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セガスタ3月号

2000/3/5(日) 好きなときに好きな映画を観られる幸せ

僕が映画のLDやDVDを集めているのは、”好きなときに好きな映画の好きな部分を観ることができるから”なんだけど。

昨日、「スリーピー・ホロウ」を観て、映像や役者の共通点が気になった僕は、早速「エド・ウッド」のLDを出してきて観ることにした。
「エド・ウッド」は、映画作りが大好きな主人公が、残念ながら芸術的な才能にめぐまれないながらも賢明に自分を信じてひたむきに映画作りに立ち向かっていく物語。
主人公のひたむきさや滑稽さもいいのだが、彼を取り巻く仲間達がまた素晴らしく、特にかつて怪奇スターとして一世を風靡したものの歳をとって落ちぶれた映画俳優とかつてそのファンだった主人公の心の交流は非常に心にしみいる。この映画は、かなりの自信を持ってお薦めできる。僕も、もう5〜6回観ていて、毎回「いいなぁ…」としみじみ思う映画だ。
とはいえ、ここしばらく観てなかったから、久々に観てオープニングのカッコ良さにシビれた!
やっぱ、ティム・バートン、ブラボーだよ。

もうひとつ、「ピンク・パンサー」シリーズでおなじみの監督、ブレイク・エドワーズの「テン」という映画もDVDで観た。
これは、昔からなんとなく気になっていたけど今まで観たことがなかった映画で、このたび、DVDが安くなってたから買ったものの中のひとつだ。
「テン」というのは、10点満点の10点という意味の「Ten」。
42歳を迎えた人気作曲家が、あるとき見かけた10点満点の美女によって自分の人生を見つめ直してしまうロマンティック・コメディ。
意外とドタバタのギャグも多く、20年前の映画ながら今観てもなかなか面白い映画だった。
ずっと気になってたので、やっと観れてホッとした。しかも、結構面白かったし。

映画を2本観て落ち着いた僕は、買い物に横浜に出かけて、細野晴臣のYMO未発表曲という「インド」と、コシミハルの「ペリカン通り殺人事件」というニュー・アルバムを発見して喜んで買ってきたのだった。
コシミハルの音楽はとっても不思議な音楽。機会があったら聴いてみてください。

2000/3/4(土) スリーピー・ホロウとシュリ

相変わらず花粉症で苦しんでいる。
飲み薬と目薬を常用しているが、やはり日によっては花粉が多いらしく、そうとう調子が悪い……。

そんな不調を吹き飛ばそうと、自分にとっての”元気の素=映画”を観に、また今日も映画館に行ってみた。
上映スケジュール一覧を見て、今日は「スリーピー・ホロウ」と「シュリ」を観ることに。

「スリーピー・ホロウ」は、僕の大好きな監督のひとりティム・バートンのちょっと久々の映画だ。前作はオールスターキャストを超無駄に使ったハチャメチャSF「マーズ・アタック!」。僕は大笑いして観て、火星人のフィギアまで買って入れ込んだのだが、アメリカではコケて大変……
という話をきいて、次作は大丈夫なのかと心配していたものだ(<こんな遠くで何の影響力もない日本人に心配されても困るよな、バートンも!)。

今回の「スリーピー・ホロウ」は、ゴシック・ホラーであり、推理サスペンスでもある、なんとも不思議な映画だった。
単なるお化け話か、それとも推理モノなのかどっちなんだろうと思って映画に臨んだが、その両方をうまくミックスして映画に仕上げた手腕はなかなかスゴイ。
映像の雰囲気から音楽まで、すべてティム・バートンらしい出来。
小道具も「らしく」て、微笑ませる。俳優も良い。
不思議な器具を身につけたジョニー・デップのおかしさ(エドワード・シザーハンズをほうふつとさせる)、クリストファー・ウォーケンのなんともいえないカッコ良さは特に好ましい!

ただ、じゃあ万人が観て面白いかというと、やはりこれも厳しいかなぁ……と。映画の性質上仕方がないのだけど、観客にカタルシスを与えるタイプの映画じゃないから。でも、この監督にしては全体としてメジャーっぽい作りになっている気もするんだけどねぇ……。
ティム・バートンの過去の映画を観て、あの独特の絵画のような美しい映像に心が惹かれた人は、映像を見ているだけで楽しいと思います。

で、一方「シュリ」の方は、周りの人が妙に勧めてくれるので(笑)、観てみようと思った映画。もともとアジア映画系はあまり観ないんですよ、僕は。
これも結論から言うと、なかなか良い、面白い映画だった。
「スリーピー・ホロウ」より一般受けもしそう。

アクション、緊張感、ラブロマンスと娯楽用要素がそろった、なかなか贅沢なお話だし。ただ、エピソードのひとつひとつがどっかで観たようなとか、どっかで聞いたような……って風に感じるのだけが残念なところかなぁ。
ただ、王道を行って面白い映画を作り上げることはすごいことだよね。感心しました。

で、帰ってきてクシャミをしながらこれを書いている竹崎なのであった(笑)。全然、不調は吹き飛んでないやん……。

2000/3/3(金) 終日外出外回りDAY

今日は、また仕事の引き継ぎで、いろいろ一緒に仕事をしていただいている会社をまわったりした。

みなさんから寄せられた「D-Direct」への意見を参考に、いろいろな改革をしようとしている。
まずは「何がどこにあるのかわからない」と言われるTOPページの作りから少しずつ変えていって、やがては受け取りの利便性アップ、「D-Direct」ならではの特典充実などを図っていきたい。
ポイントバンクのメンバーになって「D-Direct」を使うとより多くのポイントが貯まるが、その使い道としてもっとも支持されているのがオリジナルグッズとの交換だということなので、そのへんのニーズにも応えていきたいと思う。
引き続き、ポイントバンクへの参加、「D-Direct」への意見をお願いします!

今日は終日外出だったが、この前買った「Librettoff」(ノートPC)のおかげで外でもメールのチェックができて便利。
外出が増えたのに、メールのチェックはよりきっちりとできていたりして……(笑)。

2000/3/2(木) 試験の緊張感は心地よい

今日は、4年ぶりくらいで試験を受けた。
「試験」たって、受験してるみんなに比べればなんてことない試験なんだけどね。会社の中の試験だし。

こういうこと言うと「え〜っ!?」って思う人もおられるかもしれませんが、試験を受ける前の自分の緊張感や試験が始まる時のその場の空気が張りつめる感じがとても好き。
辛くて胃が痛くなるのと同時に、なんだか不思議に心地よい。
受験生の時も、寒い中、息を凍らせながら試験会場へ向かうのが、なんともいえない気分だった(「楽しい」ってのとは違うんだけどね……)。

社会人になって定期的な「試験」や「受験」から解放された後も、毎日を仕事に追われて漫然と生きていく自分に時には緊張感を与えたくて、資格試験を受けまくっていた時期もあった。
(おかげで、情報処理や電話工事や英検や無線や今では内容を忘れてしまったような資格をいくつも持っている。)

また、そろそろなにか試験を受けた方が自分の中にメリハリができるのかなぁ……なんて、今日は思った。

仕事の方は、今日もバリバリ引き継ぎ中。
新しい仕事の方もだんだんとウォーミングアップができつつある。
もうすぐ走り出す……つもり。

2000/3/1(水) 引き継ぎの3日間

そんなわけで、前任者から「企画調査チーム」の業務引継をやってます。

今日は、「トゥナイト2」の取材にも来ていただいたんだけど、僕はもうパブリシティ担当じゃないので、南雲君が出演していました(笑)。
放送は明日かな?

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