下呂温泉 -日本三名泉のひとつ下呂温泉を訪ねて- 2・3日目


4月29日

 名古屋を出発して下呂温泉に到着したのは午後2時頃。最初に訪れたのは共同浴場の「幸乃湯」。その次に向かったのは温泉街の外れにある合掌村。合掌造りの家を白川郷などから移築してつくられたアミューズメントスペース。お手軽に合掌造りの家を鑑賞できるのは貴重である。場内をひととおり見学、そして甘味ものも食し帰ろうとしたところ、ふと「しらさぎ座」という看板が掲げられた合掌造りの家が気になった。先を急ごうとしたが、何故か気になって仕方がない。開演時間を確認すると丁度いい感じである。料金を支払い中に入る。しばらくすると幕が開き、次第に話術巧みな口調とシックな雰囲気の影絵に吸い込まれていく。大満足である。時間があるならば立ち寄る事をお奨めします。合掌村内のしらさぎ座
合掌村
萬古庵の甘味もの
甘味もの
 「大江戸温泉物語 下呂」、「白鷺の湯」と立て続けに入浴し、橋の袂にある露天風呂「噴泉池」に向かうも、さすがに状況を目の当たりにすると腰が引けてしまった。まず、人目が多い。記念写真を撮っている人多数。入浴者が多い。男は裸。その中で女の子のグループは服を着たまま足湯をしている。今回は遠慮したがいつの日かもう一度チャレンジしていたい。

 チェックイン後「クアガーデン露天風呂」でひとっ風呂入り温泉街をふらつく。あたりは薄暗くなってきて雰囲気が出てきた。お土産屋さんや博物館があり、もう少し時間が欲しいところである。数あるお土産の中で、店頭に足湯があるお土産屋に立ち寄る。購入したプリンを食べながら足湯に浸かる。至福のひと時である。
今回は断念した噴泉池
噴泉池
ここでプリンを食べながら足湯に浸かる
足湯のあるお土産屋
4月30日
 下呂温泉から1時間ほどのところにある、馬籠宿に向かう。妻籠宿には行った事があるがこ馬籠は初めてである。平坦地の多い妻籠とは違い、坂の多い宿屋街である。坂を上りきったところにある展望台からは恵那山の山並みを望む事が出来る。折角なので妻籠宿にも足を延ばすことにした。馬籠宿
馬籠宿
展望台から
展望台から
 馬籠から30分ほどで到着した妻後で、早速昼食をとる事にする。妻籠宿で五平餅とそばのセットを注文する。名物の五平餅とそばの両方を食べる事が出来てリーズナブルであった。馬籠も妻籠も人が多かったけど、昔ながらの風情に心が落ち着く。

 妻籠宿をあとにし、「木曽路館」、「滝見の家」と立ち寄り湯を巡り帰路に着いた。
五平餅とそばのセット
五平餅とそばのセット
妻籠宿
妻籠宿



 久しぶりの自家用車での長距離旅行。移動時間はかかりますがこれはこれで旅行を堪能した気にさせるので、たまにはいいかもしれません。

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