くだらな日記(2006年12月)


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12月31日(日)
 格安ブロードバンドルータを接続してみたら、あっけなく簡単におこたでネットが実現。設定サイトで接続形態をマニュアル通り「PPPoE」にしたらつながらなくなったので、速攻で「DHCP自動設定」に戻す。うちはADSLじゃなかったっけと疑問に思ったが、だいたいなんでも自動設定のはずだし、「原因がわかってようがわからんかろうが、うまいこといっとるモンをいじくり回すんは、そりゃアホウのやるこっちゃ」という福本打撃コーチのお言葉通りそのままにしておく。だいたい裏方は裏方らしゅう、設定とかファームウェアとかゴチャゴチャほざかんと、すみっこで地味に間違いのうやってりゃええのんよ。


12月30日(土)
 きょうは仕事帰りに秋葉原に寄った。いまごろアキバに出かける暇人なんて俺くらいだろうと思ったら、暇人で街が満ちあふれていてびっくり。でも帰りの京浜東北線がガラガラだったのはなぜだろう。あの暇人たちはなにに乗ってどこへ帰ったのだろう。ひょっとして俺の心象風景にすぎなかったのだろうか。ともあれ秋葉原は油断していると金を使い続ける恐ろしいところです。今日の散財。ルータとLANケーブルで3500円くらい。ファミコンゲーム1500円くらい。ハナマサ3000円くらい。これで年末年始は暇つぶしと肉にだけはことかきません。淋しくなんてないもんっ。年賀状は書いてないけど。


12月29日(金)
 休みになったとたん風邪の初期症状が出て寝込んでいるのは騙されたような気分です。まあ今日はお仕事に行くつもりがすっぽかしちゃったのでこれでもいいか。いずれにせよ明日は行かねばならんのだが。どうせ街をうろついたってニンテンドーDSが売ってるはずもないし秋葉原で格安ルータ拾ってコタツでネット環境こしらえて年末年始はおこたで必殺ビデオ見ながら2ちゃんねる三昧しか楽しみがない淋しい中年男です。あと高校ラグビーと大晦日ノア祭りと。年賀状? 仕事が終わったら書いてやるよ。終わったらなっ。けっ。


12月24日(日)
中年独身男性におすすめの季節クリスマス
・本願寺のある築地なら大丈夫だろうと思っていたらサンタの扮装した寿司職人20人に襲われた。
・職場から徒歩1分の路上で上司が頭から三角帽子を被って浮かれていた、と思ったら文化大革命だった。
・足元がぐにゃりとしたのでござをめくってみるとクリスマスケーキが転がっていた。
・職場の仕事スケジューラが襲撃され、気がついたら電子秘書がサンタの扮装になっていた。
・車でクリスマスツリーに突っ込んで倒したい、というか轢いた後から電飾とかをひきちぎって叫びたい。
・街がサンタに襲撃され、女も「男も」全員サンタになっていた。
・自宅から職場までの40kmの間にサンタ34名に襲われた。
・電車に乗れば安全だろうと思ったら、東横線の電車の壁面にでかでかと「メリークリスマス」と書かれていた。
・私の1/1が飲酒経験者。しかもクリスマスにはシャンパンを飲むという都市伝説から「禁酒が危ない」。
・「そんな危険なわけがない」といって仕事に出て行った通勤者が5分後シャンメリーをかかえて戻ってきた。
・「ネットにひたっていたら襲われるわけがない」とネットサーフィンしていたらみんなやたらと幸せそうだった。けっ。
・最近流行ってない犯罪は「クリスマス雑文祭」。私以外の雑文の人がみんな幸せになりやがって誰も開催してくれないから。
・この時期から20日は精神的虚脱感に襲われる確率が150%。クリスマスで一度襲われて正月に襲われる確率が50%の意味。
・私の妄想世界における殺人事件による死亡者は年間平均120人、うち約20人がクリスマスシーズンの男女。


12月21日(木)
 「抛銀商人」(南条範夫:集英社文庫)を読む。
 南条範夫という作家は不思議な人で、小遣い稼ぎに残酷ものを書きとばしていたころは傑作連発だったが、年取って「これからは自分が書きたいものだけ書く」と宣言してからとたんにつまんなくなったという、ある意味悲劇的な人だ。
 この本は若いころの小遣い稼ぎ作品集なのでとても面白い。似たようなタイトルの「海賊商人」が戦前の冒険小説のような南洋ロマンだったのに比べ、こっちは爽快感も開放感もまったくない。なにしろ主人公がどいつもこいつも極悪人かつ人非人。すごいよひどいよ。「駿河城御前試合」を読んで感動していた歳三さんはぜひ読むべし。あと読んどいたほうがいいのは「古城物語」「無惨や二郎信康」「戦国残酷物語」「慶安太平記」「刺殺」「燈台鬼」「豊臣秀吉」あたりかな。
 「室町抄」は、日野富子と勝光の強欲姉妹、足利義政と義視のダメ兄弟、空を飛ぶ奇人管領細川政元と、小遣銭稼ぎで書き飛ばしてくれたらさぞかし面白くなりそうな題材だったんだが、すっかりダメでした。


12月16日(土)
 いまレンタルで「悪魔のようなあいつ」を見ているが、凄いなこれは。沢田研二の主人公は困ったら女を犯してごまかすという素晴らしい性格だし、藤竜也ともアッー!なシーンを繰り広げる両刀遣いだし。他にも難病ネタあり、宝探しネタあり、当たる要素が満載ですな。沢田研二の師匠で落ちぶれた元スターが尾崎紀世彦だったりするあざとい演出も、さすが久世だし、このころの沢田研二の歌声はほとんど反則だし。しかし、歌の口パクはさすが歌手、ぴったり合っているんだが、ギターの指が……エアギター選手権初戦敗退もんですな。


12月9日(土)
 12月9日といえば、ジョン・レノンの二十六回忌というより、louさんがジョン雑文を書かなくなって三回忌、というほうがぴったりしてならない。とりあえずらーぶれたーふろーむ硫黄島と歌ってみます。息が止まるよな爆撃を。どうぞ私に浴びせてください。らぶれたーふろむ硫黄島。栗林のいないひとり玉砕です。


12月2日(土)
 フジワラノリカはとにかく落ちぶれるなり成りあがるなりどうとでもなって、私の目に触れる機会が永遠になくなってくれ、いま私から言えるのはそれだけだ。
 フジワラノリカが政界入りというキチガイじみたニュースが流れたことがあったが、好悪の情を別として冷静に考えれば、あたりまえのことを素晴らしい創見のように大声で叫べる能力、ちょっと小耳にはさんだ程度の知識をもっともらしく自分の意見として恥ずかしげもなく語れる能力、これは、政治家としてはかなり役に立つ能力かもしれない。個人的にはこーゆーのに社会にいてほしくはないけど。


12月1日(金)
 「遠隔操作」と「遠藤周作」は似てるというとこから話を展開しようと思ったのだが、うまくいかんかった。

 それというのもPCを変えて以来、IMEの日本語変換のアホンダラっぷりにいいかげん頭にきてるからです。キレてもいいですか。やっぱマイクロソフトのもんはなんでもクソだぜ。また辞書のためだけに一太郎買おうかなあ。

 ジッソーくんのご冥福をお祈り申し上げます。棺桶の下から舐めあげるような視線で。


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