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新人MRさんによるテニス指導


今日は、3月までテニスコーチのバイトをしていたという、新人MRさんにテニスの指導をしてもらいました。球出しによる、ストローク・ボレー・スマッシュのコンビネーション練習は、本物のコーチでないとできません。
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病院や医院の待合室の隅で、診療が終わったドクターが出てくるのをじっと待っている背広姿の人たちを見かけたことはありませんか?彼らは製薬会社のMRさんで、自社製品のデータを医者に提供するのが仕事です。彼らは医者を捕まえて自社製品のPRをし、また使用した医者から切れ味を聞く必要がありますが、医者側からすれば、発売される前段階の治験の段階で薬の特性は知っており、新薬での死亡例などが新聞で大々的に報道されたりしたときでなければ、MRさんからの情報に目新しいものがないことがほとんどです。特に、混んだ外来がやっと終わって、昼飯なり、手術室なりに行こうとしている時には、MRさんには手短に用件をすませてほしいのですが、ベテランはその辺の雰囲気を読み取って、すばやく用事を済ませて帰りますが、新人営業マンはそうは行きません。
新人はレッスンで習った通り、まず季節の挨拶(例えば今日だったら、昨日の亀田の試合はごらんになりましたか?)から始まり、自社製品が他社製品より優れていることを説明するためのアイテムを取り出し、順番に説明しようとします。で、大体説明の途中で追い出されます。
MRさんたちは、趣味が同じだとわかると、一緒にやりましょうとよく誘ってくれます。こちらも、一度でもテニスを教えてもらうと、いくら忙しくても、門前払いはしなくなります。

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