富士芝桜まつり -世界遺産登録前の富士山を-


 土曜の昼ごろ、たまたま付けっ放しにしていたテレビから、姫さまが色々な名所を紹介するコーナーで、本栖湖で開催されている富士芝桜まつりと周辺観光が紹介されていた。旬は過ぎてしまったが、それを観て急に行きたくなり、3年ぶりに芝桜を見に日帰りで出かけてきました。

5月24日

 山中湖畔の水陸両用自動車「KABA」も姫さまが紹介していた。芝桜だけであったなら、旬も過ぎていたしおそらくは出掛けていなかったと思う。水陸両用自動車はうわさに聞いていたので、いつかは乗ってみたいと思っていた。

 テレビで紹介されたので混んでいるのかな、と思ったが、平日であったためか、ほかには2組しかいなかった。今回乗ったのはパワーアップされた2代目「KABA2」である。ほぼ定刻の9時25分に出発、しばらく道路を走ったあとに湖畔の砂浜に乗り込む。スタックしないか心配であったが、もちろんそんな心配は無用であった。着水時はかなり水飛沫が上がるかと思ったが大丈夫であった。富士山がきれいに見える。心が洗われる。車内ではガイドさんがクイズやうんちくなどで場を和ませる。あっという間の35分間であった。
KABA2
水陸両用車「KABA2」
山中湖から富士山を望む
山中湖から富士山を望む
 千円札裏面の図柄が、本栖湖北西の中之倉トンネル脇から望む富士山だと言うのでそこに向かった。中之倉トンネル手前を左折したところにあるトイレ前からの風景がかなり近いものがある。しかし実はトイレ脇から登る山道を20分ほど歩いたところが目指す場所らしい。一応迷うことはないと思うが、行かれる方は、手すりや歩道が整備されているわけではないので、自己責任でお願いします。20分ほどの行程であったが、いそいそと歩いたためか、目的地に到着するころには息遣いが荒くなっていた。そこは小さな展望台となっていてベンチがある。ベンチに腰掛けている先客が1人いて、ペットボトル片手に微動だにしないで富士山を眺めていた。くだりは足元が滑りやすく登りより気を使う。登り口
中之倉峠展望台登り口
展望台
中之倉峠展望台から
 本栖湖リゾートで開催されている「富士芝桜まつり」に向かう。芝桜はまばらで、完全に旬は過ぎていたが、富士山と竜神池とのコントラストは絶妙であった。これに満開の芝桜が加われば最高なのであるが、朝から周辺道路は渋滞するらしいので、痛し痒しである。園内を一周して、屋台でほうとうを食べた後、カフェでお茶をする。富士山と竜神池
富士山と竜神池
カフェ
「桜カフェ」のケーキ
 白糸の滝、たしか幼少のころ行った記憶がある。残念ながら、滝つぼへは遊歩道設置工事をしているため、下りることは出来なかった。あわせて音止の滝を観賞した。「富獄温泉 花の湯」で仮眠を取って帰路に着いた。白糸の滝
白糸の滝
音止の滝
音止の滝



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