泌尿器科医・木村明の日記


日銀の貸借対照表


[木村泌尿器皮膚科公式ブログ](2012年春)


日曜日は暑く、テニスは嶮山で3セットのみ。生田テニスはサボりました。
で、自宅で真面目に日経新聞を読んでいました。
日銀の国債引き受け額が、発行日銀券を超えた、
日銀はルビコンの川を超えた、という記事を読みました。
発行日銀券は、日銀にとっては負債である、という内容が良く理解できないまま、いろいろググっていたら、
日銀の貸借対照表なるものを見つけました。
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それで何が分かったの?と言われると、まだ何もよくわからないですが、
日銀も株式会社ですから、日銀券を無制限に発行して、負債を増やすことはできない、
なので、日銀券をヘリコプターからばら撒くことはできない、
国債保有額が、お札の総額を超えてはいけないという、自主ルールは
赤字国債を日銀が引き受けて、その分、国民に(減税という形で)日銀券をばら撒いて、 その日銀券が、経済活動にしっかり使われるのなら、OKだけど、
すぐ貯蓄に回されるだけなら、その国債は経済にとって有害、ということでしょうか?
ユーロ危機では、韓国のウォンは安くなるのに、円は逆に高くなるのは日銀券が信頼されているからでしょうが、
日銀がルビコンの川を超えたらどうなるのか、円安に向かうのか、
仮にまた2008年のようなウォン安による韓国の金融危機が起きた時、
日本は韓国に救いの手を差し伸べられるほど、円(日銀券)にまだ価値があるのか、とか、
これからいろいろまだ勉強しないと、日韓の力関係が変化したのかも理解できないなあ、と
経済や金融のこともちょっと勉強しようと思た日曜日でした。
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