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セガスタ1月号

2000/1/5(水)

みなさん、あけましておめでとうございます!
2000年問題など、いろいろ心配の多い年末年始でしたが、多分、その対策に関わった世界中のたくさんの方の努力のおかげで、何事もなく新しい年が迎えられましたね。

さて、今日は、年末年始休暇期間(12/30から1/4まで)の報告をまとめてお届け!
……とは言っても、休みなんで、ドリームキャストに関して新しい情報が出てきたりなんてことはなかったです。
だから、個人的な話しかないッス。

まず、年末。
プライベートな話なので多くは語れないですが、年末は友達(といっても、全然親しくしてなかった人なんですが)同士が起こしたトラブルに巻き込まれるような形で、けっこう精神的に参ってしまい、ヘトヘトになりました。
仕事とはまったく違った疲れ方で……。
でも、年内に一応の解決をみたのでホッとした。他人を大切に、自分も大切に!

そんなんで、細かなやるべきことがすべてスケジュールずれとなり、家からほとんど出ることのない年始が実現(笑)。

成果といえば、この「セガスタ」が年末年始に更新できないために、サービス精神(笑)で、個人のホームページを立ちあげたことかな。
「2000年1月1日に年賀状をアップする」と予告してしまったために、31日はもう大変。特に、新しいツールでホームページのアップロード・テストをしていなかったため失敗の連続!
だんだんと0時が近づく中、泣きそうになりながらの作業でした。(いやぁ〜、まいった、まいった。)でも、間に合ってヨカッタ。

個人のホームページは、この休暇期間中に「中継ぎ」をするために立ちあげてみたんですが、休みに自宅からサーバーにアクセス&更新できるのもちょっとした魅力なので(会社のサーバーは、自宅からはいじれないので)、そこはそこで「あくまでも竹崎という個人のホームページ」として続けてみようかなぁと考えています。

SEGAのホームページにある「セガスタ」は、あくまでも「SEGAの竹崎」のページで、個人のホームページの方は、あくまでも「竹崎という1個人」のページとして、相互リンクしながらやっていけば、去年よりもっと面白いことできるんじゃないかなぁなんて思ったりして。
でも、考えようによっては、今までよりさらにやることが増えて、またしても「イバラの道を歩む」のかぁ……という気がしないでもないんですが(笑)。
ま、せっかくSEGAも「ネットワーク・エンターテイメント王国」なんで、ホームページってのもこのネットワーク時代の大切なコンテンツであるが故に、とりあえずがんばれるだけがんばってみます。
…ので、みんな、ヨロシクね!(笑)

そんなわけで、この6日間の休みは、「友達トラブル>家事>ホームページ制作>ちょこっと映画」という、…なんか…パッとしませんね〜(笑)、そんな日々を過ごしました!

さあ、ここで映画の感想、まとめていきます。

『エンド・オブ・デイズ』
1999年末にサタンが蘇り、地球に「滅亡の日」がやってくる、というお話。
物語の背景がキリスト教的世界観に基いているので、日本人の多くには馴染みにくいかも。
「アクション映画」としての面白さだけを求めるならちょっと物足りないし、ストーリーがメチャ面白いというわけでもないので、あまり期待が大きいとツライかも。
SFXも最近はあのくらいフツーだし。
でも、僕は何気に観たので楽しかったよ。

『ファイト・クラブ』
この映画の監督、デヴィット・フィンチャーの作品は、観る前は面白そうだけど、観たら結構つまんなかったりする。
MTV出身とかいうだけあって、映像のギミックはちょっと面白かったりするし、なんか意味ありげに映像を見せていくのが上手いなぁと思うんだけど、いつも後半で「なんじゃ、この展開は!?」とあきれさせられる。
「エイリアン3」もイマイチだったし、「セブン」も面白そうなのに後半わかっちゃう&後味悪い&ツメ甘いし、「ゲーム」は僕の個人的ワースト映画3本に入る思い出の作品。
で、「ファイト・クラブ」なんだけど、話の導入はなかなか面白い。
だんだんと話が盛り上がっていくんだけど、「この後どう始末をつけるんだろう?」と思っていると、またしても「え〜っ?」てな感じで終わる。面白い設定は考えたけどオチまで考えずに作りました的な展開が今回も残念……。
なんか、本当に残念な監督のような気がしてきた。

『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』
人生最悪。こんなに映画を観てツライ思いをしたことは1度もない。というか、35年間生きてきて、これほど辛い体験をしたこと自体、そうそうあるもんじゃない。
学生時代は「ホラー映画マニア」とか呼ばれた僕が、映画を観てとてつもなく気分が悪くなり、冷や汗をタラタラ流しながら、鳥肌まで立って、吐きそうになりながら「早く終わってくれ〜!」と心の中で叫ぶ日が来ようとは!
でも、それは映画の内容のせいではない。
事前に情報を得てはいたのだが、この映画の、あまりにも手ブレしながら動き回る粒子の荒い映像に(車酔いすらしない僕が)酔って吐きそうになってしまったのだ……。
これから観る人は要注意!

この映画は、いわゆる素人の手作り作品が上映される映画祭などで上映される分には十分楽しめる作品だと思うが、一般映画としての完成度はとてつもなく低い。内容は全然なんてことない。
ただ、この映画の企画は面白い!
「低予算で、いかに面白い映画を作るか?」という問いに対する、見事な一手法の提案だと思う。
さらに上手かったのは、この映画を「実際にあった話」として宣伝したアメリカ公開時のスタッフ。インターネット等をうまく使って噂を広めた話題作りは(それがやっていいことか否かは別にして)凄かった。
確かに、「実際に魔女の森で失踪した3人の学生が残したフィルムを編集したドキュメンタリーだ」と言われれば、この映画は興味深々である。
中味がどうあれ、そう思って見てると最後まで興味は引かれるし、最後がどうであれ、「あの後、何が起こったのだろう?」と何ともいえない気持ちで劇場を後にすることができると思う。
でも、既に「ドキュメンタリーを装った作り話」だとバレている現状でこの映画を観る価値があるかというと、僕には「ある」と言えない。
ただ、めったに見れない映画であることは事実だ。

今日は長くなっちゃったので、これでおしまい。
他にDVDやLDで何作か見たんだけど、それはまたの機会に。

最後になりましたが、今年もよろしくお願いいたします。

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