• ARTISTNAME:BLACKMORE'S NIGHT
  • DATE:16-10-22(金)7:00PM
  • 場所:渋谷公会堂
  • SHEET:1階21列43番
  • PRICE:8,000
  • Vo.-Candis Night
    G. -Richie Blackmore
    B.&G.-Sir Robert
    Per.-Squire Malcolm
    key.&Back Vo.-Bart David
    Violin&Recorder&Ahawm-Tudor Rose
    Harmony Vo.-Lady Nancy & Lady Madeline (Sister Of The Moon)
  • SET LIST
  •  御大リッチー率いるルネサンスミュージックグループが、前回の来日から7年振りに、その間キャンセルもあったが遂に待望の来日を果たした。前回の国際フォーラムは所々空席があり、次の公演のキャンセルの原因がチケの売れ行きの不振との噂があったなかで、今回のチケは発売当初にSOLD OUT、追加公演もSOLD OUT状態であったが、本当に来日するのかと実際来るまで不安であった。しかし蓋を開けてみると、その不安は見事にかき消された。会場に入場時にリッチー本人の希望によりスタンディングであること、入退場は曲間にお願いしますとのアナウンスがされる。
     舞台上はワラなどによりジプシーちっくなイメージのセット、またステージの枠(?)は装飾され、スタート時には両側の柱とステージ後ろにトーチが焚かれた。今回のツアーは「アコースティック&エレクトリックツアー」で、コンサートの大部分を占めるBLACKMORE'S NIGHTの曲の大半はアコースティックで、後半にストラトに持ち替えての演奏。曲間に懐かしのフレーズを昔からのファンのためなのか、いかにもサービス的な演奏を行った時には、場内にどよめきがはしった。前回に演奏されたキャンディスが唄う「STREET OF DREAMS」も良かったが、今回の「CHILD IN TIME」も負けないくらいはまっていたように思える。そして再びアコースティックに持ち替えて静かにショーは終わった。照明がついてもキャンディスは握手&プレゼント攻撃を受けていたが印象的であった。
     はっきり言って前回の来日公演はショーの途中つらいものがあったが、今回は待ちぼうけでの久しぶりの来日、そしてもう来日は難しいかもしれないのではという感情からか、心の底から何か沸き上がってくるような、感慨深いコンサートであった。そして7年以上前の記憶にもかかわらず、その時に比べキャンディスの歌は格段にうまくなっていた。