くだらな日記(2005年2月)


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2月26日(土)
 スペンサーから一言。
 岡田監督「いざオープン戦という時、ひとりだけベンチで火鉢をかこんで立ちもせん監督がおった。あんなんじゃオリックスに足をすくわれるぞって怒ったんや。案の定やったけどな」


2月23日(水)
 テレビ埼玉でやっている「必殺仕舞人」を見ていたら、川越から肥沃な秋田へと転封を工作する川越藩家老というのが登場してきた。これに似た史実があるのかしらと調べてみたら、「1840年(天保11年)、川越藩主松平斉典、出羽庄内への転封を願い出、川越松平氏が庄内へ、庄内酒井氏が越後長岡へ、長岡牧野氏が川越へという三方領地替えが命じられたが、庄内領民の一揆により中止される」というのがあった。秋田佐竹が庄内酒井である以外は、ドラマで語られた通り。へぇ、必殺シリーズといえど、史実にのっとることもあるんだ、と感心したが、なんだって酒井を佐竹にしなきゃならなかったんだろ。秋田音頭が踊りたかったからとしか思えない。

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 スペンサーから一言。
 (初の紅白戦で2打数ノーヒットの後)「まだシーズンまで1ヶ月ある。今は若い人がプレーすべき時」


2月21日(月)
 沢田研二でいちばんすきなフレーズは「あなたは今夜からは素顔が奇麗だ」かもしれません。


2月20日(日)
 ダルビッシュ、おまえ甲子園の最中にもタバコ吸ってる写真を週刊誌にすっぱ抜かれたのに、つくづく懲りない奴ちゃな。こいつと一場とスペンサーと中日のマルティネスと巨人のミセリ、ことしもプロ野球から目が離せない。実刑第一号は誰だ。

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 うちではPPV見れないのでG+のノア後楽園生中継を見ました。川畑は百田程度を投げるのにのたのたしてちゃいけないと思いました。井上はパワーテクニックスピード体格すべてなしという苦節のレスラーだけど、あそこまで小悪党に徹していればいいかと許してしまいました。できれば新日の永田にも小悪党に徹してほしいと思いました。SUWAは「イケメンはみんな嫌いなんだよ!」って、ちょっとわかりやすすぎるアピールなんじゃないかと思いました。ダーク引越センターってちょっと見てみたいと思いました。グラジはちょっと衰えてました。バイソンのほうがいいと思いました。森嶋はもうあのまま太り続けてもいいやと思いました。斉藤越中組は、かつての反選手会同盟や平成維震軍を思い出してちょっとセンチになりました。
 全般にお笑いが増えたような気がするのが気になりました。あと、アナウンサーは意味もなく他団体に喧嘩を売らないでください。「総武線、降りる駅を間違えないように! 賢い人は水道橋下車!」「わかる人は知っている、ベルトの価値は、本数や年数ではなく、その内容であることを!」「熱い闘いでお客さんを必ず満足させる、日本で唯一のプロレス団体、それがノア!」なんて、別に言わなくてもいいです。


2月19日(土)
 こんなRPGパーティはイヤだ。
 武闘家 しちのすけ(酒気を装備、酔拳をおぼえる)
 運転手 コイズミ(あてにげのしるしを装備)
 シーフ あびる(ダンボールを装備)
 吟遊詩人 なっち(シーフを極めて転職)


2月16日(水)
 夜明けに本が落っこちてきて文字通り叩き起こされる。震度4だったらしい。足のあちこちにアザができたが、文庫本だったからアザだけでよかった。ハードカバーじゃシャレにならんだろうな。「ザ・殺人術」や「完全自殺マニュアル」なんかに埋もれて死んだ日にゃ何言われるかわからんし。せめて「解剖学カラーアトラス」や「ロンドンの見世物」くらいでとどめておきたい。

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 私の近辺では「ウルトラヒロインといえばアンヌ隊員!」という人が多いのですが、私としてはやっぱりMATの丘隊員なのですね。アンヌ隊員は、「あら、あたしだってウルトラ警備隊よ」などとでしゃばって宇宙人の人質になるという、かつての日活映画の松原智恵子とおなじ役回りをやることが多いのでどうも。もしくはダンの変身の邪魔をするとか。

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 以前もちょっと書いていた、ディスカバリーチャンネルの動物対決シリーズですが、数回見るうちに番組の方針がわかってきました。あれ、一時間番組の45分くらいをデータ採取とか模型製作とかパワー測定とかに費やしていますが、実はあれにはなんの意味もなく、勝負を決定づけるのは「豊富な戦闘経験」とか「戦いのスタミナ」とか「折れない心」とかの、おいおいおまえらそんなデータいつどこで測定して入力したんや、というところで決まるのですね。つまりヤヲ。
 これと酷似したのに、太平洋戦争開戦直前の日本海軍の図上演習があります。サイコロを振って魚雷命中弾何発、よって沈没と決まった空母を、参謀が「いや待て、わが軍にはヤマトダマシイがあるからこのくらいでは沈まぬ。大破にしておけ」と変更し、おまけにいつの間にか修理して燃料も補給して元気に動き出すのです。きっと修理も補給もヤマトダマシイでやってのけたに相違ありません。だったら最初からヤマトダマシイをパラメータに入れとけよって。


2月15日(火)
 岡田大敗に激怒休日返上指令。ヲイヲイ。「何でこんな試合の勝ち負け言うの(練習試合だから勝敗はあまり関係ないという意味だと推察される)」と言っておきながら負けに怒って休日返上指令かよ。まあ、あの監督の言うこととやることがまったく違うのにも飽き飽きしてきたくらいだから驚かないが。あと、なんでこんな段階で捕手をベテランの野口に固定してるのかも、理解に苦しむところだ。若手のテストって、「鳥谷を使う」ことだと理解しているのか?

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 スペンサーから一言。
 星野SD「スペンサー? ほっとけばいい」
 ついでに、外野の守備固めだったと思ったらなぜかファーストミットを持参してきたという疑惑も発覚。ついでにいうと首脳陣はスペンサーが外野守備やってるところをビデオでも見たことがないという事実も発覚。なんだ、ぢゃあ関本片岡町田スペンサーで一塁を争ってもらってシーツをショートに戻せばうまくいくぢゃないか。


2月9日(水)
 スペンサーから一言。
 島野コーチ「調子うんぬんより太りすぎやね。まだ判断できるとこまでいってない。ま、代わりはなんぼでもおるんやし」


2月8日(火)
 スペンサーから一言。
 きょうは矢野選手とともに別メニュー調整の後、ランチタイム特打に参加して終了。
 インタビューア「スペンサー選手の現在の体重はどのくらいですか?」
 スペンサー「ウチは一家そろって大きい家系なんだ。中でもおふくろが一番デカい。僕は小さい方だね」
 亀山「誰もあんたの母親のことなんか聞いてへんっちゅうの!」

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 NHK中国語会話に登場するマスコットのパンダの名前が「パンパン」なのは、なにか民族的歴史的な意図があるのでしょうか。いやまあ、あの言葉は、南太平洋や東南アジアや中国領土でよく使われていたわけだが。いっそのこと他のキャラクターもクーニャンとかビャオズとかジーニュイとかキーセンに改名したらどうでしょうか。しまったキーセンは朝鮮だ。


2月7日(月)
 kasumiさんと徳田さんの長男であらせられる耕介君のベビー服の左肩には、温泉マークのアップリケがありました。なにごとかと思い聞くと、「あ、それ、ベビー服のデザインにゅ」と。どうぶつ温泉というキャラクターグッズだそうな。どうやら淫蕩な意味ではなく健全な温泉マークのようです。
 家に帰って気をしずめて考えてみれば、あの温泉マークこそ耕介君のマークなのではと、はたと気づきました。たとえばこんな顔文字が耕介君に適用できるのではと。湯気が一本足りないけど。


   ∬
( ゜ ω ゜)

 それにしても「どうぶつ温泉」でググってみると、変な漫画ばかりヒットして、いっこうにお子様向け健全グッズが見あたらないのですが、私の気の迷いでしょうか。

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 スペンサーから一言。
 きょうはキャンプ情報でとりあげられていないと思ったら、下半身に張りを訴えて脱落しました。ヲイ。


2月6日(日)
 たしか「フリチンふるふるマンボ」のことは、ご本人か嫁の人が書いておられたと思います。それにしても「愚息のお気に入り」ってのはどっちのご愚息のことでありましょうか。

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 きょうのスペンサー。亀山からは予告通りシカトされていましたが阪神キャンプを視察したロッテスコアラーからは「スペンサー?あれを岡田監督は本気で使うつもりなの?バカじゃないの?」と暖かい言葉をいただきました。ついでにロッテ勢は「阪神のキャンプはダラダラしてヌルい。あんなんで選手が気を抜いてるから怪我する」とも言っていました。ああ、やっぱり効率的なキャンプは一昨年にもう済ましたのね。


2月5日(土)
 徳田・kasumi両氏の新居におじゃましてきました。前回お邪魔したのは、忘れもしない結婚式の晩です。挙式直後の夫婦宅に泊まり込むという、昔なら二つにかさねて串刺しものの悪行のうえ、酔って新郎新婦の住む新居のトイレでげろを吐くという、昔なら打ち首獄門のうえ試し斬りにされてもしかたない罪を重ねてしまいました。おそらくその場合、小助さんのふるふるぷにぷにした身体を土壇のかわりにして私を斬ることになると思いますが、大きくふりかぶってつまさきから剣の切っ先が一直線になるように構え、そこから土壇の底まで断ち割るつもりで斬りおろすのが試し斬りのコツです。
 おそれおおくもkasumiさんの運転する車でお屋敷へ。運転が凶悪だとか極悪だとか言われていましたがそんなことはありません。私、いろいろ凶悪なドライバーの運転に同乗してきました。高速で対向車線にツッコむ奴やら、意味もなく登坂車線を疾走したあげく非常停止用のスロープに乗りあげる奴やら、ラジオの野球中継を聞きながら運転していて阪神が逆転したらバンザイする奴やら、インターチェンジでスピンする奴やら、暗くなってきたのに気づかず田舎の夜間のヘアピン国道(道路照明なし)を無灯火で突っ走る奴やら(注意したら「どうりで前が見えないと思った」と弁解した)、駐車している車が動いていると錯覚して真後ろから激突する奴やら、自宅から遠く離れた見知らぬ田舎町の田んぼにツッコんでお百姓さんに引き上げてもらう奴やら、車線変更ができず首都高速を数時間周回し続けた奴やら見てますから、ちっとやそっとでは驚きません。いくつかは私の運転ですが。
 お宅では新生命が息づいておりました。さすが神々の息子、神々しい、というより福々しいお子様です。ほっぺたが垂れ落ちんくらいにふくらんでぷにぷにで、揉むと実にやわやわとしていて、巨乳というのはありますが巨頬という言葉はあるのかしら。
 いまのところまだ言語不明瞭な段階であるが表情は豊富です。イクラちゃんなら「ばぶー」、ドシャ子なら「アカチバラチー」だけで済ますところを、いろいろな反応を見せます。「くきけけけけ」などとと笑って両手を振り回す、まあこれは機嫌がいいのだなと想像はつきます。しかし持っているものを満身の力をこめて地面に叩きつけながら肩を怒らせ、唇をゆがめて「ぐんがるるる」などと唸っておられると、これはひょっとして私という異人がナワバリを侵したことを怒り、警告の意味で威嚇しているのかな、と思いましたが、これも機嫌がいいときなのだそうです。さらに往年のアブドーラ・ザ・ブッチャーのように腕をやたらとうち振るわせながら「ぷるるるるるる」などと唇を激しく振動させるのは、いくらなんでも怒っているのだろう、と思いましたが、これも機嫌がいいときなのだそうです。
 基本的におむずかりの時、眠いとき、機嫌をそこねたときは、泣く、というシンプルな動作しかしないそうです。そうなったらたとえ父親の人が乳首勃起音頭を歌いかつ踊ったところでどうにもなりません。不機嫌の原因を取り除く、つまり尻が濡れたときはオムツ交換、腹が減ったときは離乳食もしくはミルク、眠いときはベッド、熱があるときはブロバリン、原因不明のときはミルクに数滴の阿片チンキ、という具合に。
 ちなみに父親の人はお子様のご機嫌ステータスをアップさせる踊りがいくつかあるそうです。今回は「乳首勃起音頭」と「ゼニクレイジーサンバ」しか拝見できませんでしたが、ほかにも「フリチンふるふるマンボ・上下編」「フリチンふるふるマンボ・回転編」など数十のレパートリーがあるそうです。ハッスルダンスとステテコダンスしかないドラクエ勇者どもに見習わせたい。

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 きょうのスペンサー。
「打つ打たん以前にオーバーウェイト。当分(画面に映さなくて)エエですわ。今の状態では見てもグチが出るだけですわ」


2月4日(金)
 チャウ・シンチー「トリック大作戦」を見る。これを見ると、チャウ・シンチーの欠点は、喜劇的演技力がないってことがわかるような気がする。いわゆるコメディ的な動きでは、兄貴役のアンディ・ラウに食われてるし。そういうのを克服するために喋りに特化したり、特撮とかの演出に走って、プロデューサーとしての大成を目指すというのは、かつてのロッパやウディ・アレンに通じるところがあるかも。
 しかしシンチーの役柄が悪党でまったく同情できない(同情できないのはいいのだが、それならせめて短編時代のチャップリンや初期マルクス兄弟のようにアナーキーに笑わせてほしかった)ことや、兄貴の恋人がまるっきりパーとしか思えないなど、映画としてはとにかく不出来ですな。終盤の詐欺師合戦以外みるとこなし。

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 GAORAのキャンプ情報はますます面白くなっています。なにせスペンサーの評価が初日からどんどん下がってきているのが楽しい。
(初日)「体が絞れてませんな。守備もちょっとぎこちない」
(2日目)「スイングが一定していない。左投手にはタイミングが合うが、右投手だと右肩がつっこんで、キンケードみたいになる」
(3日目)「見れば見るほどキンケードに似てきますな。まあ右投手の時はライト桧山で決まりでしょう。左投手のとき出られるか、うーん守備はお世辞にもうまくなさそうだし」
(4日目)「(安藤OB会長がラインバックについて話したことを受けて)30年前の、キャンプでダメで公式戦で活躍した特例を引き合いに出される時点でちょっとダメというか。体が絞れてくればと言われるのも情けない。つーか体絞ってから来いよって」
 光山のツッコミは鋭さを増してきました。「ショート鳥谷がアカンかったらどうするつもりやのん?」「吉野の代わりができる左のワンポイントって、阪神におんの?」などと阪神首脳陣の危機管理意識不在を厳しく突いてきます。
 そして日本ハムのインタビューも多士済々です。インタビューに一時間半遅刻した入来の次が、「では今から四十五分後に」と予告してかっきり時間通りに来た坪井ってのはどうよ。
 しかし新庄と亀山がむかし同じ球団にいて同じくらい活躍して同じくらいの肉体美で同じくらい人気があったなんて、いまの若い人に言っても信じてもらえないだろうなあ。


2月2日(水)
 ドラゴンクエスト8で疑問に思う点いろいろ。
1.モンスターバトルロードのモリーはどうやって巨万の富を築いたのか? バトルロード経営で興行収入と参加費(20万ゴールドだっけ?)で儲けたという話だが、参加者もたいしていなさそうだし、コロシアムはいつ行ってもオリックスの試合なみにガラガラだぞ。いや待て、世界各地にスカウトモンスターってのがいる。あれは冒険者や旅人が持っているはずのないモンスター貨幣を所有していることから、モリーが養殖して放流したと考えて間違いない。あのモンスターどもが、旅行者たちから強奪した金品をモリーに……。
2.あの世界の船はいったいどうやって動いている? ポルトリンクの定期船は外輪船だったからおそらく蒸気か何かの機関で動いているはずだが、なぜか煙突がなく煙も出ない。ひょっとするとFF10のようにチョコボを酷使しているのか? それともキラーパンサー? 餌代がたいへんそう。共食いしそう。砂漠の船はガレー船だからおそらく船底で大勢の奴隷が漕いでいると思うのだが(チョコボやキラーパンサーは櫂を漕ぐの無理だろう)、奴隷労働って勇者がやっていいことなのか? いや待て、ヤンガスが覚えた「おっさん呼び」のように、船底にはむさくるしいおっさんがわらわらと……。
3.錬金釜ってどのくらい普及しているのだろう? トロデ王の自慢やトラペッタの探索者によると天下の珍品のようだが、世界各地の本棚に錬金レシピの本があることから考えるとかなり普及しているらしい。錬金でしか作れないアイテムを特に驚くでもなく道具屋は買い取るしな。そのわりにパルミドの闇商人はもったいぶって買い取るが。しかしあいつも、もっと珍品と交換してくれるあの意味がわからない。金でも交換レートが普通の店より高いし。秘密趣味の道楽か?
4.なぜ俺はまだエンディングに行っていないのにセカンドプレイやサードプレイを始めてしまったのだ?


2月1日(火)
 プロ野球もいよいよキャンプイン。
 GAORAのキャンプ番組を武蔵丸が司会していると思ったら亀山だった。
 去年までは阪神キャンプ番組だったが、今年は日本ハムとの抱き合わせとのことで、光山が日ハム担当として参加。これがけっこういい。「シーツがなんでショート守らへんの?」「なんで去年3割の関本が内野構想に入ってへんの?」「ピッチャー足らへんのと違う?」などと素朴かつ辛辣な疑問をどんどんぶつけてくれるので、亀山&春日井の阪神ファン的ぬるま湯的雰囲気が緊張して面白い。
 それにしても二球団抱き合わせ情報番組というと、かつてサンテレビで放映していた「阪神・近鉄情報」を思い出す。アレは両球団ともに最下位という偉業を成し遂げたが、今年の阪神・日ハムはどうなるだろうか。


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