| 3日目 |
・いよいよこのツアーも最終日となってしまった。21時15分のフライトまでゆっくりしようと決めていたので、朝風呂入ってギリギリの10時にチェックアウト。千歳方面に向かうことにする。途中あらかじめリサーチしておいた蟠渓温泉にあるオサル湯。ここは川べりにある自然の中の温泉なので結構期待です。見つけにくい所にあるという前情報であったがあっさり発見。川辺に降りて近くにいた人に聞いてみる。「この辺に温泉に入ることの出来るところありますか?」「ここだよ、ここ」と自分の立っている足下を指さした。そこには泥色の水たまりがあるだけだ。ま・まさか、というかそんな気がしたんですけどちょっと聞いてみたんです。確認の意味で。よく見るとたしかにコンクリートの枠が半分見えている。「先日の台風で埋まっちゃたみたい。さっきバイカーが数人で掘っていったんだよ。」ふっ、このとき1日目以来の虚脱感をおぼえてしまった。さらにおばさんはこう続けた、「せっかくだから入っていけば?後ろ向いてるから。さっきのバイカーの内1人は入っていったよ。」おぉぉ。自分にもう少し勇気があれば、とこのとき激しく思うもやっぱり自分には無理、とてもムリ。楽しみにしていただけに非常に残念ではあるが、オサル湯をあとにする。千歳に出るには支笏湖を経由するので、ここで1日目に入ることの出来なかった”いとう温泉”にリトライすることのした。そう思いながら2日ぶりの支笏湖畔を走り温泉の入口に到着すると、やった、そこには1日目にあった台風のため中止の看板はなくなっていた。未舗装の細い道を湖畔に向って降りいとう温泉へ。時間のゆとりもあるためか、今までで一番ゆったりとくつろぐことが出来たように思える。内湯は離れていて1回服を着なくてはならないので今回は露天のみにした。ここまで来たら行くしかないでしょ。同じく1日目にくじけてしまったオコタンペ湖。1日目にあった通行止めの柵は無くなっていた。オコタンペ湖の看板を見つけ覗き込むと(まぁ、覗き込むまでもなかったが)、むぅ。まぁ、こんなもんですかね。ガイドに載っていためぐみの駅の近くの蕎麦屋に入り昼食。もう一度夕食にウニでもと思い札幌へ行こうと思ったが、空港に近い方が気分的に楽かなと思い、Uターンし恵庭にあるという温泉へ向かう。目的地に向かう途中巨大ショッピングモールを発見。時間にもゆとりがあるし、手前には日帰り温泉の看板も見えたため、ちょっと立ち寄ることにする。ん!?映画館もあるのか。ちょっと映画でも見るか。と思いつつスタローン主演のドリヴン見ちゃいました。あと2時間か・・・。先ほど確認済みの、新しめのえにわの湯に立ち寄り今回のツアーの疲れを洗い流すことにした。ここからは空港まで30分程。レンタカーも無事返却し、定刻通りのフライトで羽田に到着。電話して車を預けてある場所まで送迎してもらう。 3年連続で北海道へ行ったが今回はちょっと感動が薄れたかな、という感じのツアーでした。個人的には北海道を体感出来るのは大自然かなという感じなので、次回行く機会があれば島か、釧路湿原、去年暗闇で見ることが出来なかった北方領土を見るために納沙布岬かな、とひそかに思っています。 |