ガンダム後期高齢者医療制度物語
「宇宙世紀ダブルオーセブンティセブン(0077)、人類は増え続ける75歳以上の医療費を誰が負担するかを明確にすべく、後期高齢者医療制度を立ち上げた。
「それまで、子供達が勤めている会社の保険(社保:別名サイド1)に扶養家族としてに住まわせてもらっていた老人たちはもちろん、一代で大企業を作り上げた現役社長も、75歳以上と言う理由で、後期高齢者医療制度というサイド3へ移住させられることになった。
「1年後、若者達が住むサイド7は、サイド3の医療費を実は自分達が負担させられていたことに気づき、地球連邦政府に独立戦争をしかけた。
「自分達は、生活習慣病にならないニュータイプであり、健康保険に加入する必要はないと主張する、ジオン・ダイクンに従ったのだった。」
大会社の社長で社会保険本人も、
八百屋の現役の親父さんで国保本人も、
大企業に勤める息子の扶養家族になっている人も、
すべて75歳で分けて別保険にして、
世代間の負担割合を見やすくした(悪く言えば、世代間の対立の構図を分かりやすくした)この制度。
発案者はどなたなのか。
今の事なかれ主義の日本の官僚には珍しい、時代の先が見えるニュータイプであることに間違いない!
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