2000/3/11(土) まさかそんな
昨夜からおなかが痛かったり、頭痛がしたりとナンか変だなぁ……と思いつつ。一昨日から急におかしくなった(音が聞こえなくなった)携帯電話を機種交換しに(修理より機種交換の方が早かったので)行ったりしてる間もフラフラで、鏡を見るとすごい顔色した自分がいたりして、「どうしてこんなに体調がおかしいんだろう!?」と、「マグノリア」を観に行くのは断念して家に戻った僕だった。
おでこを触っても首を触っても冷たいのだが、念のために熱を計ってみたところ、38.4度……。「こんな冷たいのに、何故?」とか思いつつも、解熱剤を飲んで、ずーっと横になってました。
ただ、あまりの調子の悪さに午前中寝ていたので眠ることもできず、とりあえずDVDやLDで寝ころんだまま次々と映画をかけ、結局眠るまでに「オースティンパワーズ デラックス」(元気がないときはバカな映画を観よう!)、「ティコ・ムーン」(熱が高いときこそ不思議な雰囲気の映画を観よう!)、「プラン9・フロム・アウタースペース」(無理矢理眠ってしまうようなつまんない映画を観よう!)……の3本の映画を立て続けに観てしまいました。
「オースティンパワーズ デラックス」は、まぁ、前に映画館で観た時に感想を述べたとおりの映画なんでここではいいとして。
「ティコ・ムーン」は、映像のこだわりを感じるクールでアーティスティックな映画でした。エンキ・ビラルという監督の映画だということですが、僕は今回が初めて。物語がわかりやすいでもなく、感動的というわけでもなく、なんとも言い難い不思議な魅力を持った映画。普段は観たいと思わないけど、ある瞬間にたまらなく観たくなったりするんだろうなぁ…このテの映画ってね。
「プラン9・フロム・アウタースペース」は、先週観ていた「エド・ウッド」の主人公である本物のエド・ウッドが監督した「史上最低の映画」とも言われているSF映画。以前、字幕なしで観ていて途中で眠ってしまったものだが、今回は字幕ありで観たのと、先週観たばかりの「エド・ウッド」で描かれていた場面と本物の映画とがあちこちでシンクロするために、なんだか興味深く最後まで観てしまった(笑)。
その後、再度薬を飲んで、今度はホントに眠りました。
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