第126回神奈川県皮膚科医会@ホテルセンチュリー相模大野


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相模大野での会に参加するのは2回目。

相模大野は小田急江ノ島線と小田急小田原線が分かれる駅で随分遠くの駅、という印象を持っていましたが、なんとジョギングで往復したことのある鶴川駅から3駅しか離れていない事が分かりました。


駅前には桜の木が。

今回のテーマは母斑症。私は母斑の話だろうと勝手に思い込んで、ほくろとメラノーマの鑑別法の勉強になるだろう、と思って行ったのですが、母斑と母斑症とはまったく別物でした。

母斑症とは母斑と内蔵奇形が合併する先天性の病気です。Q.「結節性硬化症に見られる内臓異常は?」A.「腎血管筋脂肪腫」というふうに国試に出題しやすい分野ですから、学生時代はしっかり覚えていましたが(国試で70点ぐらい取れるぐらいには)、結節性硬化症に合併した腎血管筋脂肪腫の患者さんに会ったことがないのですっかり忘れていました。

こういう珍しい症候群と言うのは国試に出しやすいんです。「PSA6で60歳の前立腺癌の人にやる正しい治療法は?」なんて、どれを正解にしても必ず「この問題は不適切だ」という教授がどこかにいるはずです。

講演は2題。昨日の午前中は生田で4セットテニスをしたので、前半の遺伝子解析の話の最中は熟睡してしまいましたが、おかげで後半の母斑症の母斑と手術のスライドいっぱいの方の演題はしっかり集中して聞けました。

懇親会では数少ない顔見知りの先生3人と少しだけ歓談。あざみ野のショッピングモールがテナントが次々と撤退し、医者を入れようとしているとのうわさを聞いてきました。


私のハンドルネームは一応あざみ野棒屋(亜沙郎先生が行ったふぐ屋さんのことを知らなかったので、江田棒屋か港北乳多雲棒屋に変えようかとも思っています)を名のっていますので、帰りに足を伸ばしてきました。

孤軍奮闘していた食事処の鳥料理屋さんは11月にすでに閉店しており、カリタス寄りで一番目立つ場所にあったコーヒー店も2月で閉店していていました。

うーん、本当にここに医療モールができるかも。まあ、246の向こうですので、センター南には影響ないし、計画したものの頓挫してくれれば、反面教師になってくれて、テナント撤退に苦しむセンター南のSCが同じような事を考えないでくれるのでセンター南医療ヴィレッジにはプラスかも。

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