1998年11月 3日(火) Doctor.K Project
VENTURES Night at 神戸チキンジョージ


Doctor.K Project
  • LG:徳武弘文
  • RG:星川薫
  • B:六川正彦
  • Dr:三浦晃嗣
  • Kbd:ピアノこうじ?
    にゲストとして大村憲司とCharが参加したライブ。

    座席200席に立ち見100人ほどの場内で19:00過ぎに開演したとのこと。

  • セットリスト
    No.曲名コメント
    (出演者全員)出演者全員が登場。
    1.Walk Don't Run〜パァーフィディア〜木の葉の子守唄出演者全員による演奏。
    (M.C)徳武弘文が東京で3回位やってようやく関西に来れた旨を挨拶。
    そして振られた大村憲司が40年前に演っていて戻って来たことを話す。
    2.Driving Guitar出演者全員による演奏。
    (M.C)徳武弘文が観客に演っている曲を知っているか尋ねる。
    次の曲、イントロ一つとっても皆、違う旨を実演。ここでCharが「石ヤンがとったから」と話す。
    3.十番街の殺人Charが元気よくカウントする。出演者全員による演奏。
    (M.C)大村憲司がここでCharと共に一旦ステージを下がり、徳武弘文のコーナーの旨を。
    (徳武弘文コーナー)
    4.バード・ロッカーズ
    5.夢のマリーナ号
    (M.C)徳武弘文がモズライトのファズを使って演奏したマニアックに選曲した曲を紹介。
    6.ピンク・パンサーのテーマ
    7.逃亡者
    (大村憲司コーナー)
    (M.C)大村憲司がステージに登場する。徳武弘文がアルバム"CROSS ECHO〜哀愁のエレキサウンド…"(1998年発売の大村憲司&徳武弘文 with Dr.K Project名義のアルバム)を制作し日清パワーステーションで大村憲司と共に演奏した旨を話しギターの交換に。
    大村憲司が場を繋ごうとするが「こういう時は僕がしゃべるべきところですが緊張しているのでやめておきます」と言ったところ観客席にいた友達がツッコミが入り、大村憲司が「うるさい」と笑わせてくれる。
    「しかしエレキは緊張します。何故か、曲が短い。これからという時に終わっちゃうんだもん」と大村憲司が更に笑わせる。
    8.霧のカレリアスプートニクスの曲らしい。大村憲司とDoctor.K Projectによる演奏。
    (M.C)大村憲司がステージを下がる。そして徳武弘文がギターを持ち替える。Doctor.K Projectで教則本をだしておりそのテーマ曲を演奏する旨を。
    9.萌え萌えのテーマ
    (M.C)ノイズの中、メンバー紹介。
    10.チェニジアの夜
    (M.C)徳武弘文がCharをステージに招き入れる。
    「若輩者ですが、アドベンチャーズを。」by Char
    (Charコーナー)
    11.パイプラインCharとDoctor.K Projectによる演奏。
    演奏スタイルの違いか、ミス・トーンが目立ってしまうCharなのでした。
    (Tuning)徳武弘文がCharをステージに招き入れる。
    Tuningしながら「こういう曲が流行っていた頃、まだ生まれてなかったのですが、嘘つけ、この野郎。あの当時、これ位出来るミュージシャンがいたら凄かったですよね。それではお馴染みの"ダイヤモンド・ヘッド"。」by Char
    12.ダイヤモンド・ヘッドCharとDoctor.K Projectによる演奏。
    (Tuning)「ハード・ロックはチューニング狂うは。」
    観客からの声援に対し「何だよ。気安い奴だな、お前ら。」
    Tuningしながら「誤魔化しきかないんだよな。簡単なやつほど難しいよな、一番。ギターの正常位みたいな。普段より、こんな、めちゃ高いところにあるでしょ。写真、撮らないでね。人に言わないように。1時間位、しゃべっちゃおうかな。」
    「それでは、"テルスター"。」by Char
    13.テルスターCharとDoctor.K Project(徳武弘文を除く)による演奏。
    (M.C)「同じく北欧の曲で"ロケット・マン"。凄いタイトルだな」by Char
    14.ロケット・マンCharとDoctor.K Project(徳武弘文を除く)による演奏。
    やはりコピーの追求か否かでもしかすると好みがわかれるかもしれないCharなのでした。
    (Tuning)「昔、平和島というところ、こういうバンドはプールでやっていた。一番、得意ではない。いまだに音叉に頼っている。まっこんな感じでしょう。昔、半ズボンだったオレが死ぬほど練習した"ブルドッグ"。」by Char
    15.ブルドッグCharとDoctor.K Project(徳武弘文を除く)による演奏。
    (M.C)「神戸が生んだ天才ギタリスト、大村憲司をもう一度。彼は次の曲を演るために40年間練習してきた。それをやるためのエフェクターもついに見つけた。そうですよね、憲司さん。」by Char
    「その通りです。」by
    「素直でよろしい。」by Char。
    「ちょっと待って。」by 大村憲司
    「いいよ、何分でも待つから。」by Char
    大村憲司がイントロを少し奏でると「ちょっと違うのではない?。」by Char
    ギター2本とベースで確認し合い、「それでは"アウト・オブ・リミッツ"という曲を聴いて下さい。」
    16.アウト・オブ・リミッツ大村憲司、CharとDoctor.K Project(徳武弘文を除く)による演奏。
    (M.C)「どうもありがとう。この後は大村憲司さんのショーを楽しんで下さい。」と言い残しCharはステージを下がる。
    「それじゃ僕は昔から随分好きで演奏してきた曲をやりたいと思います。いわゆるサーフィンということでですね、サーフィン・ミュージック、バルトセッション?という映画のクレジットタイトルのバックで流れた曲です。」by 大村憲司
    (大村憲司コーナー)
    17.サーフ・ライダー大村憲司とDoctor.K Project(徳武弘文を除く)による演奏。
    (M.C)「ここでちょっとお断りを入れないといけないのですが。エレキは本当は左手の方を見ないで、薄笑いを浮かべて弾くのが本当の弾き方。1週間位、やってみたのですが、どっちかしか、今日は左手だけにして、次回、来るときはステップを交えて。
    情けないですね。
    次の曲は好きな曲で、ヴェンチャーズの曲は皆好きなのですが、デルシャノンという人の曲で"ランナ・ウェイ"。」by 大村憲司
    18.ランナ・ウェイ大村憲司とDoctor.K Project(徳武弘文を除く)による演奏。
    (M.C)「どうもありがとう。次の曲は徳武さんも参加して頂いて、ヴェンチャーズのツイストの時代の良い曲をですね、メドレイでいきたいと思います。
    エレキ・ミュージックの良い所も悪い所もですね、言い方がちょっと評論家っぽかったですね。
    短い。さぁこれからというところでですね。今日でも2時間位のところこなすのに30曲近く位、曲を用意してまいりまして。この間、東京でやった時は40曲位、ゲストの方が来てどうのこうのって。許容範囲超えましたね。
    東京でライヴハウスというと1部3曲、2部3曲の6曲でやってるもんで。1曲位、曲順違っていてもわからない。キーがAmが多いのでサビいくまで違う曲だとわからない。
    まぁそんなこんなで、皆も職場に帰ればちゃんとしたアーティストなんですよ。1年中、ヴェンチャーズやっているわけではない、あくまでもこれは楽しみのためにやっているという事を念の為にお断りしておきます。
    でも良かったら来年もやりたいな。
    それでは、私が、"ベサメ・ムーチョ"をやってみたいと思います。
    徳武ちゃんが"黒い瞳"。」by 大村憲司
    19.ベサメ・ムーチョ大村憲司とDoctor.K Projectによる演奏。
    20.黒い瞳大村憲司とDoctor.K Projectによる演奏。
    (Tuning)チューニングしながら「暫くの間、チューニング。
    エレキ・バンドで何故、司会が必要かというがこれでわかっていただけたかと。チューニングしながら話して、なおかつギターを付けてエフェクター踏んで。

    まだ合わないのでもうちょっと。

    次の曲はシャドウズの曲で、先ほども徳武さんからあったアルバム"CROSS ECHO〜哀愁のエレキサウンド…"(1998年発売の大村憲司&徳武弘文 with Dr.K Project名義のアルバム)にも入っている曲で。

    では僕が尊敬するハンク・ロビン?の、曲じゃないですが、演奏しているブルース・ウエルチが書いた曲、"エルシング・フォー・ヤング・ラヴァーズ"。」by 大村憲司
    21.エルシング・フォー・ヤング・ラヴァーズ大村憲司とDoctor.K Projectによる演奏。
    (M.C)「皆さん、盛り上がってます?。ギターというのは構造上、アームを使うと一発でチューニングが狂うので、この辺が難しいところですね。」by 徳武弘文
    「本当、大変ですよね。」by 大村憲司

    その後、チューニング・メーター、弦の話し。
    更に「もし皆さんのお子さんでギターを始めるならばヴェンチャーズから始めるように。間違ってもCreamとかそういうので始めないように。最初の5年位はいいけれどそのうち大変なことになります。時代は変わりますね。やはり基本に戻って発展していってね。」by 大村憲司

    その後もメンバーのセッティングが完了するまで話は続く。
    22.ニヴラム大村憲司とDoctor.K Projectによる演奏。
    (MC)「どうもありがとう。」by 大村憲司
    23.ジャニー・ギター大村憲司とDoctor.K Projectによる演奏。
    (MC)「それでは僕のコーナーの最後の曲になりましたけど、その昔、高橋幸宏がプロデュースしてくれたアルバム、タイトル・ソングでもありますが、"春がいっぱい"という曲を。」by 大村憲司
    24.春がいっぱい大村憲司とDoctor.K Projectによる演奏。
    (出演者全員)
    (MC)「どうもありがとう。それではもう一度、徳武弘文。日本が誇るロック界の人、竹中チャー。」by 大村憲司
    「どうも。いい音してた、本当。」by Char
    「今日、泣くなよってチャーから言われて、なぁ。」by 大村憲司
    「泣きそうでしょう。神戸ありがとうという感じで。」by Char
    「ありがとう、一生もん。」

    そのあと大村憲司とCharでボケとツッコミ風で話すが「だめだ、曲いこう。」by 大村憲司で曲が始まる。
    25.ワイプ・アウト出演者全員による演奏。
    26.アパッチ出演者全員による演奏。
    (MC)「楽しい時間はあっという間に過ぎるのでして、いよいよ最後の曲になりました。」からCDの宣伝など。by 徳武弘文
    話の展開はみえないが「風邪ひくなよ。」by Charとボケるのでした。
    27.朝日のあたる家出演者全員による演奏。中途でCharがワンコーラスだけボーカルをとる。
    (MC)「どうもありがとう。」by 徳武弘文
    (ENCORE)-
    (MC)「エレキはいいですね。お花なんか貰えて。」by 大村憲司
    「それではアンコール・ナンバーはお約束なので"キャラバン"いきます。」by 徳武弘文
    「今から練習しなくちゃいけない。」by Charとボケるのでした。
    28.キャラバン出演者全員による演奏。
    中途でドラム・ソロ、ベース・ソロを挟む。
    (MC)徳武弘文が最後の挨拶。
    29.イエロー・ジャケット
    [SONGS]
    Total Time: 120min
    [COMMENTS]
    この日から15日後の11月18日、しし座流星群の夜に大村憲司が肝臓疾患で永眠。享年49歳。

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