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トルコのお話(その2) ドバイからイスタンブールへ LOCAL TIMEで午前5時、TK593便は経由地ドバイ空港から 離陸・・・・するはずだった。しかし5分後、10分後・・・・ 何も起こらない。そして飛行機は待機場に戻った。 「クウェート国境付近を通過するため、戦闘状況を見極め飛行 のタイミングを計るため、JUST A WHILE・・・ちょっと・・・お 待ちください」とのこと。イスラム教徒のいう「ちょっと」は、 日本語には訳せない。5分のときもあるし5時間のときもある。 もしかすると飛べずに日本に帰るかもしれない。すべてはアラー の神の知るのみである。 ひろはエジプトに行ったことがあってそういう感覚を理解して いるからそれ自体はなんでもないが、待機中の機内にエアコンが 効かないのには参った。かつてドバイ空港であったハイジャック 事件で乗客が缶詰にされた事件を思い出す。外気は夜明けの一番 涼しい時間なのに30度はあるだろうか。夜が白み日が昇ってく る。これ以上気温が上がってきたらどうなるかと心配していたら、 午前6時すぎ、無事離陸した。今回のJUST A WHILEは「1時間く らい」と訳せばよかったことになる。 ちなみに帰国時は午後5時前後にドバイに着いたが、この時は 摂氏42度でありました。超大型ドライヤーの風をもろに受けて いるようで、「あの時お昼まで飛行機が飛ばなかったら・・・」 と思ったら、ぞっとしました。 いざ飛んでしまえばやや心配ながらもすぐに眠ってしまい、4 時間が経過して、イスタンブールには約1時間の遅れで到着しま した。 今日の教訓。 「百聞は一見にしかず」 ひろは、中東情勢の緊迫を機内待機のクソ暑さという間接的な 形ではあるが体験することができました。 ひろ |