- Vo.B.-STING
Dr. -STEWART COPELAND
G. -ANDY SUMMERS
- 27年ぶりの来日公演。活動休止していて、2007年に再活動を開始。同年にスチュワート・コープランドが自ら監督した「インサイドアウト」のプロモで来日。その時に来年は日本に来るよ、な発言をしてから、この日に対して大いに期待を寄せていた。
前座はスティングの息子のバンド「フィクション・プレイン」。すごい親父に似ている。姿形も動作も似ている。音楽性は共通するものがない。一般受けするかどうか判らない音楽、という点では共通しているかも。7時30分丁度に始まり30分ほどの演奏を行った。
オープニングは「孤独のメッセージ」とうことは、このツアー共通だったので、あらかじめ知っていた。スピード感もあるし個人的にも好きな曲だ。さぞかし盛り上がり&感動ものだろうな、と思っていたが、アレンジが変わっていて、スピード感もない。んー、いまいち盛り上がりきれない。2曲目からステージ後ろと両端に設置されたモニターにメンバーの姿が映し出される。スティングはちょくちょく表に出ていたのでイメージ通りだった。声もよく出ている。スチュワートは「インサイドアウト」で見ていたのでイメージ通り。興味はアンディ一人に注がれた。モニターにアンディが映し出されたとき、軽いショックを受けた。一瞬だれ?若いときは一番かっこよかったのに・・・。小柄にした高木ブー?。でも65歳という事を考えると仕方がないのかもしれない。ギターも弾けているし、アクションも多少鈍さはあるが一生懸命だ。スチュワートのドラミングもタイトでパワーがある。every-のあとにアンディを残して2人のメンバーが袖に引っ込んで2度目のアンコール体制に入ろうとしたが、オーディエンスの反応が良くなかったのか、アンディが盛んに煽る。何度目かにほかのメンバーも出てきてラストの局になだれ込んでいった。
始まったときにはどうなっちうんだろうか、と軽く心配したが、曲が進むうちに、心配が期待に変わり、それがワクワク感に変化した。ヒット曲のオンパレードで、再活動ツアーを存分に楽しむ事が出来た。
次回は非常に困難な状況らしいが、是非もう一度来日してほしいものだ。