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新婚旅行記(平成6年9月)

 

 

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080/080 SDI00703 佐久間 裕幸 新婚旅行記その1

( 2) 94/10/02 21:51

 

 毎度・・・と言ってもせいぜい1年に一度の海外旅行の都度旅行記をネットに書いてまいりました。そこで今回の新婚旅行(そう、9月15日に結婚いたしました>ご連絡の未済の方々へ)についても書かせていただこうと思います。

 まず第一回は、旅行前夜からです。むふふ・・・・かな?

 

 <帝国ホテル編>

 結婚披露宴が終わり、二次会も終わって、三次回が即席で開催されることもなく、やっと二人きりになれてホテルに戻ったところから話は始まる。

 帝国ホテルで披露宴を開くとその晩のホテルの部屋が無料で提供されるという特典があったため、不届きな友人が押し掛けるという危険を冒しつつも、当夜の宿は帝国ホテルになっておりました。

 「できるだけいい部屋が欲しい、無料で提供される部屋との差額を払ってもいいから・・・」と頼んでいたところ、若干知り合いがホテルにいたこともあって、「スィートないしセミスィートをくれる」ということになっておりました。で、どの程度良い部屋かな?と思いつつ入ってみると・・・・

 

   「まるでプリティ・ウーマン!」

 

なのでありました。

 ドアを開けて前方に応接セットの入った接客コーナー、その右が食事などができるダイニングコーナー、ドアを入って左手への通路を抜けるとベットルームとバス。トイレは、接客コーナー側とバスの2ヶ所についている。テレビも2ヶ所に。洗面台は、二人で並んで使えるダブルシンク。100平米くらいはあるのではなかろうか・・・・。場所は、新館(タワー)の31階。東と南の窓からは銀座からレインボーブリッジを経て東京タワーまでが見渡せる。といってもあいにくの雨模様ではありましたが。

 

 バスもダブルシンクの洗面台の長さと合っているから非常に広く、洗面所との仕切りはカーテンではなく、引き違いのガラス扉となっている。わが奥さんは、プリティウーマンのビビアン嬢のようにシャボンの泡のバスをしっかり堪能して、バスローブに身をくるんで出てきたのでありました。といっても、わが奥さんは、ジュリア・ロバーツのような長い足を持っているわけではない。まあ、それは置いておいて・・・、そして二人はバーカウンターで作ったジントニックで乾杯し、「じゃあ、そろそろ寝ようか・・・」。二人は手に手をとって、ベッドルームへと向かったのでありました。

 

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 残念ながら話は翌日の朝食に飛ぶ。ルームサービスで朝食を取り寄せる。単純なコンチネンタルブレックファストで一人分3,400円でありましたが、それでも部屋のムードで味も変わるし、実際おいしく料理されておりました。

 

 かくして帝国ホテルの一日が終わり、成田への出発の時間が近づいた。荷物を運んでくれたベルボーイのお兄さんが「パリではどのようなホテルにお泊まりですか? 私は今度ホテル・クリヨンに留学に行くんです。」と語ってくれた。このホテルの名前は覚えておいて欲しい。後で話に出てくる予定である。

 

                           ひろ

 

 

081/081 SDI00703 佐久間 裕幸 新婚旅行記その2

( 2) 94/10/06 21:42  080へのコメント

 

 <飛行機編>

 

 今回の旅行の日程は、東京→ニース(5泊)→パリ(3泊)→東京というものである。ヨーロッパではドイツには二人とも行ったことがないので、行き先としてはドイツも有力であった。しかし一ヶ所での長期滞在をしてみたいという双方の希望があったため、南フランスのコートダジュールと呼ばれる地中海沿岸の避暑地であるニースに決まり、その他日本からの入り口でもあり、新婚旅行特有の買い物をするためにパリに3泊するということになった。

 

 パリ−ニース間が国内線なので東京からの飛行機もエールフランスがよいということで、飛行機とホテルの予約を小さな旅行会社に依頼したが、これがまったく取れない。途中でエールフランスは諦めて、ちょっと高くても東京−パリ間はJALにした。

 

 ところがチケットの受け渡しの日に旅行社の人が飛んできて、「JALの予約を入れていたのに、オーバーブッキングでチケットが発券されないので、キャセイのビジネスクラスを取った。香港経由になるが勘弁して欲しい」と言われた。香港経由だと数時間余分にかかるが、何といってもビジネスクラスである。席は広いし、食事も良い。ヨーロッパ行きのような長時間のフライトには向いている。しかも席の配置は、窓側2列、中央3列、窓側2列となっているので、窓側に席がとれればそこは二人の世界。ハネムーンには最適である。ということで成田を夕方出発するキャセイ航空CX505便で香港へと向かったのでありました。

 

 ちなみにビジネスクラスの利点として、出発前に搭乗手続をした後でファースト/ビジネスの旅客の時間潰しのための専用のラウンジが用意されている。ソファと新聞雑誌が用意され、アルコール&ソフトドリンクとおつまみが無料で提供される。ただしキャセイの成田のラウンジは、富士ラウンジという複数の航空会社の共用のもので、あまり印象の良いものではなかった。

 チケットがなかなか取れなかったのには理由があるようである。カレンダーを見てほしい。

 

 9月15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25

   祝 金 土 日 月 火 水 木 祝 土 日

 

この11日間は、平日を5日休むと11日間の長期旅行に出ることができる。また17日に出発すれば、4日の休みで9日間である。また23日から25日の3連休を噛ませて近距離の旅行もできる。というわけでこの間の旅行者はすべて25日に帰国するというわけで、25日の成田便の混雑はすごかったらしい。これが後述する話につながるのである。

 

                             ひろ

 

 

−−−−−−−<コラム>−−−−−−−−−−−−−−−−−−

082/082 JAB02562 KISUMI RE:新婚旅行記その1

( 2) 94/10/07 11:04  080へのコメント

 

 #080 佐久間 裕幸 さん

 

 そういえば、ひろさんの結婚披露宴で実感したんですが・・・・。

 演出がとてもシンプルで良かったですね(^_^)

 最近はどこもみょーな演出にばかり走ってしまい、パターンの決まった

 キャンドルサービスとか、両親への花束贈呈なんてモノがありますが、

 そういうものを極力配した点に新鮮さを感じました。

 あれ、最近帝国ホテルさんおすすめのスタイルなんでしょうか?

 自分など、昔結婚式場でアルバイトしていた経験あったし

 いまでも某結婚情報誌で仕事してますから、

 よけいにあのシンプルさには好印象をいだいたものです(^_^)

 ともあれ、お招きいただきましてありがとうございました m(__)m

KISUMI (JAB02562)

 

084/084 SDI00703 佐久間 裕幸 披露宴のこと

( 2) 94/10/08 18:00 082へのコメント

 

》 そういえば、ひろさんの結婚披露宴で実感したんですが・・・・。

》 演出がとてもシンプルで良かったですね(^_^)

》 最近はどこもみょーな演出にばかり走ってしまい、パターンの決まった

》 キャンドルサービスとか、両親への花束贈呈なんてモノがありますが、

》 そういうものを極力配した点に新鮮さを感じました。

》 あれ、最近帝国ホテルさんおすすめのスタイルなんでしょうか?

  お誉め頂いてありがとうございます。

 まず、キャンドルサービスですが、これは「やらざるを得ないのかな?」

 と思っていたんですね。だって、やれば、ホテルもロウソク代分だけ売上

 が増えるわけだし・・・(^_^)。ただ、披露宴の打ち合わせの段階で、ホテ

 ルの担当者が、「お色直しでの入場のときには、各テーブルに挨拶だけに

 してもらえますでしょうか?」と向こうから言ってきました。

 

  今回は、全員で205名という出席者であったため、テーブルが21卓

 あり、ロウソクに火をつけていると一卓あたり1分くらいかかり、全部で

 20分以上照明を落とした状態を続けざるを得なくなり、間が持たなくな

 るのだそうです。それでメインキャンドルだけに火を付けるああいう演出

 になったわけです。

  それから、両親への花束贈呈ですが、ああいう身内内での儀式はお客様

 に見せるものではないという考えで、二人して「花束贈呈はやりません」

 と打ち合わせの時点で言ったら、「ああ、そうですね」とあっさり決って

 しまいました。帝国ホテルのお勧めのスタイルというわけでもないのでし

 ょうけど、お客の要望は黙って受けるのでしょうね。

  逆に勧められたのが、親族代表(要するに父親)の挨拶の後での「新郎

 挨拶」。私たちの披露宴ではやりませんでしたが、最近はけっこう多いの

 だそうです。披露宴というからには、本人達は「披露される」もので、あ

 れこれ喋るのも変だと思うんですけどね。郷ひろみの結婚式以来の流行な

 のかしら?

  ま、出席していただいた多くの方から、シンプルで良かった、人数が多

 かった割りにはアットホームであったというお誉めの言葉をいただいてい

 ます。

 なにはともあれ、お忙しい中、ご出席ありがとうございました

                         >KISUMIさん

                            ひろ

085/086 JAB02305 草柳 明子   くさくさの結婚式の思い出

( 2) 94/10/11 21:24 コメント数:1

 

 

全くわたくし事なんですけどね。

 

草柳の結婚式も”花束贈呈式”はやりませんでしたぜ。本当はキャンドル

サービスもやりたくなかったんだけど、お色直しも一回だけだったし、何

かやらないと間が持てませんから、、と式場で言われてキャンドルだけや

りました。

 

実際は白ウエディングドレスからカクテルドレスに着替えただけだったん

だが、、白無垢や色打掛け、ドレスにカクテル、、と3回4回のお色直し

もポピュラーになってきて、ほとんど席についていないという披露宴の意

味なし!!というのも普通らしいです。

 

江戸一染太郎 染之助を呼んで、”おめでとうございます〜!”をやらせ、

獅子舞呼んで鏡開き、、、と計画当時には色々な案が乱れ打であった。

 

 

086/086 JAB02562 KISUMI RE:くさくさの結婚式の思い出

( 2) 94/10/12 05:24 085へのコメント

 

 #085 草柳 明子 さん

 

 > 実際は白ウエディングドレスからカクテルドレスに着替えただけだったん

 > だが、、白無垢や色打掛け、ドレスにカクテル、、と3回4回のお色直し

 > もポピュラーになってきて、ほとんど席についていないという披露宴の意

 > 味なし!!というのも普通らしいです。

 最近は、このドレスのサービスもいちだんと凝ってきたようで・・・・

 某有名結婚式場の椿○荘さんでは、

 レンタルドレスもイージーオーダー形式を導入するまでになりました。

 貸衣装とはいえ、新婦さんの要望と体系に合わせたデザイン・色で

 オリジナルドレス(バリエーションも豊富)をつくり、それを

 着る本人がはじめて袖をとおす喜びが味わえるというしくみです。

 費用も一般のレンタルドレスとそれほど変わらないようなので

 好評のようですね(^_^)

 しかし、これもお客さんの要望に応えるというか、同業者に対する

 新手の競争手段というか・・・・ほんと結婚式場って、いろいろな

 サービスを考え出すものですね。

 学習塾もそうなんでしょうが、結婚式場もこれから若者が減るだろうから

 ますます顧客獲得のためのサービス合戦、エスカレートしそうです。

 

 これらの業種にお関わりの方、ほんとご苦労様です(^_^)

KISUMI (JAB02562)

 

 

083/084 SDI00703 佐久間 裕幸 新婚旅行記その3

( 2) 94/10/08 18:06  080へのコメント

 

 <成田→ニース編>

 

 帝国ホテルから成田は、リムジンバスを利用した。これは帝国ホテルのほか第一ホテルや銀座東急など日比谷・銀座地区のホテルを経由して成田まで一直線に走ってくれるので便利であった。都内の道路がたいへん込んでいたものの1時間20分ほどで到着した。天気雨のようなおかしな天気であったが、そのお蔭で湾岸道路に入ったところで前方、東の空にきれいな虹がかかり、ハネムーナーを乗せたバスは、虹をくぐって成田へと走ったのでありました。

 

 は、いいのであるが、バスの中で「ねえ、ムカムカしない?」「うん、なんか胃が働いていない感じなんだよね・・・」という会話が二人の間で交わされる。私などはシートのポケットを探って、エチケット袋(そう、ゲロ吐き袋ですね)の存在を確認しておいたくらいである。やはり披露宴、二次会の疲れや睡眠不足(理由を聞くのは野暮というもの)等で胃腸の働きが弱っていたのではなかろうか。かくして、結婚翌日二人が初めて一緒に買った買い物は、成田のドラッグストアでの「大正漢方胃腸薬」と相成ったのである。こいつを登場手続後の富士ラウンジで飲んだ。新婚旅行の旅立ちのアペリティフは、たいへん苦かったのでありました。

 

 という体調で乗り込んだキャセイ航空の香港便。アペリティフ(食前酒)を問われて、シャンペンを頼む。ちょっとスッキリするような気がした。そして、食事であるが、これはさすがにビジネスクラス。肉と魚の他に和食というメニューから選べて、ちょうど時間からして日本の夕食の時間に当たるので、この和食を食べて、香港−パリ便では食事を避けようということになった。この和食は、なかなかの優れもので、懐石風で色とりどりの工夫があり、見た目にも食べた味も非常に良かった。で、食事が終わった頃、スチュワーデスがやってきて、「パーソナルTVがあるから試してみろ、ほれ、これが番組表だ」(以上、英語だったが)という。座席の肘掛けを開けると液晶テレビが出てきて、5チャンネルくらいの番組の選択ができるのである。う〜ん、さすがビジネスクラス、と思ったが、そんなの見るより、寝たいのよね、機内では。

 

 4時間半程度のフライトなので、なんだかんだで香港に到着、ここで約50分のトランジットで、パリへ飛んだ。啓徳国際空港のトランジットは、成田でパンフレットをくれるので、全く心配はなかった。パリ便の中では、食事はつまむ程度にして、とにかく睡眠を取って、時差ボケにならないように努めた。でも、眠れないものである・・・・。寝たような寝ないようなでパリへ着いた。着陸前アナウンスが「現地の気温は摂氏6℃です」・・・げっ、6℃? まあ、朝の6時頃だからしかたがないとはいえ、酷暑の東京から来た二人にはショックであった。まあ、ここで乗換えてニースに着けば、暖かいだろう・・・・。

 

 という期待は、パリでの乗換えの後国内線がニースに着いた数時間後に見事に破られる。空港内の温度計には17℃とか書いてある。「やはりニースの海岸での海水浴は無理であったか・・・」という失望と約24時間に及ばんとする移動のためにホテルの部屋に着くや否や二人とも3時間ほどのフテ寝の混じったお昼寝となったのであった。胃の調子も万全ではなかったし、仕方なかったのであるが、午前中のうちからの昼寝という行為がその後ニースにいる間中時差ボケに悩まされる原因となったのであった。

 

                             ひろ