楽園

グラスに揺れてる コバルト色の海 駆ける時間(とき)も まるでスロ−モ−ション

悲しい瞳に サヨナラ言えそうな 陽射しそそぐ インビテ−ション

誰にもマネできないような 青空と太陽にキスをしてみよう

風の歌と大地の胸に その身をまかせて はるか彼方忘れていた 笑顔に着替えて

すべていやされて許されて 旅立てる楽園(パラダイス

言葉より 仕草より やさしさをくれるよ

 

かけがえないもの 出会えそうな予感 星も踊るシチュエ−ション

この世で一番のスト−リ− 月明かり砂浜にえがいてみよう

夏のリズムに合わせて 胸のシンバル打って 七色の虹の勇気を心にかければ

きっと誰もが望む 愛し愛される楽園(パラダイス

予定より 未来より 大切なものは君さ

永遠の夢 楽園(パラダイス

− TUBE −

夏の陽の中を夥しい数のウスバキトンボの群れが流れてゆきます。朝早く朝日を浴びるウスバキトンボ、午後夕日を浴びるウスバ

キトンボ、どちらも赤く見えます。本来薄いオレンジ色なのが赤く見えるのは陽の光を浴びるからです。流れるというより、泳いでい

る、浮かんでいるという感じかな。「夕焼け、小焼けの赤とんぼ」 の作者三木露風は、一頭の赤トンボが竿の先に止っているのを

見て、故郷での幼い日を思い出して作詞したと伝えられています。一般に赤とんぼとは、日本生まれのアキアカネを指します。こ

の暑い時期は、高山に生息し、涼しくなって低地に下りてくるよういです。このアキアカネが活動するのは午前中であり、午後2時

頃を過ぎますと極端に少なくなります。オレンジ色のウスバキトンボが群れ飛ぶ時、その姿は夕焼けに染まったように赤く見えるこ

とがあります。三木露風は夕方にこの光景を見て、夕焼けに飛ぶ赤トンボというように感じたのではないでしょうか? 伐採した裏

山からは、夥しい数のウスバキトンボを一日中見ることができます。もう堂々とした夏の名士である。ところで今年もコシアキトンボ

(腰空とんぼ)をあまり見かけない。昨年もほとんどみなかった。ウスバキトンボ同様、集団で飛ぶトンボです。全体に真っ黒で、腹

の周りが黄や白の目立つトンボです。庭の上空が賑やかだったのが懐かしい。四年前広い裏山を伐採したこと、庭や家屋の周辺

のモミジの大木を40本ばかり伐採したことなどに関係しているのだろうか。

刻々と暗転していく空、雨の足音が聞こえてきます、雨音はショパンの調べのように聞こえるかな。待ちに待った雨です。9日の序奏に

始まり、10日には150_の大雨になるというから、安堵だけでなく、大雨災害の線状降水帯発生の恐れもあるという。今年は梅雨明けが

早く、ギラギラと照りつける日数が長くなっている。例年300_、少なくても200_は降る梅雨末期の大雨が70_と少なかった。乾燥への

準備が十分でなかったのだ。今までなかったような高温が続く夏になり、6週間で降ったのはわずか50_だけだった。桜の苗に水を運

ぶ作業で疲労困憊の日が続いていた。加齢で昔のようには体が動かなくなったからね。水を運ぶ手間から、草刈りができない。わずか

20_くらいの雨では、生い茂った草やシダに水分を横取りされてしますという悪循環なのだ。

降りだしたら、もう止まらない。降り始めから24時間で240_になった。深夜までにあと100_は降る予報が出ている。雨不足の苦しみをや

っと脱失したかと思いきや、今度は大雨による災害に追われる。踏んだり蹴ったりだ。

気象庁によりますと10日午後1時半すぎに県西部に線状降水帯が発生した。午後1時40分までの1時間に下関市で約60ミリの非常に激

しい雨を観測した。午後5までの24時間で降った雨の量は下関で351ミリ、宇部で266.5ミリと共に観測史上最大の雨量を観測した。我が

家でも降り始めから300_以上の雨が降った。裏山のため池の上流の水位も平時に戻ったようだ。朝、ざっと見回ってみたが、崖崩れ、

地滑りなどの被害はなかったようだ。危険なところは昨年に被害が発生していた。ただ長さ20bにわたり、段差30pにも及ぶ亀裂が入っ

ていた個所に地滑りや崩落がなかったのは、ラッキ−というよりも奇跡に近い。

日本付近は梅雨末期に大雨をもたらすような気圧配置となっており、対馬海峡付近にのびる前線に向かって大陸方面から西よりの季

節風が流れ込み、さらに高気圧周辺の風が東シナ海でたっぷり水分を含んで流入。その結果、次々と発達した雲が形成されました。こ

れがいわゆる「線状降水帯」です。また今回は、前線上の低気圧に湿った空気が集中的に流れ込んだため、九州を通過するタイミング

で雨の降り方が一層強まりました。

梅雨に戻ったような長雨が続いていましたが、12日の午後には上がり、盆の入りの13日からはまた暑い日差しが戻ってきます。よく降り

ました。降り始めからだと360_くらいになるだろう。夏にこれほどの雨が降った記憶がない。樹木はしっかり水分を蓄えただろう。もっと

降ったところもあります。福岡では降り始めからの雨量が600ミリを超え、平年8月の3倍以上の記録的な大雨となっている所がある。下関

でも450_降った。当地は下関になりますが、下関地方気象台のある関門海峡から北へ50`に位置なります。下関と長門の中間になり

ますが、長門と緯度が同じですから、気象状況は長門の方が参考になります。ただ今回の降水量は下関の方が参考になりました。水の

心配がなくなったから、草刈りを本格始動しなければならない。

久しぶりの日差しが戻ってきました。一時南下していた太平洋高気圧とチベット高気圧が再び列島まで北上して勢力を強めるからです。

夥しい数のウスバキトンボが上空に舞っています。朝日に照らされてオレンジ色に見えます。好奇心の強いこのトンボ、拙者の頭すれす

れまで急降下してくるものがいます。「お元気ですか、お変わりありませか」 と言っているようだ。待ってましたとばかりセミが鳴き出しまし

た。セミやトンボは雨が降っている間、どこかで休んでいます。雨が止み、薄日が射すといっせいにでてきます。セミが残り少ない夏の日

を惜しんで鳴きしきります。

全国でいま急増している“マダニ感染症”。ことしの感染者数がすでに去年を上回っていることが分かりました。桜山の草の大半はシダ

である。身の丈にも伸びたシダを草刈り機で刈っていくのだが、巻き上げられたシダが体に当たる。シダ植物にマダニはいやすいという

。致死率最大30%という殺人ダニであるマダニも草刈り機に巻き上げられ、飛んでくるのだ。現在、有効なワクチンはないという。いやは

や、山の草刈りも命がけの作業になります。