くだらな日記(2008年6月)


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6月24日(火)
 ひょっとしたら運動していないと足がつるという、厄介な体質になってしまったのかもしれない。恐怖の乳酸人間。毎日ヨーグルトを食べていることとは、たぶん、関係ないよな……。


6月23日(月)
 足がつったので下半身の運動禁止。しかも前脛骨筋とヒラメ筋の両方が疲労しているため、足指を曲げても伸ばしてもどっちかがケイレンするという最悪の事態に。

 駅ビル商店街の福引きで特賞の1万円商品券が当たる。なんかこれで人生の幸福打ち止めですと言われた気分。しかもその商店街、サミット衣料館の他にはマツモトキヨシと本屋くらいしかないんだよなあ。潰れたCDショップがあれば、無駄遣いできたんだけどなあ。何に使えばいいんだろうか。いっそのことバッファリンを1万円分購入するか。5千円分の優しさ。
 そういや当たりが出たとき、まわりのおばちゃんたち優しかったよなあ。「これでビールがいっぱい買えるわね」「日本酒だって買えるわね」って昼すぎからポロシャツで駅前うろつく私はすっかり無職アル中のおじちゃん扱いですか正直ほとんどその通りなんですけどでもこの商品券食品館では使えないんですけど。


6月22日(日)
 筋肉痛は漢の甲斐性。
 金魚を飼うようになってから、2ちゃんねるのアクアリウム板に行くようになったのですが、そこにも「神聖モテモテアクアリウム板」が存在することに気付く。ホント、この種のスレは伸びこそ貧弱なものの、どこにでも遍在するな。たしかプロ野球板では、「いま、クライマックスシリーズがモテるのじゃよー。中日を3タテしてナオンはキャーキャー、余勢を駆って北海道の貧打チームを粉砕、ふたたびプロ野球の国王に君臨するのじゃよー」あたりで終わっていた。おかげで神聖モテモテ王国のサンデーコミックス未収録版を納めた第7巻がオンデマンド出版で出ていることを知り、さっそく購入。これでわしの波瀾万丈な人生に、さらに危険性をはらむことに成功した。しかし、こういう根強いマニアがついてる本をオンデマンドってのは狙いがいいなあ。できれば「快傑ライオン丸・風ノ章」もオンデマンドしてくれんじゃろうか(バカは勝手なことを言った)。


6月21日(土)
 体重減少はなんとか54キロ台で食い止めた模様です。単に水を飲んだだけという話もありますが。
 しかし、妙に回数がこなせないと思ったら、腕を使う運動ばっかりしていたので、しびれてしまっていたことにやっと気付きました。今も肘枕ができないのでひじょうに安楽でない。


6月20日(金)
 体力増強のためにジムに入会したのですが、1回通うごとに1キロずつ体重が減っていっているのはどうしたことでしょう。このままだと8月ごろには消滅してしまいます。こういうのを即身成仏というのかな。そういえば最近、チーズとか豆腐とか木の実とかをよく食べてます。これで妄念さえなければ、立派な高僧と言ってもいいくらいですね。
 筋肉痛は運動で抑える。いわゆる迎え酒と同じ原理です。たぶんあとでもっとひどいことになるのも、迎え酒と同じだと思います。


6月19日(木)
 筋肉痛の徴候は既に出ているが、国立科学博物館に行く。今週でダーウィン展が終わっちゃうから。
 ダーウィンの草稿にあった、進化の系統を示す図が、いわゆるヘッケル以来の、あの下等から高等へというベクトルのかかっている、系統樹という奴ではなく、むしろ昨今のDNA分析による分岐線に似ているのを見つけて、おお、これはネタになるとほくそ笑んでいたら、その後の展示にちゃんと書いてあってがっかり。ま、私に分かるようなことは、もう誰か発見してますわな。
 あとは一般展示館で、ハチ号の剥製を見たり、人類進化のコーナーで「ホモ・フロレシエンシスの模型はありませんか?」と聞いて担当の人を困らせたり。ええと、正確に発音できず、ホモ・フロリレンシスとかフロリエンススとか言ってしまったような気がする。モーウッドさん、ややこしくて覚えにくいから、どうせ女の子なんだし、ホモ・ロリエンシスということにしちゃいましょうよ。

 注文した沢田研二のCDの一枚に傷があって、アマゾンに交換してもらったのだが、これはアマゾンでなく沢田研二に非があると思う。なんですかあのCDケースは。「Greenboy」は9Pチーズ、「俺たち最高」はサイコロ、「明日は晴れる」はゴールドディスク表彰盾、「忘却の天才」はハードカバーブック、「CROQUEMADAME&HOTCAKES」は目玉焼きトーストのウレタン模型と、やりたい放題だ。沢田研二はCD店での陳列の苦労とか流通のコストとか、ちょっとでも考えたことがあるのだろうか。おまけに「CROQUEMADAME&HOTCAKES」は開けたはいいが、閉めることができないときている。そら傷もついて当然よ。あんたは「傷だらけの人生」じゃなく、「思いきり気障な人生」でしょうがっ。


6月18日(水)
 ジムオリエンテーションへ行く。
 まず身体測定。体重172センチで体重55キロ、全体重に対する脂肪の割合はほぼ理想的だが、筋肉が理想の6割程度しかないとのこと。特に上半身が弱いので、腕や肩、腹筋や背筋などを鍛えるといいでしょうとのこと。3ヶ月続けて、筋肉増量1キログラム毎に千円の商品券をもらえるらしい。ほぼ最低水準の私にとっては、悪くない取引だぜ。
 あとは器具の使い方などを習いながら軽く4種類ほどのマシンを10回ワンセットずつ行う。筋力をつけるには、回数を増やすより徐々にウェイトを上げて負荷を高くした方がいいとのこと。オリエンテーション終了後、適当に回ってワンセットずつ試してみる。
 その後、ボディケアの講習が難易度低いし、ストレッチ中心だというので入ってみるが、えらく苦しかった。1時間通して、いろんな筋肉を曲げ伸ばしするのがこんなに辛いものだったとは。金曜日か土曜日の筋肉痛フラグはもう立ってます。


6月17日(火)
 家にいると死んだ茉美のことをくよくよ考えて気持ちがざわざわする。本が読めない。音楽も耳を素通りする。アマゾンから送ってきたCDに傷があって読み込めない。まとまったことを考えられない。雑文のネタを考えようとしても人が死ぬ話を作ってしまう。食欲がない。パソコンを立ち上げてもつい「白点病」で検索してしまう。つい大きな水槽を通信販売で注文しようとしてしまう。太宰治と芥川龍之介をぱらぱら拾い読みする。
 水を交換、フィルターも入れて水槽を元に復する。これで留美が生き延びてくれればいいが。
 とりあえず外に出て、駅前のジムに入会する。あしたオリエンテーションがあるらしい。ヨガとか太極拳とか軍人用リハビリとかいろんなカリキュラムがあるので、なんとかなりそうだ。h-ys氏もベリーダンスのスクールに申し込むといいです。いきなりアレを着ていったら、たぶん人気者になれますよ。<みくし読めない人ごめん


6月16日(月)
 昨日は未鏡氏宅から代々木公園のバングラディシュ祭りを見に行ったはずなのだが、その後の記憶が奇妙なことにヒトカケラだにない。気がついたら池袋のパセラで寝ていた。ひょっとして酒を呑んだのではなかろうか。
 家に帰ったら茉美が死んで浮いていた。俺が悪かった。俺が遊び歩いていたばっかりに。俺が茉美を殺したのだ。俺が、俺が悪いのだ。すまんがh-ysさん、庭に大きな穴を掘ってくれないだろうか。こうして茉美とおれがいっしょに眠ることでしか、この大いなる悲しみを消す法はないのだ。


6月15日(日)
 金魚の鰭が溶けかかってるような気がするんや。疲れかな。
 そういえば先週一緒に買ったマレンコフ(トウガラシの苗)も、こっちへ来てから出た新芽がすべて奇妙にねじくれ、科学的な説明のつかない奇形化現象を起こしている。
 我が家はラブクラフト的世界なのか。落下した未知の天体物質から放射される奇妙な色に染められているのか、それともすべての生物を退化させるという、地下の奥深き者より流れ出す瘴気に犯されているのでしょうか。だがわたしは奇妙な無気力にとらわれ、この家を出て行こうとはしない。
 きょうの「ゲゲゲの鬼太郎」は鬱病の開放病棟みたいな話やったな。ま、現実はあっこから復帰できるんが全体の3割、めでたく死ぬことができるのが1割、永遠にあの世界をさまよい続けるのが残りの6割って感じなんやろうけどな。


6月14日(土)
 水槽の水が汚れてきたので、半分ほど水を換えてメチレンブルー再投下。祈る気持ちで待っている。

 以前どこかに「歌手は印税契約したらだいたい売上の1%」と書いた記憶があるが、だいたいそれで間違っていないらしい。ただ所属音楽事務所との力関係で、売れっ子で独立事務所のミュージシャンなら3%丸取りってこともあるらしいし、新人アイドルなんかは事務所が9割持っていって本人は月給1万円ってこともあるらしい。
 で、以上の歌唱印税には悪名高いJASRACは絡んでいない。あくまでもレコード会社と歌手(もしくは、それを仲介する事務所)の間の契約。だからカラオケでジュリーをいくら熱唱しても沢田研二には一文も入らない。
 ところが作詞作曲には著作権料として、悪名高いJASRACがからむ。これはカラオケで歌っても、喫茶店で流しても、容赦なくふんだくっていく。CD発売の場合、著作権料として悪名高いJASRACがレコード会社から6%を徴収する。そのうち6%、つまり0.36%は悪名高いJASRACが管理手数料と称して持っていく。残り5.64%の半分を音楽出版社が取り、作詞家・作曲家にはさらにその残りを折半する。ところがこのとき、出版社は事務手数料やらマネージメント料と称して作詞・作曲家からそれぞれ0.5%以上のカスリをとるから、作詞・作曲家にはそれぞれ1%未満ということになるらしい。
 つーことは高原兄の場合、「羞恥心」が40万枚売れたとして、定価1,200円の1%が入ったとして480万円の収入があるわけだが、たぶんフジテレビや島田紳助の事務所からふんだくられまくると思うので、まあ、100万円手に入ったらいいところかなあ。
 ちなみにクラシックの場合、自作曲がNHKホールで2回、東京文化会館で1回、計3回のフルオーケストラコンサートで上演されて、悪名高いJASRACから振り込まれた入金が7,800円という泣ける話もあったようです(吉松隆氏の例)。

 西成、またしてもか……。しかし女子高生が逮捕って……。


6月13日(金)
 茉美が白点病になってもうた。飼い主と一緒で、免疫が弱いらしいな。
 とりあえずメチレンブルー、唐辛子、岩塩と治療法はぜんぶためした。あとは2〜3日後が勝負だ。運を天に任せるだけ。
 糞とかゴミはこまめに網ですくって捨ててる。天璋院は苦しいのか苦しくないのか、ああいう天の上の人の考えることは庶民にはわからんわ。まあ移動してるから生きてはいるらしい。伊代(マツモ)はバケツに隔離させて外に置いたら、なんか光合成しまくってるらしく空気粒がいっぱいついてる。

 cloudさんへ。「ロンダルキアの洞窟は泣いた(DQ2)」「役立たず王子連れて洞窟渡った先のマンドリル強すぎ(DQ3)」「なにも考えずに石像列につっこむと気持ちよく全滅する(FF3) 」「底なし沼も全滅の名所(FF3)」は、既に20代の若者からも失われた体験となっているようです。あ、FF3の全滅要素はDSでも残ってますか。最近の若い者に世間の厳しさを教えるにはいいことです。


6月10日(火)
 茉美&留美(金魚の名前)は水槽の中でいろいろと大騒ぎ。茉美はドジっ子のおっとりさんで、留美はおてんばなやんちゃ娘というキャラがはっきりしてきました。天璋院(石巻貝)はこんな早いのかと驚くような速度で水槽一周を繰り返しています。スピード社の貝殻でも着ているのではないかしら。
 阪神は弱くなれとか言わなくても弱くするよう鋭意努力中の監督がいらっしゃるから大丈夫です。しかし大矢というライバルも出てきたから油断禁物です。なんか最近、岡田監督が12球団の監督平均値を超えてるんじゃないかと錯覚することがあります。それにしても野球ファンでよかった。日本のアオダモバットは世界一ぃぃぃぃぃ!


6月9日(月)
 いやあ、私もいろいろブラックジョークとかブラックなだけでジョークになってないのとかいろいろ書いたりして、不謹慎と言われたりもしたけれど、7人死んでる殺人現場で勝利宣言のVサインするってのは、さすがに思いつかなかったわ。あいつ、ある意味天才。と紙一重。


6月8日(日)
 金魚を飼い始めました。これでご金魚迷惑とか、ご金魚冒険隊とか、ハエハエカカカに金魚ーるとか、窓の外には金魚売り、声をからして金魚売りとか、いろいろ駄洒落が作れます(目的が違う)。


6月6日(金)
 古人類学がいま、どうなってるのかよくわからなくなってきたので、とりあえず化石の発見年表を作ろうとしたらますますわけがわからなくなってきた。ラミダス、ラミダス、ルルルルルーで30年前に戻っちゃえー!


6月5日(木)
 大学の恩師の本を買おうとしてアマゾンを検索してみたが、古本の方が送料入れても半値以下なんで、つい古本を注文してしまった。なんという外道。


6月2日(月)
 「元アイドル!」(吉田豪:新潮文庫)というタイトルを見て、たぶんと思ってぱらぱらめくってみたら、案の定、宍戸留美が登場していた。他にも矢部美穂とか我妻佳代とか花島優子とか、お世話になった(自慰的な意味ではなく)アイドルが何人か出ているので買った。おお、広島の緒方の嫁も出ているぞ。惜しむらくは水野あおいが出ていないところが、画竜点睛を欠く。

 「インドの仕置人」というタイトルを見て、主水は秀と一緒にマカオにも香港にも行っているし、竜や政を連れて開拓時代アメリカにも行っているし、たぶんシパーヒーの反乱に中村主水や念仏の鉄や棺桶の錠が参加する映画だと思って見たら、ぜんぜん違ってた。インドの映画ってとーとつに歌いだし踊りだして面食らうのだが、まあ、必殺シリーズで必ずせんりつコントが出てくるようなもんなんだろうな。しかし、この映画だと、奉行所で怠けて袖の下ばかり取っている主水は、まっさきに仕置の標的になるだろうな。
 しかし、ラスト、仕置人は、無辜の乗客を巻き添えにしたことの責任を取って自殺するかと、日本人なら思っちゃうんだが、そのへんがインドなのかな。


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