をしました。
そのレストランが南青山の「NOBU TOKYO」ってお店で、僕は初めて行ったんですが、日本にあるのに外観といい、店内の作りといい、アメリカのちょっと感じの良いお店そのもので、なんだか感動してしまいました。

← セガスタTOPページへ →