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セガスタ10月号

1999/10/29(金)

最近、年末年始のソフトに関するいろんな準備でバタバタになってるのですが…そんなわけで、今日も朝5時過ぎに帰宅。2日連続活動のため、かなりヘバリ気味(笑)。
昔は3日くらい徹夜しても全然ヘーキだったのになぁ。なんか歳とったって感じだぜ(<哀愁…)。
でも、一応週末だし、別にお酒飲んで酔って帰ったわけでもないから、今から少しばかり「やきゅつく」をエンジョイするぞ!今、僕の阪神は20年目の終わり。「つくろう選手」でエディットしてみた竹崎投手(笑)が2軍での3年間の下積みの成果か、今シーズン1軍デビューしたばかりで最高防御率&最多勝利を獲得しそうな勢い。このシーズンオフには同じく「つくろう選手」の本上まなみ外野手をチームに加えて3年間修行の予定。(いや、昔の爽健美茶のCMが好きだったんだよな〜。ナイツのCM作るとき、本上さんが候補になって、個人的には押したかったが、個人の好みを発言するのもなんだなぁ…と思って、黙っていたこともあったな。こんなことをここに書いてる方がよっぽどカッコ悪いけど!)

今日は、昨今の自分達を取り巻く状況を整理して明日以降の仕事のクオリティをさらにUPするための話をしたりしました。(<なんのこっちゃ)

あと、中さんがパブチームにできたての「チューチュー」のCMを持って来て見せてくれたりした。「おおっ!」…っと思ったが、詳しくはここでは話さない方が良いね。ウチのチームの、特に女性陣には大好評でした。(その女性陣のひとりが、今日はフードにウサギの耳がついている服を着てきて、あちこちで話題を呼んでいた……。驚いた…。)

午後、「シーマン」の書籍を出版していただいた幻冬社さんに打合せに行きました。(「ジャン=ポール・ガゼーの日記」は定価1000円で発売中です!)
で、その帰りに、(またもや品川駅構内のショップで)「死霊のえじき」というDVDをサクッと購入(便利すぎるぞ、品川駅!)。「死霊のえじき」とは、ジョージ・A・ロメロ監督の「ゾンビ」シリーズ第3弾で、1985年の作品。以前、LDが発売されたものの、数が少なかった上にすぐ廃盤になったらしく、僕は手に入れることができなかった。一度だけ、中古LDショップでプレミア価格3万円とかになっているのを発見したものの、持ち合わせがなく見送り、その後、2度とお目にかかることはなかった。僕は、中古LDが置いてある店を通りかかるたび、ず〜っと「死霊のえじき」をさがして10年以上になるのだが、このたびめでたくDVDとして世に出てくれて、とっても嬉しい。
10余年を経て「死霊のえじき」を「いつでも観ることができる」状態になったよ。当時、映画館で3回観て以来かなぁ…。ゾンビがあふれかえって人間の方が少なくなってしまった世界で、それでも人間は自分達で殺し合いをしてしまう…という物語に、なんとも言えない気持ちになったのを昨日のことのように思い出します。

そういえば、一部で話題になっているので書いておこう。
「ファミ通DC」12月号のスケジュール表で、「SegaGT」が「2000年1月発売」となっていますが、これは編集部のミスで、正しくは「今冬」です。相沢編集長、しっかり頼んます!
あと、ネットで「セガのある人に聞いた話だと…」って話題を見かけますが(書いた本人に悪意はないかもしれませんが)、正しくない情報が多いので、不確かな表現の情報をそのまま信じて広めるのはやめてくださいね!
根も葉もない話がネット上で広がって、それが実現されないことに対するクレームを受けたこともあるし……。困った時代ですね、便利なんだけど。

1999/10/30(土)

……のってたな、やっぱ。(<10/28の続き)しかたがない。問い合わせがくる前に、作るか、ニュースリリース……。

今日は、自宅で1日PCに向かって資料のたぐいを作っていました。

ひとつは「チューチューロケット!」の年内の記事展開計画とそのスケジュール&お願い資料。月曜には各ゲーム誌の方にお渡しするものです。
どんなものかというと…ですね。
発売日以降、買ってくださったみなさんが「チューチュー」で遊んだり、パズルモードを解いて行くとして、行き詰まったときにゲーム雑誌の記事が助けになったり、ちょっとやる気がなくなった時に面白そうなネタが載ってて、またやる気が出てくれるような…そんな有意義な記事展開がゲーム雑誌でできればいいなぁ、と思って立てる記事展開スケジュールです。
「この時期に、ゲームのこの部分までを明らかにして、こういった形でヒントを読者に与えたいので、ご協力ください。」
……みたいなのが週単位で書かれていてね。
まぁ、分かりやすく言うと、ソフト発売日に雑誌を読んだらゲームの最終面まで載ってたなんてショックなことが起こらないように、発売から日が経つごとに先が明かされていくようにガイドラインを作るようなもんですわ。
「チューチュー」は攻略本の発売予定がないので、パズルで行き詰まってピアンを出せないで困った…なんて人が出ないように、ね。(まぁ、ネットにつないでいる人はBBSで情報交換できるから大丈夫かもしれませんが。)
最終的に、雑誌で取り上げていただけるか否かは編集部判断なんですけれど…。
発売後は、みなさんが作ったパズルも募集していきたいですね!

次に「ドリームキャストのネットワーク機能について」という資料。「ネット端末として特化して見た場合のドリームキャスト」についてわかりやすく解説した資料です。
「ネットもできるゲーム機」としての記事はしばしば書いていただいているものの、「ゲームもできるネット端末」としてポケボーの横に並べて載ることは少ないので、ぜひそちらでも取り上げていただければ……と思って。

そして、もうひとつは新作のニュースリリース。
どうもいろいろと説明が必要なソフトなので、苦労しました(笑)。
そのうち発表予定……。

ほかにもいくつか資料を作ったんだけど、PCの前で12時間くらい座ってたので、このセガスタを最後に今日は終わりにしよう。
ニュースリリースや、記事展開スケジュール、さまざまなパブリシティ用資料、セガスタetc.…僕ってめちゃめちゃ大量に文章を書く人生を歩んでいるなぁ……。

1999/10/31(日)

昨夜、眠る前にDVD「死霊のえじき」を観ました!
ジョージ・A・ロメロの「リビングデッド」シリーズは全3作ありまして。
1作目「NIGHT OF THE KIVING DEAD」
   (邦題:ナイト・オブ・ザ・リビングデッド)
2作目「DAWN OF THE DEAD」
   (邦題:ゾンビ)
3作目「DAY OF THE DEAD」
   (邦題:死霊のえじき)
1作目で「米軍が打ち上げた人工衛星が地上落下の際に発した放射能が安らかに眠る死者をよみがえらせ」てから、2作目、3作目とどんどん地上の「生ける死者達」の数は増えていき、3作目では人間の方が少なくなってしまった世界を描いています。このシリーズはホラー映画として良くできている上に、ちょっと考えさせられる部分もあったりして結構気に入ってます。

さてさて。10数年ぶりに観た「死霊のえじき」なんですが……。
なんと残酷なシーンがカットされたバージョンでした!
この映画が上映された当時はホラー映画がブームだったこともあり、特殊メイクアップ・アーティストのトム・サビーニがありとあらゆる技術を使って、人体の破損するシーンをリアルに描いていたのがひとつのウリだったのに……。
いや、残酷なものが見たいっていうのではなく、元の映像が切られているというのが残念で、しかもそのカットの仕方がひどくて、突然「ブツッ」と切られて次のシーンへ飛ぶ。
バックに音楽が流れているのも「チャララ〜ブツッ! ジャジャ…ブツッ!」ってな感じで切れぎれになってて、「残酷なシーンをきちんと編集しなおした」のではなく、「残酷なシーンだけ切って、前後をつなげただけ」というお粗末なものになっていました。
これが「プロデューサー自らが編集した最終バージョン」というなら、そのプロデューサーには作品に対する愛がこれっぽっちもないんじゃないかと思って、非常に悲しい気持ちになりました。(ちなみに、プロデューサーは監督とは別の人物でした。)
ずっと手元に欲しかった映画が手に入ったのはとても嬉しいのだけど、このカットのされ方を見て悲しい気分になる…とても複雑な思いです。やっぱ、再び中古LDを探さねばなるまい。(みんなも見つけたら教えてね!<人に頼るなよ…)あ、でも「死霊のえじき」のDVDを発売してくださった方には深く感謝しています。上記のようなほんの一部を除いては、問題なく映画を楽しむことができましたから。(もとのバージョンも発売していただけたら、絶対買います。)

話かわって。起きてからなんですけど…。
また映画館に行ってしまいました。
観たのは「梟の城」と「プリティ・ブライド」の2本。

僕はあまり邦画を観ないので、「日本映画ならではのエンターテイメント」を期待して「梟の城」を観ることにしたのですが、まぁ…なんというかフツーな映画でした。
登場人物が多くて、人間関係がわかりにくいので、よく注意して観ないとわけわかんなくなりそうな映画でしたね。面白くないってわけじゃないんですけど…。

「プリティ・ブライド」は「プリティ・ウーマン」に引っ掛けた邦題で、マーケティング的には正しいと思いますが、原題の「Runaway Bride」があまりにピタリとハマってる分、なんだか残念ですね(笑)。
さて、この映画は原題通り「結婚式の場で逃げてしまう花嫁」を描いたラブコメディで、ジュリア・ロバーツがまたしても憎めないトラブルメーカーを好演しています。そして、結婚式をドタキャンし続ける彼女を取材する記者を、意外に嫌味なくリチャード・ギアが演じており、それなりに説得力もあり、笑うところもあり、なかなかの完成度。
「ノッティングヒルの恋人」と比べると、笑えるという面では「ノッティングヒル」の勝ち、物語の説得力では「ブライド」の勝ち…といったところでしょうか?
それにしても、この2作でのジュリア・ロバーツは非常に素敵な女性に見えました(昔は、なんか苦手だったんだけど)。「ベストフレンズ・ウエディング」あたりから良くなってきたよなぁ。もひとつ。今日も、この映画を男ひとりで観てたのは浮いてたなぁ…(奥さんは先に友達と観ちゃってるので)。

帰宅後は、またちょこっと仕事してるんだけど、途中でこれを書いています。この金・土・日の3日分の『セガスタ』は、結構、文章が多かったね。
読んでいただいて、ありがとうございました!

最近うれしかったこと。
音信不通だった友人から久々に連絡があったこと。

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