Venue : Memorial Auditrium, Dallas, Texas, U.S.A. Date : 03/28/70 Source : Mono-Audience Total Time : 90min (Incomplete) Generation : Unknown Tape Speed : Normal Quality :
SONG LIST1. We're Gonna Groove 2. Dazed And Confused 3. Heartbreaker 4. Bring it on Home 5. White Summer/Black Mountain Side 6. Since I've Been Loving You 7. Organ Solo/Thank You 8. What is and What Should Never Be 9. Moby Dick
5th US Tour(3/21/70-4/18/70)の序盤の公演です。 本Tour初日のVancouver公演は、"Pb","Mudslide"等の極上LINE音源Bootで有名です。 この時期のZEPPはまさに"Workaholic"で、本Tourも29日間に27公演をこなしています。 本音源は低音が膨らんで残響が多めのAudience録音です。楽器のバランスは良好で、Bass Line もちゃんと聴き取れますので、それほど悪い音源ではないと思います。 観客が非常におとなしいのが興味深いところです。時折、女性の会話が聞こえます。 盛大な音出しの後、Robertの"Good Evening..."という軽いご挨拶があります。 1曲目はWE'RE GONNA GROOVE。70年1月のUK Tourから本Tourまでの恒例Opening曲であり、 6/28/70のBath FestivalからはImmigrant Songにその座を譲ります。 前後の公演に比べると演奏のテンションが低く、特にRobertのVocalが迫力不足に感じます。 ほとんど間髪を入れず、DAZED AND CONFUSEDへ。 "Everybody Feel Alright?!"と、この時期お約束のアオりを叫んだ後、「Led Zeppelin II からの曲です」と言ってHEARTBREAKERに。Introの前に、スラップ・エコーによるエフェクト を入れているのが珍しいところです。Luis Rey氏のLIVE本ではThereminだと記述されています が、単なるエコーマシンの発振でも出来そうな音なので、ちょっと疑問です。 メドレーでBRING IT ON HOMEです。RobertがVocalの合間に巧みに入れるMouse Harpが秀逸 です。 Jimmyのいささか長めのTuningの後、WHITE SUMMER/BLACK MOUNTAIN SIDEへ。挿入され るDrumsのアフリカンなビートがやたら大きく、何事かとびっくりしてしまいます。Fade-Outで 終わっており、観客の大喝采につながっています。 RobertはSINCE I'VE BEEN LOVING YOUを紹介しますが、観客は全く無反応です。 IIのUS発売は10/22/69ですから、曲に馴染みがない訳でもないでしょうし...。無気味です。 Jonesyはこの時期、オルガンにフットベースの組み合わせであり、ブルージーな雰囲気です。 JimmyのSoloはリアP.U.を使ったトレブリーな音色で、新鮮な響きを感じます。 Robertの"Thank you.."という言葉を挟み、オルガンSoloを披露。教会音楽を思わせる厳格な 旋律であり、エマーソン/ジョン・ロード/ウェイクマンといった、当時のプログレ(?)奏者の ものとはかなり異なる印象です。(私は素人にも分かりやすいWAKEMAN派です) 続くTHANK YOUはBonzoのDrumsが大迫力!ズダダダダッ〜というロールが鳥肌モノです。 JimmyのGuitarもよく泣いており、ドラマチックな良い演奏となっています。 サクっと始まるWHAT IS...もなかなかの好演です。ドラが入ってからのRobertのVocalは、 ようやく気合いが入っているようです。演奏後は大喝采で、この手の曲のウケが良いようです。 残念ながら、MOBY DICKの終盤でFade-Outし、この音源は終わってしまいます。 前後の公演から判断すると、おそらく以降はHow Many More Times/WLLの2曲が演奏されたと 思われます。(あと、EncoreをやったとするとCommunication Breakdown?)You can get sample sound from this tape(.WAV)