くだらな日記(2008年7月)


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7月31日(木)
 ええ、紙を送りやがらねえ、無理に送ると必ず詰まらせやがるという蛮行を繰り返した咎により、怒りにまかせてプリンタをぶっ壊してやりました。完膚無きまでに。二度と動かないように。原型をとどめぬまでに。完勝。13−0の5回コールド。エプソンに大勝利。まあ、叩き壊している最中に「どうせ紙送りのギアが壊れたんだから修理不能、新しいの買う方が安いに決まってるもんね」とか計算しつつ激怒してたんですけどね。で、残ったインクカートリッジが使える製品を検索してみたら見事にぜんぶ販売中止。秋葉原でジャンク品でも漁ってみるか。


7月27日(日)
 これまでに出た「晴れた空にくじら・浮船乗りと少女」(大西科学:GA文庫)の略称案をまとめてみました。
・はれくじ(通常パターン)
・乳首(下条私案)
・くじら1(大西氏案)
・くじら少女(大西氏案)
・くじら女(大西氏案)
・うくじら(サラシモン氏案)
・はじらう少女(歳三氏案)
・にくじり少女(歳三氏案)
・空くじ(健康な盲腸氏案)
・波平(下条私案)
 ひとり、まったく略する気がないのがいるのは、それは仕様です。


7月24日(木)
 最近疲れているのは、夜中にエアコンのタイマーが切れて暑くなるたびに目が覚め、熟睡できないからだと思い、一晩中エアコンをつけっ放しにしておいたら風邪を引いた。

 浦和学院は強いな。さすが埼玉じゃ将軍、甲子園じゃ足軽と呼ばれるだけのことはある。

 女装趣味の人というものがいる。
 性同一障害と重なってはいるが、イコールではない。
 ノーマルな男性でありながら、女装を趣味とする人もいるからである。
 そういう人間は、どうやって服を購入するのか。
 ふと、そんなことが気になった。

 いちど女装してしまえば、その格好で女性服を買いに行けばいい。
 しかしどんな女装者にも、最初の時というべきものが、あるはずである。
 いってみれば、「女装デビュー」の時である。
 女装専門雑誌――この国に、ない雑誌はない――で調べれば、「新宿二丁目住人に聞いた、あなたの女装デビュー」などという調査が既になされているのかもしれないが、いま、あいにくと手元にない。

 母親なり姉妹なりに、頼まれたふりをして、店員にサイズと柄のみ告げ、購入するのだろうか。
 いや、駄目であろう。
 自分の衣服を自分で選ばない成人女性など、いるわけがない。
 では、母親なり姉なりの衣服を身につけるという手はどうだろうか。
 これは女装趣味とは別の嗜好になってしまいそうである。

 ここまで考えたとき、天啓のように、
「楽天」
 という言葉が脳裏にひらめいた。

 まことに通信販売というものは、どのような人に対しても、便利なものである。


7月21日(月)
 ふつう漁師は船に女性を乗せるはおろか、女性に漁具を触らせることさえケガレとして忌み嫌うものなのに、クニはなぜ捕鯨船に乗れたのだろう。六郎太が変人だからという可能性もあるが、伯母も乗り込んでいたらしい描写があるし、捕鯨船には普通の漁船のタブーは通用しないようだ。
 もしかしたら捕鯨船は一般の漁船ではなく、海女から発展したのかもしれない。日本や朝鮮半島南部、中国南部沿岸に棲息し、素潜りで海草や魚介類を捕って生計を立てる女性。この職業は皮下脂肪の関係で、低温に長時間耐えられる女性にしかつとまらない。
 古代、浮鯨が息絶えて海に沈んだところを、海女が潜って腹を切り裂き、浮珠を入手していた。朝廷への浮珠献上は、海女部の義務であった。やがて海女は集団で浮船に乗りこみ、弱って低空飛行する浮鯨を狩るようになり、船大工や舵取りなど、男性乗組員も乗り込むようになった。ということであればつじつまが合うな。
 しかし問題は、日本軍は太平洋戦争敗戦まで、女性の兵士を認めていないことだ。看護婦や従軍慰安婦として偽装して乗り込ませるしかないように思われるが、誇り高いクニがその便宜的措置をはたして受け入れるか。

クニのテーマ
 俺は銛撃ち 浮鯨捕り
 水色セーラー 服の下に
 流れる血潮 恨み花
 背中に父の 形見負い
 殺しの標的 露鯨追う
 雷鳴に似た 打撲音は
 うまいこと言う奴への 鎮魂歌(レクイエム)
 俺は復讐者 大野クニ
  (クニの姓が不明のため、暫定的に大空のイメージで大野とさせていただきました)

飛べ! 奉天の空を
 吹き荒れる ロシアの空を
 どこから来たのだろう あの若者達は
 三つの命を ひとつに結んで
 燃える 燃える 燃える 燃える
 大和の魂が 炎と燃える
 露鯨ハンター 露鯨ハンター
 峰越 参上!

竜御室のメロディー
 階段を下りると淡い光が
 命のようにまっすぐに伸びていた
 絹室の中には浮珠があふれ
 生命の香りとときめきが満ちていた
 悲しみの数だけ浮珠は割られ
 まるで運命のそのように俺と君は恋に落ちた
 鎗次は"出逢い"というメロディー奏でながら
 オールナイト一晩中操縦をしていた

 階段を昇るとドラマも終わり
 狂った夜の果て軍靴が響いていた
 絹室の浮珠はあの頃と同じ
 生命の香りと希望が割れていた
 急ぎすぎた逃亡に傷ついて
 まるで宿命のそのように牛さえも去ってしまった
 鎗次は"別離"というメロディー奏でながら
 オールナイト一晩中操縦をしていた
 鎗次は"別離"というメロディー奏でながら
 オールナイト一晩中操縦をしていた

哀しみ色の……
 ないものねだり する子のように
 仇を捜していたの 私……
 せつないまでに その胸ふるわせ
 お前は 爪を立てて泣き出す
 淋しい同士 瞳を見りゃわかる
 はぐれ者だよ お前も俺も
 抱き合って 求め合う 安らぎを
 その後すぐに殴られるとわかっているけど


7月17日(木)
 「晴れた空にくじら〜浮船乗りと少女」(大西科学:GA文庫)の正式略称「乳首」は直截的すぎるとの意見を考慮し、司馬遼太郎に敬意を表して「このクニの(乳の)かたち」という折衷案が本会議に提出されました。しかし、これに対しても「そもそも、略していない」「いっそのこと”肉少女”はどうだ」「それは歳三さんのパクリではないか」「しかし、帯の『そのフネ、私にください』で波平さんを連想するのは正直な人情といえよう」「大西氏は主人公や動物に平を命名する傾向があるため、第二巻で波平が登場するという伏線ではないか」などの意見がとびかい、まだ事態収拾へ向けての動きはみられません。
 さらに、みくしに掲載した、PANTA&中川五郎withSKI「西暦20X0年」の替え歌について「元歌がマイナーすぎる」「知ってるのは世界で五千人くらいではないか」「ライオン丸よりひどい」などの意見が提出され、もっとメジャーな歌を替え歌にするべきとの答申がなされました。また参考意見として「クニと国をかけるのは、あまりにも安易な態度ではないか」という厳しい批判も提出されました。


7月16日(水)
 厳正な審査の結果、「晴れた空にくじら」(大西科学:GA文庫)の正式略称は、「乳首」と決定しました。
 文章を読んでいると雪平は完全におっちゃんなのに、イラストでは美青年どころか美少年と言っても過言じゃないギャップに、最後まで苦しんでいたような気がします。あと、「空軍」と「鯨軍」の使い分けが難しかった。日本は鯨軍、ロシアは空軍でいいのかな。三笠に乗っているはずの東郷平八郎閣下が、牛の平八郎の話を聞いたらどう思うのかも、少し気になります。父ちゃんと弟をさっさと殺したのはグッジョブ。くれぐれも「脳死に至ってなかった」とかやりませんように。


7月15日(火)
7月7日の改訂版
 小説家と雑文書きと駄文書きの違いはなにか。
 小説家はネタに詰まるとノンフィクションを書きだす。
 雑文書きはネタに詰まるとフィクションを書きだす。
 駄文書きは書きだしたフィクションすら行き詰まってしまい完成できない。


7月13日(日)
 大西科学「晴れた空にくじら」は、12日には一部書店に並んでいるそうなんですが、うちの近所の本屋では、そもそもGA文庫を扱ってすらいないのでいかんともしがたい。
 それより、そろそろ正式略称を考えないといけない時期ですね。ジョン平シリーズでは、「ジョン平とぼくと」が「ジョンぼーく」、「ジョン平と去っていった猫」が「ジョンねこ」、「ジョン平とぼくらの世界」が「ジョンせか」、「ジョン平とぼくときみと」は「ジョンぼっき」と決まっているそうですが、今回のはどうしましょう。「はれくじ」だと「はれぶた」に間違えられそうだし、「はれそら」だとケータイ小説みたいだし、「はれそく」だとオイディプス王みたいだし、うーん、どうしましょうか。いっそのこと副題も入れて、「晴れ女」にしますか。


7月12日(土)
ジャングル・ムガベエ(放送禁止中)

ウララ ウララ ジャングル・ムガベ
ウララ ウララ ババンババンバンBANG!
ムガベのムの字は ムッチャクチャのムの字
野党が多数で 国逃げる
神の指名だ 神の指名だ 
神の使命だ ベェ ア、ベッカンコ
ハイパーインフレ ベッカンコ
クルリと紙幣に ゼロが増え
経済制裁 ベッカンコ
ムガベェ ア、ベッカンコ


7月8日(火)
 そういえば土曜日に近所のホームセンターのペットショップに行ったんですが、なぜかアホロートル(ウーパールーパー)を大量入荷していました。ブームがまた来ているのでしょうか。あと、でっかいランチュウが、完全にひっくり返って、ヒレだけをじたばたしていたのですが、あれからどうなったのかな。


7月7日(月)
 小説家と雑文書きの違いはなにか。
 小説家はネタに詰まるとノンフィクションを書きだす。
 雑文書きはネタに詰まるとフィクションを書きだす。


7月5日(土)
 こら、リラックスヨガ教室参加のおばちゃん、リラックスしなさいとは言われたけど眠りなさいとは言ってないぞ。しかも堂々といびきをかくんじゃありません。こっちは笑いをこらえるのに必死で、ぜんぜんリラックスできなかったじゃないか。


7月3日(木)
 岡山で買ってきたおみやげなのだが、これって、下品さといいパクリっぷりといい、「全国ひどいおみやげ選手権」で堂々の優勝候補なのではないだろうか。岡山県民は恥を知りなさい。こんなのを買った人も恥を知りなさい。

桃の国のもっこり自慢桃太郎

 つーか、このもっこりシリーズ、全国の都道府県に展開してるらしいぞ。ニホンジン、ヤッパリ、スケベエネ。マイニチシンブン、ウソ、ツカナーイ。

 ふと思ったのだが、これって、皮膚の色とタイツの色が逆なら、そのまんま、ファイナルファンタジー12に出てきた、トラップハゲこと、レダスだな……。


7月2日(水)
 ひっそりと帰省していました。
・ホタルは27日の晩に4頭くらい見たのが最後。あれで打ち止めだったらしい。
・庭の野菜にカメムシがたかっていたので串焼きにして食ってやろうとしたが、串が太すぎるのかカメムシが小さすぎるのか、串に刺そうとするとみんな身体がちぎれてしまう。次の日、もっと細い爪楊枝を持っていったら危険を察知したのか、カメムシは一匹もいなくなっていた。私はカメムシの天敵かもしれない。
・スカンポは育ちすぎていて食えなかった。
・セミはまだ出てきてなかったので食えなかった。
・ウグイスは一日中やかましく鳴いていたが、どこにいるのかわからないので食えなかった。
・夜、誘蛾灯をつけたら、オオミズアオという美しく巨大な蛾が寄ってきたので、つかまえて食ってやろうかと思ったが、網戸を開けるとえらいことになるので断念した。
・蛍がいるくらいだから、川にはカワニナがいたけど、あれは食っちゃいけません。
・田舎でのんびりしていたはずなのに、家に帰って計ったらまた54.05キロまで体重が落ちていた。なんでやねん。

オオミズアオ


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