野生の風

ちょうど破り取られた チケットの文字のように

思い出はもう何も 約束はしないけど

逢うたび変わってた 記憶のスケッチ消さない

最後までそばにいて守れないの めぐり来る悲しみがわかってても

ほほえんでさよならが言えないから いつの日か ひとりきり行くのなら

野生の風吹く日に 今のすべてを捨てて 今のすべてを捨てて

 

放り投げた林檎を 追いかける白い靴

くせのない走りかた それさえも忘れない

ゴメン・・・」と言ったのね 背中でフルート聴くように

坂道にあなただけ小さくなる 泣かないで 夕暮れに手をあげて

野生の風みたいに 強い心が欲しい 強い心が欲しい

最後まで見つめたいの めぐり来る悲しみがわかってても

I stand in the wind  The wind in your heart  That blows forever more

泣かないで 夕暮れに手をあげて 最後まで・・・

‐ 今井美樹 ‐

角島灯台をのぞむ高台