東部総会
昨日の学会での前立腺生検関係の発表では、市大を初め、多くの病院から数十例から数百例の生検データの集計結果が多く発表されたが、発表しているドクターが実際に全ての生検を行っているわけではないので、討論では答えられないことも多かった。
私は自分ひとりで行ったデータで、ポリシーも自分で決めた事なので、答えられないことはなかった。
逆に、勤務医の先生達にこちらから意見を聞くために作っておいた
このスライドについては、3本まとめて1個の標本瓶に入れるのではなく、右尖部・右中部・右基部・左尖部・左中部・左基部に分けたほうがよい、と言われた。治療法決定の上で有用な情報であるとの事。標本瓶が6本必要になるが、そうする事にした。
どちらが直腸側かのマーキング(標本の尖端に墨をつける)を行っている施設は多くないようだった。
東北大はそこまでやっていて、その結果で、勃起神経を温存するか決めよう、という試みを始めていた。「尖部の直腸側に癌がなければ、勃起神経を温存するのか?」と他大学から質問がでたが、返答の歯切れは悪かった。「やはり根治させる事が最優先なので.....」
私が東大の泌尿器に入局した頃の講師で、某私大の教授を数年前に定年退官した先生と赤坂プリンスでお茶して、7時前に帰宅した。
あとはテレビで「容疑者 室井慎次」を見た。
さとちんさんのブログで、27日は4チャンネルでデスノートをやるのを知った。今週のお楽しみはこれぐらいかな。
2006年10月22日の院長ブログ原稿
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