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セガスタ5月号
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2000/5/8(月) 連休明けの会社

今日はGW中にあった会社の動きを聞いて、今後の方向性をちょっと考える。

それから、D-DIRECT関係の仕事をいろいろとちょこちょこやってみた。認知度アップのためにやること。お客様へのサービス向上のためにやること。D-DIRECTの独自性を出すためにやること。
少しずつ面白い展開の下地が出来ていく。
リニューアルのXデーは、2000年7月1日か……。

そういえば、近日中に「スペースチャンネル5」のうららのストラップ&キーホルダーが出るらしい。早速D-DIRECTでも仕入れの話をはじめる。うららの人形なんてうまく作れないだろうねって話していたら、すでに完成している見本が意外にも良くできていて一同驚く(笑)。でも、出来が良い分、コストも高くかかってるらしい(<そりゃそうだ!)。
あと、「サンバ DE アミーゴ」のストラップも近日入荷予定。こっちはまだ見本を見てないんだけどね。
これからも面白いモノちょくちょく入れますので、D-DIRECTをときどきチェックしてね!

2000/5/7(日) 思った通り、風邪で寝込む

なんか5月に入ってから会社で風邪が流行っていて、僕も早めに薬を飲んで風邪対策を実施中なのだが、数日おきにノドが痛くなっては薬で抑え、また痛くなっては薬で抑え……
ってやっているうちに、ついに今日は本格的に体調悪くなって”バタンキュー”と寝込んでしまいました。
でも、薬飲んでホントにほぼ1日中寝ていたので、今はノドの痛みもおさまり、ちょっと元気が回復してきた。

2000/5/6(土) 連休中に久々の飲み会

昨日にひきつづき、個人のホームページのリニューアルに半日を費やし、さらにD-DIRECTのページの一部リニューアル案を自分で作ってみて夕方を迎える。

その後、久々の飲み会。
相変わらず業界話などしながら午前3時頃まで飲んでみた。
帰ってきたらもう朝方なので、このまま寝るぞぅ……。

そうそう、3日の夜に観た「イグジステンズ」の感想を書くの、忘れてたのでここで書いておきます。

この「イグジステンズ」、アメリカでは昨年公開されている。でも、全然日本に来ないので、もうクローネンバーグ作品は日本で公開されないのかなぁ……と、思っていたのだが、このたびなんとか日本上映にこぎつけたようなので、打ち切りにならないうちにと急いで観に行った(笑)。

物語は、天才ゲームデザイナーの話題の新作ゲーム発表会から始まる。
未来、進化したゲームは、人間の脊髄に生体ケーブルをつなぎ、直接脳に刺激を与えることで究極のバーチャル・リアリティを体験できるところまで進んでいる(なんかスゴイ設定!)。
その新作発表会の途中、最前列に座っていた男が生物でできた 奇妙な銃でゲームデザイナーを撃つ。そこから物語は急展開……。

なんだけど、これがまた最近のクローネンバーグ映画らしく、暗く・重く・生々しい、3拍子揃った展開で、一般のお客さまを余裕で突き放す(?)。多分、普通の方は、なにがなんだかわからず、「なぜこの映画を観に来てしまったのか」自問自答することになりそう(笑)。

クローネンバーグの久々のオリジナル脚本という本作は、同じくオリジナル脚本だった「ビデオドローム」と似たテイストの作品。
違うのは、「ビデオドローム」よりは少しわかりやすくなった……ってところかな。
生体ケーブルをつなぐために背中に開いた艶めかしい穴、生物の部分部分をつなげて作られたぬるぬるの銃、胎盤のようなバーチャル・リアリティ・ゲームの機械……と、随所に爆発する「クローネンバーグ節」にファンはニヤリとするが、それ以外の人はどう反応したらいいのかわかんなくなるような映画。

「ヘンなもの見てみたい」「異次元世界に行ってみたい」という人は、一度試していただくのもいいかもしれませんが……(これ以上は何も言いません)。

2000/5/5(金) ちょっと驚くすごい映画

今日も早起きして、個人ホームページのリニューアルにいそしむ。
まずはTOPページのカラーリングから、ロゴマークから、メニュー構成から……何から何まで修正かけまくり。
一応、今までよりちょっとは満足度の高いものになってきた。ウン!

その勢いで、映画の感想コーナーを一気に作る。
ひとまず最近観た10タイトル分と、僕の映画に関する思い出をちょこっと書いてみた。
映画の感想は、セガスタで書いてたものに、もう少し微妙なニュアンスを加えて、オススメ度も加えて……といきたかったが、今日のところはオススメ度の部分が手つかず。とりあえず、感想部分だけアップする。
読み返してみると、ゲームに関しては仕事なだけに辛辣に書かない分、映画の感想は言いたい放題(素人のくせに)書いている自分(笑)。

そんなこんなで夕方からアカデミー賞受賞で話題の「アメリカン・ビューティー」を観に行く。

郊外の新興住宅地に住むさえない中年男レスターは、仕事にも人生にも情熱を失い、ただ漫然と毎日を生きている。当然、夫婦仲は冷え切っており、そんな両親を嫌う娘はふたりと口をきこうともしない。そんなドン詰まりの毎日が続く中、レスターが娘の親友に恋をしたことから状況は一変!
レスターが、妻が、娘が、家庭崩壊へ向けて走り始める……。

前半、ちょっとコメディっぽく見せておきながら、実は現代社会に潜むさまざまな問題をひとつの家庭の崩壊というドラマで見せる非常に優れた作品。
夫婦を演じるケビン・スペイシーとアネット・ベニングは、もう文句なしの演技を見せてくれるし、物語の構成・テンポともに申し分ない。
実はシリアスな物語なのに、あまり悲壮感を漂わせずに見せてしまうのも見事。こんな悲惨な物語がどうしてこんなにすがすがしく見れてしまうのか!? こんなにも隙のない映画なんてすごい!

「アメリカン・ビューティー」は、僕がここ最近観た映画の中で最高の完成度といえる映画だ。何も文句のつけようがない。
この前観た「マグノリア」より登場人物は少ないけど、「マグノリア」以上に巧妙に、複雑な人間ドラマをより一層深く描いていく。
「アメリカン・ビューティー」を観て初めて、「マグノリア」は確かに技術的に優れていたけど、深さがほんの少し足りなかったことに気づかされた。
そりゃあ、こっちの方が高く評価されるよなぁ……。アカデミー賞、あなどりがたし!(笑)

そんなわけで、大人の方には、間違いなくお勧めしたい素晴らしい映画です。

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