セガスタ9/7号(2/5)

セガサターン
『ソニック3D フリッキーアイランド』
発売日決定!

●いや〜、ホントにお待たせしましたっ!

 7月号でもちょこっとふれていた『ソニック3D フリッキーアイランド』の日本版がついに完成、今度の10月14日に緊急発売されることになりました。いや〜…良かったよ、幻にならなくて。マジでホッとした。(正式に発売できることが社内で決まったのが9/1の夜だったんですよ…。嬉しかったなぁ!)

 もともとこのソフトはDC『ソニックアドベンチャー』が発売されるときにSS(セガサターン)ユーザーへのプレゼント(っちゅうか、なんちゅうか)として同時期に出そうとしていたもの。それが7月号でも触れたような紆余曲折を経て、なんと『ソニックアドベンチャー・インターナショナル』と同時発売ということになってしまいました。これだけずれてもやっぱDCソニックと同時発売になるとは……これも運命のいたずらでしょうか?

 ちなみに『ソニック3D フリッキーアイランド』とは、もともと16ビットのゲーム機「メガドライブ」(の、海外版)のために企画されたゲームで、同時にセガサターンでも発売されました(ただし、どちらも海外のみ発売)。ゲームとしては、クォータービューのマップの中をソニックを操り、とらわれたフリッキー達を助けながら進んでいくというアクションもの。SS版だけの特典として3Dのスペシャルステージがあったりします。128ビットがどうのこうの言ってる現在となっては多少シンプルすぎるゲームだと思う方もおられましょうが、やっぱソニックファンとしては押さえておきたい逸品です。(というか、僕自身がどうしてもSSで持っておきたいソフトだったりして…笑)

 価格はセガサターン&ソニック応援ありがとうプライスで3800円(税別)。お近くにSSソフトを扱っているお店が見つからない場合は、セガのオフィシャル通販『ドリームキャスト・ダイレクト(http://www.d-direct.ne.jp/)』をご利用ください!『ダイレクト』なら、まだまだSSソフトを取り扱っていますよ。(あ、でも現状では予約はできないそうです。できるようになってほしいのでお願い中・・・)

4 WEEKS 4 TITLES
ENJOY 4(for) SONIC TEAM!

●というわけで、9/3からスタートした「毎週金曜日、4週連続でソニックチームの新作を発表する」という企画はもうご存知ですね!? 世の中「3枚同時」とか「こんどは2枚」とか「今度はアルバム2枚同時」とか大騒ぎなので(全部買ってしまう私…)、そろそろゲームとしてもラルクやglobeに負けずになんかやらかさなければっ!!(なんてね。)

 ひとまず1週目は軽く肩ならしで『ソニックアドベンチャー・インターナショナル』からスタートしていますが、このあと急転直下、意外な(?)展開がやってくる!?

 「ゲームの面白さって何だろう?」ソニックチームがゲームの面白さの原点を見つめなおした新しいソフト展開。毎週金曜日にはソニックチーム・ホームページ、「週刊ファミ通」「ドリームキャストマガジン」等を要チェックだ!

 また、先にも書いたようにこのうち1作はJAMMAショーで展示されるし、9/18〜19のTGSでもソニックチームのステージで中さん自ら作品紹介をおこなうぞ!(TGSの進行役は不肖・わたくしがさせていただく予定でござる。時間は両日ともに14時20分ごろ。ただし、イベントスケジュールは急に変更されることがあるので、当日早めに来て確認してくださいね。)関東地区にお住まいの方、たまたま(または狙って)この時期に関東地方に来ている方は、ぜひイベント会場にも遊びに来てください!!

 個人的な意見になっちゃうけど、僕は今回の一連のソニックチームの動きや考え方に非常に共感しているひとりで、今、ソニックチームと仕事していてとっても楽しいし、なんだか嬉しいのだ。やっぱゲームを遊ぶときってHAPPYな気分であってほしいじゃん。今回の「ENJOY 4 SONIC TEAM」というキャッチコピーの意味は、4作品全部を見たときに必ず実感できると思うし、そうであってほしいなぁ…と思います。みんなでソニックチームを楽しもう!

ところでその
『インターナショナル』って?

●で、その『ソニックアドベンチャー・インターナショナル』なんですが、これは10/14のヨーロッパでのDC発売(当然、『ソニック』も同じ発売)に合わせて、全世界標準バージョンとしてリリースされるものです。少し先行して9/9に発売されているアメリカ版も同じバージョンなので、日米欧どこでもまったく同じソフトで同じ条件で競争ができる仕様となっています。つまり、全世界の人が同じ舞台でタイムアタックできる、と。実際、今度の『インターナショナル』では、タイムアタックの結果を登録する先は「全世界共通のホームページ」となっているので、競う相手は「全世界」なのです。

 ちなみに、全世界対応なのでソニック達がしゃべる言葉は英語&日本語の2ケ国語、字幕は5ケ国語分を用意。日本版発売から1年近く経っているので、よりスムーズなカメラアングルなど細かい部分は結構調整しなおされていたりします。

 ちなみに、先行発売されていた日本版からは、残念ながら「全世界タイムアタック」に参加することはできません。なぜなら、日本版とインターナショナル版は、カメラやコースの再調整によって条件が異なり、同じタイムでクリアすることができないからです(逆に言うと、現在行われている日本版のタイムアタックにインターナショナル版から参加することも同じ理由でできません)。

 『ソニックアドベンチャー・インターナショナル』は、10/14に5800円で発売。従来の『ソニックアドベンチャー(日本版)』と入れ替わって、今後は『インターナショナル』が通常の『ソニックアドベンチャー』となります(同時に日本版は絶版となり、10/14で店頭から姿を消す予定です)。完全な商品入れ替えとなるため、価格は変わりません。悪しからずご了承くださいませ。でも、次の作品で……。

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