2000/3/19(日) こんなに面白いとはビックリ!
昨夜は「橘会」で朝帰り。朝7時に眠りについた僕は、すでに12時には家を出て、映画館に向かっていた(でも、眠かった……)。
次の週末から3週末連続のイベントで映画を観に行けなくなるから、今週末中に、出来る限り映画を観ておかなくてはならないのだ!(笑)
今日は、「なんだか面白いらしい」と評判の「トイ・ストーリー2」と、「なんだかつまんないらしい」と評判の「ダブル・ジョパディー」の2作。
さて、「トイ・ストーリー2」なのだが、ハッキリ言って”衝撃を受けた”と言っていいほど面白かった。笑い転げたし、隅々までよくできた映像も、CGアニメーションだということを忘れさせるほど良くできた脚本も、なんかすべてがスゴかった!
子供が観たら子供なりに、大人が観たら大人なりに、CG好きな人が観たらCG好きな人なりに、マニアックな人がみたらマニアックなりに、すべての人が楽しめる、娯楽作品のお手本のような作りに感心。
映画でもゲームでも、「フツーの人が楽しめて、マニアックな人が見るとまた細かなところでさらに楽しめて、マニアックな部分はわからなくてもフツーの人には気にならない面白さの実現」というのが”一番難しいけど、一番素晴らしい”と僕は良く言っているのだが、「トイ・ストーリー2」はまさにそんな作りで、しかも実に高い次元でそれを実現しているので”降参”です。最高です。
ゴールデン・グローブ賞のコメディ・ミュージカル部門で最優秀作品に輝くのもごもっとも。一般映画のコメディものに一歩もひけをとらない見事に面白く、感動的な映画でした。珍しく絶賛……だと嘘っぽい?(笑)
で、お待たせしました「ダブル・ジョパディー」ですが、聞いていたほどひどい映画ではなかったよ。ただ、最初に「こうなるだろうなぁ」と思った通りに寸分違わず展開する起伏のないストーリー展開、最後まで一瞬たりとも意外な展開がないこと、派手さがないこと、そんな部分が評価を落としている理由かなぁ…と思った。
”同じ罪では2度罰せられることはない”という法律を映画にしようと思ったアイデアまでは良かったが……。
フツーにちゃんと出来てるんだけど、特に秀でたところがないので平均的な映画になってしまったという印象を受けました。
そんなわけで、1作目は「CGでまるまる映画をつくっちゃうなんてスゴイスゴイ!」って程度の印象しか残らなかった「トイ・ストーリー」の予想外にスゴイ続編に感心した1日でした。
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