元気になりました
[木村泌尿器皮膚科
公式ブログ]
秋の日はつるべ落とし、とか、秋の夜長、とか言いますが、夜が長いのは秋ではなく、冬至の頃。
秋分の頃は、毎日毎日、どんどん日が短くなるから、秋の日はつるべ落とし、ということになるわけです。
月曜・火曜は、計画停電を気にしながらも、可能なかぎりクリニックを開きましたが、
患者さん数は、いつもの7割。
火曜の朝は、4号機でも放射線漏れの報道が。
地震津波による被害の後、放射線漏れによる重大な健康被害が現在進行形なのに、
私がやっているのは、
PSA検診で前立腺癌を見つけたり、
排尿困難・頻尿で困っている人に、薬を処方するだけ。
私が仕事をしている意義はすごくちっぽけなことなのかなあ、
なんて、考えていました。
落下傘開業してから、いかにクリニックを軌道に乗せるか、そのためにできるSEOは何か、ばかり考えて来たわけですが、
クリニックを開いていても患者さんがいらっしゃらない状況下、
原発の報道を聞きながら、私が存在している意義はあるのか、
なんてしばらく考えたこともなかったことに思いを巡らせていました。
映画「アルマゲドン」のように、命を賭して、原発を止めにいく、なんてことも出来ませんし。
でも、今日は一転元気になりました。
原発で起こっていることが、「アルマゲドン」ほど悲惨ではなさそうなことがわかったのと、
当院が計画停電地域から外れていることがわかったこと、
今日の患者数が平均的患者数に戻ったこと、
などからです。
秋分は過ぎて、冬至が近づいている、これ以上悪くはならないだろう、という程度の希望ですが。
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