志楽の湯
パンフ 営業時間 10:00-24:00(第3水曜日は18時から)
定休日 無休
料金 平日:970円 土日祝:1,150円 行水コース(平日利用で70分及び平日22:30以降):720円
駐車場 100台
所在地 川崎市幸区塚越4-314-1
問合せ先 044-533-8888
備考   '05.4.20にオープンした小学生未満入館禁止の日帰り施設。住宅街にそぐわない空間がいきなり現れる。駐車場入口には工事用の柵に看板が置いてある。砂利の駐車場に車を置く。木々の向こうにほのかに漏れてくる明かりに近づくと、田舎の長屋という風貌の建物が見えてくる。行く前に集めた情報によると、GWでも空いていたということであったので日曜日の、しかも午後11時であったので十分空いているだろうと思ったのだが、子供ははしゃいでいるは、露天風呂の縁によりかかっている人が多くて隙間が無いほど混雑していた。ここは縄文温泉という冠が付いており、「化石海水」というお湯を使用している。黒川温泉を全国区にした人が設計したそうで、建物・お風呂すべてが純和風に造られていた。先に露天風呂を設計してから建物を設計したらしい。トイレなども床が木張りで扉も木製というこだわりよう。
 肝心のお風呂であるが、内湯の床はコンクリートの打ちっ放しで、縄を押し付けた模様が付けられている。ほぼ正方形の浴槽の中からは、天井にまで届く木の柱が立っている。味噌樽を使用したお風呂のお湯を手にすくって鼻に近づけると、ほのかに味噌の匂いが漂う。露天はうっそうと覆い茂った木々に囲まれて、信州八ヶ岳山麓から運んだ230tの安山岩で積まれた東屋付きの風呂が見えてくる。風呂の底にはワザと石が埋め込まれている。これはパンフによると「みなさんが、もし山の中を分け入って、そこに自然にできた露天風呂を見つけたら、どのように入っていくでしょうか・・・。足元に十分気をつけながら一歩ずつ慎重に歩き、・・・」という事です。昔の地下から湧き出した温泉特有の石油臭さであるが、ここのは一味違う。翌日になっても肌に水分が付くと、温泉の香りがほのかに復活するのである。
 6月には食事処ができるらしいので今後も期待である。もう少し近ければ何度でも通いたいところである。

'06.12.29 三回目の来訪だが、来るたびに変化がある。入浴施設棟の隣に食事処棟「そば創作レストラン 志楽亭」が完成していて、食事の評判がいいので食べてみたかったが、時間的に余裕が無くてこの日は断念。料金システムも変わっていて、バスタオルとフェイスタオルが付いて値上げになった。ただし行水コースはフェイスタオルのみ付いている。

地図入口に立て掛けてある看板入口