- Vo.-BRUCE DICKINSON
G. -DAVE MURRAY
G. -JANICK GERS
G. -ADRIAN SMITH
Dr.-NICKO McBRAIN
B. -STEVE HARRIS
- 「SOMEWHERE BACK IN TIME WORLD TOUR 08」という1st「IRON MAIDEN」から7th「SEVENTH SON OF A SEVENTH SON」までのアルバムからの選曲で、同時期に発売されたDVD「死霊復活」のプロモートも兼ねていると思われる。このDVDは以前LDとビデオでリリースされたものだが、それに加え新たな映像も追加されて2枚組となっている。今回のツアーは、ブルースが操縦する、マスコットであるエディの絵柄のジャンボに乗って周っているという。
前座のスティーブの娘のバンドのローレンハリスが18時45分から始まった。その頃グッズ売り場には長蛇の列が。前座が30分ほど演ったあと、少しの休憩のあと、UFOのDOCTOR DOCTORが流れ、一気に興奮状態。チャーチルの演説からACES HIGHのイントロが始まると言う流れは鳥肌ものだ。続いてACES HIGHから2 MINUTES to MIDNIGHTへの流れは、極上のコース料理を味わっているような感じだ。ブルースは当時(死霊復活の時期)の時より声が出ていたことに驚いた。この頃のライブはちょっとした伝説というか、もう一度演ってほしいな、という希望的観測な声が、事あるごとに囁かれていた。その伝説のライブが遂に日本でも体験できた事に感激した。7枚目のアルバムからの選曲ということにも拘らず、9枚目のアルバム収録曲である「Fear of the Dark」をなぜ演ったのかというのは知りません。
HEAVEN CAN WAITでのコーラス隊もばっちり再現。この人たちは、抽選で選ばれたようだ。お約束のエディもSOMEWHERE IN TIMEバージョンで、IRON MAIDENの時に登場。以前に比べると最近のライブでは、メンバーのエディとの絡みは少なくなっているように思える。
今回の来日公演は、横浜と幕張の2回だけだったが、ネットなどの書込みなどによると、両日共に外人が多いように思えた。しかも自国の旗を持ち込んだり騒ぎまくったり、かなりアピールしていた模様。それにしても久しぶりに極上のライブを体験した。次回の来日公演が楽しみである。
最近の席が端の方というのは偶然だろうか。今回も端から2番目で、ニコの姿が立った時と、ステージが終わって袖に引っ込む時の少しの時間しか見る事が出来なかったのは残念である。