- Vo.-ERIC MARTIN
G. -PAUL GILBERT
Dr.-PAT TORPEY
B. -BILLY SHEEHAN
- '02年に解散したが、ギターにオリジナルのPAUL GILBERTを迎え再結成を果たした。RICHIE KOTZENの時には行った事があるが、PAUL GILBERTは未見であったので今回は楽しみにしていた。ただPAUL時代の楽曲はひと通り聴いてはいるが、ジックリ聞き込んではいなかったので、置いてけぼりをくわないか心配だ。
会場はほぼ満員で埋め尽くされ、開演前から熱気が伝わってくる。会場が暗転しショーが始まると、一気に溜まっていたものが吐き出されるような勢いだ。
案の定何曲か知らない曲(実際は耳にしてはいたと思うが思い出されない)が混じっていたが、周りのノりもあって楽しむ事が出来た。RICHIE KOTZENも独特のサウンドでうまいが、PAUL GILBERTのほうが自分の好みに近いものがある。16曲目から17曲目に続くPAUL GILBERTとBILLY SHEEHANのダブルネックでは鳥肌ものだった。時折バックスクリーンに流れる、ギターヘッドにつけたカメラが臨場感を煽る。
Smoke On The WaterではドラムにPAUL、ギターにERIC、ベースにPAT、ヴォーカルにBILLYで演奏、間奏時にはパートチェンジを行い、BILLYがギターを抱え、PATがヴォーカルをとる。ショーマンシップ溢れる演出で、会場は今日一番の盛り上がりだが、お遊びにしては少々長い演出だったためか、少々複雑な感じを抱いてしまった。
ラストはBILLYがメンバーに人差し指を掲げ、もう一曲?というパフォーマンス。演出かどうかは定かではないが、会場ももう一曲コール。今回の来日公演で今まで演奏されなかった、BILLYのいたバンドのSHY BOY。イントロが始まると会場は興奮のるつぼ。
メンバー、特にERICはお疲れの様子だったが、紙吹雪も打ち上げられ、花道にも何度も出てきてくれ、約2時間半のショーは楽しかったと言えるものであった。この公演はWOWOWで放送予定らしいが残念ながら未加入である。DVD化の話もあるようなので楽しみにしたい。