くだらな日記(2001年1月)


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1月31日(水)
 また風邪をひいてしまった。
 なんかだらだらと微熱が続くし、ぼんやりとして仕事が手につかないし、やたら攻撃的なことが書きたくてたまらないし、酒を飲んでもうまくないし(飲むなよ)。
 熱が出ると怖い本が読みたくなるのか。いま2.26事件の本を読んでます。
 熱に浮かされて見る夢はお決まり。

          日記読み日記。


1月29日(月)
 某所で知ったのですが、最近介護ばやりらしいです。
 なんでも石坂浩二が「ルリ子は忙しいので両親の介護をしてくれない」と離婚し、若い嫁さんに介護をさせるそうです。さらに覚醒剤でとっつかまった川中美幸の旦那も、「介護士の資格を取って、世間に貢献してお詫びしたい」と語ったとか。
 介護を隠れ蓑にするのはイヤですが、まあ今までの覚醒剤違反の芸能人の定番「禅寺で座禅」よりは、まだ世間の役に立つ分、いいんではないでしょうか。
 もっとも、覚醒剤やら暴力行為やら賭博やら盗撮やら婦女暴行やらでとっつかまった芸能人がみんな介護士を目指したら、それはそれで問題があるかも。
 江夏豊とか内田裕也が介護に来たら、おじいちゃん怯えると思います。ビートたけしに来られても困るだろうなあ。SMAPの中居や田代まさしがおばあちゃんのところに行くのも、なんか問題ありそう(あ、別に、中居は犯罪ではないか)。東尾修や志村けんは、おじいちゃんおばあちゃんのなけなしのお小遣いまでかっぱぎそうです。


1月27日(土)
 某所での某氏のチャットは何回か参加したのですが、あそこは参加しないとログが読めないところが残念です。いちど某氏がギャルしかいないところで何を喋っているのか、見てみたいのですが果たせていません。いったい何を話しているんだろうなあ。きっとものすごいことを話しているんだろうなあ。


1月26日(金)
 前に東名高速で酒飲んで運転して子供ふたりを轢き殺したトラック運転手の裁判があったそうで、それが懲役四年だったもんで、「軽過ぎる」と非難轟々なのですが。
 業務上過失致死の上限は五年なので、それ以上にはできないという問題があり、「量刑の上限を引き上げろ」などと言われているのですが。
 あの、疑問があるのですが。
 酒飲んで運転するのが、なぜ「業務」にあてはまるのでしょうか。酒飲むのが仕事なのですか。ソムリエ運転手ですか。酔拳ですか。
 「殺人罪」にすれば、話は簡単だと思うのですが。なぜできないのですか。そのへんがよくわかりません。


1月25日(木)
 今週の日曜日に市議会の選挙があるので、やたらと選挙カーが走りまわる。最近は時間の制限もないのか、七時ごろまでスピーカーで叫びながら走っていることもある。選挙ビラも多く配達される。
 そんな中でヒット。「敬天新聞」という、まあどういう集団が出してるかだいたいわかる題名で、内容も同様。市長とどこそこの商工会議所がつるんで公費使い放題とか、どこそこの会社はボッタクリ商売で年収二十億とか、怪文書風。その中に立候補者のチラシが入っているのですが。
 紋付羽織袴姿で坊主頭、ヒゲという、典型的なそっち系の写真。掲げるスローガンは「父母に感謝、国家に貢献、汚職撲滅」という、どっかのボートレース協会のようなもの。しかしいちばん目を惹くのは、その隣の太字。
「○○くんは当紙社主と違って前科・前歴はありません」
 わざわざ言うことないじゃん。


1月22日(月)
 NHKの大河ドラマで「北条時宗」が始まりましたが、あれは面白い時代ですね。元寇に限らず、あの人を境に世の中が変わったのですね。
 というのは、時宗が権力を持った最後の執権、といってもいいのです。時宗のあと、執権は権力から遊離してしまうのですね。
 北条家の総領で、領地やら下人やらをみな所持しているのを得宗、というのですが、これが、時宗までは得宗=執権だったのですが、次の貞時あたりから、そうではなくなってくるのですね。ごく若いころに執権になるが、すぐ隠居してしまう。それで傍流の甥やら息子やらを執権として立てておいて、自分は得宗として権力を振るう、こういう二重構造ができてしまったのですね。執権は飾り物、もしくは、キャリアの途中でしばらく在籍するだけの職、というところまで落ちてしまったのです。
 この構造は近くは源氏の将軍と北条氏の執権、という関係と同じですね。もうちょっと前だと、院政時代の天皇と院の関係、というのがぴったりくるかもしれません。あるいはもっと後だと、徳川幕府の大御所と若将軍、さらに後だと、戦前の軍部と総理大臣、の関係になぞらえることができるのではないか。
 いやいや、もっとも近いのは、今の自民党実力者と総理大臣の関係、かもしれません。なにしろ、自民党の最高実力者=総理だったのは竹下が最後です。海部、宮沢、橋本、小渕、森、どれをとっても、小沢、竹下、金丸、野中、梶山、亀井らの実力者に鼻面をとって引きずりまわされる存在にすぎませんでしたから。
 でもこうして並べてみると、面白いことがわかりますね。得宗専制政治にしろ、院政にしろ、大御所政治にしろ、軍部専制にしろ、そういう政体になってからほどなく、滅びてしまうのですね。今の自民党政治がどこまで続くか、楽しみな気もしています。


1月21日(日)
 昨日はハラ君と待ち合わせして、いつもの居酒屋へ。出かけようとすると雪が降っていたので、こんな日にわざわざ飲みに出ることもないな、と思い、キャンセルしようと電話したのだが、もう出たらしく不通。しゃあない、約束だし、と改めて雪の中を出かける。
 仕事もこのくらい誠実にやればいいと、自分でも思う。
 四合か五合くらい飲んで、男ふたりでカラオケボックスへ。もう三十八なんだし、カラオケで踊るのは止めよう、と決意したのだが、ハラ君に「それは踊りではなく、『ここんとこの動きはこうじゃ!』なんですよ」と吾妻ひでおネタをかまされたもんで、つい踊ってしまう。
 翌日、激烈なる二日酔い。夕方まで吐いてました。ああ、二日酔いのときお茶を飲むと死にますね。
 ご心配なく。いまは元気に飲んでます。<ダメじゃん


1月20日(土)
 先日の駄文で書いた「横乳、下乳」については、プレイボーイやフライデーの見出しにも使われているので、ポピュラーだと思うのですが。
 ところがつい先月まで、私は勘違いしていたのです。違う意味にとっていたのです。
 というのは、某コサキン深夜放送で育った私は、そこで使われていた用法を正しいものと、思いこんでいたのです。
 ええと、またもへたくそですみませんが、この図です(モデル:なほちゃん)。脂肪質の女性の場合、乳房と脇の下のあいだに、もうひとつのお肉の盛り上がりができるのですね。これを横乳、もしくは横ぱいぱいと呼んでいたのです。
 さらに乳房の下にできるお肉の盛り上がり、男性の場合だと段腹といいますが、これを下乳、もしくは下ぱいぱいと呼んでいたのです。
 もちろんこの場合、下乳、横乳にはあまり肯定的な意味はありません。
 しかしながら用語の統一という点では、やはりちゃんと使い分けたほうがいいでしょう。ということで、「もうひとつのお肉の盛り上がり」については、横ぱいぱい、下ぱいぱいと呼ぶことを、ここに提唱します。


1月17日(水)
 先月末から新しい職場に入っているのですが。
 職場環境は悪くないです。家から一時間で着くし、上司は今のところ親切だし、マニュアルや操作環境は揃っているし。
 インターネット環境がないことだけが苦痛です。今まで、どれだけインターネット環境に依存していたか、痛感しています。ページを見ることもできない。メールを読むこともできない。とほほ。
 おまけにセキュリティに厳しいらしく、サーバ以外のローカルディスクにデータを保存することは禁止。フロッピーを持ちこんだりしたら、見咎められることは確実。とほほ。
 つまり、職場では雑文を読むことも書くことも不可能なのです。とほほのほ。
 iモードの使える携帯電話に変更しようかと、なかば真剣に考えています。


1月15日(月)
 先日の耳垢湿り=縄文人説に関して、メールを頂きました。
 なんかそういう研究があるそうです。沖縄やアイヌ、いわゆる古モンゴロイド系の人は耳垢が湿っているそうです。で、彼らは縄文人とつながりがある、と。
 ただ、いわゆる弥生人系というか、半島や大陸の血が混じっている人の中にも耳垢が湿っている人がいますので、まあパーセンテージの問題なのでしょうね。縄文人は耳垢湿りかもしれないが、湿ってるからといって縄文人とは限らない、と。そんなところじゃないかと思います。


1月13日(土)
 野球殿堂に元阪神の小山正明氏が当選。しかしそれよりも、バースに147票入ったことを喜びたい。当選ラインの228票に、あと5年以内で届くかもしれない。そしたら提灯行列だね。

 今日は大久保のラーメン屋「竈」に行く。
 三時ごろ行くと二十名ほどの行列。三十分余り待って入ると、すでに燻製玉子は売りきれ。やむなくチャーシュー麺を注文。
 スープは「こってり」を頼んだが、先週の「青葉」と同じく煮干、鰹の利いた和風系。青葉のほうがこってりしていた。臭みがないのは立派だが、わずかに平板かな。
 チャーシューはさすがに柔らかく立派。でも、「青葉」に比べると驚きが少ない。ただし、「青葉」のチャーシューはモモの赤身ばっかりの部分などあって当たりはずれが大きいのに対し、こちらは脂身が均等に分布していて安心できる。肉質では「竈」、製法では「青葉」といったところか。
 麺は黄色っぽい太身のちぢれ麺で、歯ざわりも立派で、スープのからみもよく、おいしかった。
 トータルで評価すると、スープは5−0で「青葉」の勝ち、麺は4−2で「竈」の勝ち、チャーシューは互角、玉子は「竈」の売り切れで勝負できず、といったところか。
 食った後に斜め向かいの古本屋に行くが、これがでかい。「絶版文庫コーナー」では欲しい本を数冊見つけるが、さすがに絶版と名乗るだけあって、千円以上で手が出ない。わずかに、「血の三角形(世界怪奇実話2)」(牧逸馬:現代教養文庫)、「男の首」(シムノン:角川文庫)、「奇跡」(デニケン:角川文庫)、「日本剣豪列伝」(江崎俊平:現代教養文庫)を買うのみ。あとは二百円均一のコーナーで買いあさる。「日本山伏物語」(椋鳩十:ポプラ社文庫)、「天皇の食卓」(入江三郎:共同出版)、「密使」(ザカリアス:改造社)、「ことばの知識百科事典」(三越:三省堂)、「ナイロン物語」(アルス日本児童文庫)、「スポーツ物語」(同)。最後のは雑文のネタとして使えそう。なにしろ収録されているのが、「川上哲治物語」だもんね。昭和31年だから、まだ監督になっていない、長島も王もデビューしていない、端境期の産物か。阪神では田宮がスターだった頃ですな。


1月12日(金)
 楽天市場から来たメールに、こんなのがありました。

縄文人の主食は栗だったとか?わたしは耳垢が湿っているので、縄文人 の血をひいている。だからご先祖様の血が呼ぶのか、栗に目がない私。

 いつから縄文人の主食は栗になったのでしょうか。
 いつから縄文人は耳垢が湿ってることになったのでしょうか。
 てぃーちみーほわい?


1月8日(月)
 最近よく、日記や雑文などで、「過去からの年賀状」って話がよく出ますね。
 詳しい収集は、「新・雑文日記」さんや「お互い更新日記」さんにお任せするとして。私が見ただけでも、「ウォルコット君とエルビラ君」 「じぶん更新日記」、 「D−point」、 「ヒマワリ−疾走する悲しみ」(1/5)「メッタ斬り! プロ野球」(1/5)などなど。他にもあったような気がしたのだが、忘れてしまった。
 なんでも十六年前のつくば博の企画だそうで、2001年の年賀状を1985年に書いて出す、そういう企画だったそうです。それで、小学生や中学生だった人々は能天気な葉書を書いて、今、悔恨に苦しんでいる、と。もっとひどいのもあるに違いありません。幸せな家庭を営む人妻のもとに舞い込んだ、中学時代に身体を許した男(今ヤクザ)からの年賀状、とか。イジメに耐えかねて自殺した同級生からの、十年越しの恨みの手紙、とか。
 私もつくば博、行ったんだけど、覚えてないなあ。つくばで覚えてるのは、駐車場がやたらいいかげんだったことと、会場でポマトを見たことだけ。あとは、たしか、家族と、「どっか、空いている会場はないか」と、行列せず入れる館のみ選って入ったこと。おかげで、つまんないイベントばっかだったよ。あの頃から、イージーな一家だったのね。
 たぶん、だから「21世紀への手紙」の会場へは入らなかったのでしょう。もし入っても、書かなかったでしょう。将来の自分への手紙、というのが、どんなに恥ずかしいか、それは、モンゴメリの「エミリーの求めるもの」(新潮文庫)で読んでいますから。
 けれど、もしも、もしも書いたとしたら、きっとこんな文面。


あけましておめでとうございます。
 今年はバックスクリーン三連発に始まり、涙の胴上げを神宮で見た、本当に素晴らしい年でした。日本一にもなりました。
 きっと、これを僕が開く頃は、もっと強く、素晴らしい球団になっているでしょうね。評論家も記者も、みんな、「1990年代はタイガースの時代」と言っていますもの。21世紀も、絶対タイガースの時代です。
 監督はまだ吉田さんでしょうか? それとも、よっさんは後進に任せて、悠悠自適しているでしょうか。掛布監督? 真弓監督? それとも、バース監督だったりして。
 掛布や岡田はもう引退していると思いますが、仲田や島田弟や藤原はまだ、ローテーションで投げているかもしれませんね。源五郎丸もきっと、エースになって20勝してるでしょうね。和田や田中も、中心選手として活躍しているかもしれません。
 でもきっと、もっと素晴らしい選手が活躍しているでしょうね。清原選手は、もちろん阪神に入ったでしょうね。明治の広沢選手と、レギュラー争いしているかもしれませんね。
 去年はVいくつでしたか? ホームラン200本打ちましたか? もちろん、今年もV候補筆頭でしょうね。当たり前のこと書くなって? ゴメン。てへへ。

 これが本当に届いたら、首を吊ったかもしれません。あな恐ろしや科学万博。


1月7日(日)
 高校サッカーと高校ラグビーは、いつも同じ日にあるので、どちらかが見ることができず残念。ふつう、ラグビーのほうを見るのですが。
 でもラグビーがサッカーや野球に比べていまひとつマイナーなわけ、わかりました。それは選手の顔です。高校野球や高校サッカーの選手は、あどけない顔をした、女性に人気の出そうな選手が多いのですが、ラグビーの選手は、どいつもこいつも髭が生えてそうなむさくるしいおっさん顔ばかり。これじゃあ人気は出ないよなあ。


1月6日(土)
 「日記読み日記は、なぜ続かないか」とみなみさんが書いていた(1/4)が、たっぱり辛いからなんでしょうね。反論に耐えるような文章を書くためには、やはり過去日記もある程度読まなければならない。ネタになる日記が、そうそうあるわけではない。紛争に巻き込まれれば、そちらにかまけて日記読みができなくなる。
 おまけに私の場合、みずからスタイルを限定してしまったため、こういう内容もあちらの日記には書きづらい。自縄自縛とはこのことです。縛れパピルス。ぐるぐるー。ぐるぐるー。そう、私の鞭はトトメス仕様。ほっほっほ、トトメスのステッキに軍需屋で買った鞭を仕込んだのよ。あっほーれ、ぐるぐるー。ぐるぐるー。

 今日は東京のラーメン人気投票でダントツの一位に輝いた、中野の「青葉」に行ってきました。
 まず中野駅北口からサンモールに入って迷う。これは、道案内が「マツモトキヨシとマクドナルドの間の道を右に」とあったので、最初に見たマツモトキヨシから右折してしまったため。実際は、サンモールの二件目のマツモトキヨシを右折ですから、間違えないよう。
 中途半端な三時半という時間を選んだのですが、店の前にはすでに二十人ほどの行列が。しかもそのほとんどがアベックというのはどうしたことか。
 二十分ほど待って、ようやく入れる。ひとりだったので、アベック二組を抜いての入場。こら込んでるはずだ。席が十人分しかないもの。
 特製中華そばを頼む。八百円。特製は、チャーシューと煮卵が入っているらしい。
 スープはとても和風。煮干と鰹節の匂いがぷんぷんする。それでいて濃厚という、変わったスープ。他に例を見ない。臭みがまったくなく、胡椒をかけることなく飲めたのは、さすがというべきか。チャーシューはとろけるくらいまで蒸している。こんなのは山頭火以来だ。煮卵がとても変わっていて、半熟なのです。これを許すかどうか、それは各人の道徳律によるしかないですね。でも、黄身が少し溶けたスープが、またうまい。麺は箸で触ると柔らかく感じたが、啜ると歯ごたえがある。ややカン水の勝った黄色い中くらいの太さの麺。それほど主張せず、スープによく調和する麺でした。

 その後、中野のまんだらけに行きましたが、たいしたものがないので「予言屋」とかいう妙な古本屋でトンデモ系の本を二冊購入。新宿に出て稲穂で呑み、そのあと大久保の「竈」という、これも人気投票二位の店に行ってワンツーフィニッシュをしようと思ったのですが、店がどうしても見つからず、歌舞伎町の台湾料理屋で食って帰りました。ようし、次は竈だ。


1月4日(木)
 昨日は知人宅で昼から新年会。鍋食って酒呑んで「海底軍艦」と「TPDコンサート」を見て、八時ごろに新宿に戻ってまた呑み直し。そのせいで今日はへろへろ。仕事にならん。早々に退散する。
 昨晩新宿では、さんざん説教された覚えがあるのだが、記憶はそこまでで、どういう内容だったかまるで覚えていない。ううむ。


1月3日(水)
 最新駄文で書いていた「鞭」について、煩悶されている令嬢がいらっしゃるようなので、ここに回答します。
 別に大したものじゃありません。単なるスポーツ用品兼ストレス解消用品です。ほら、よく体操代わりに素振りをしたり、木刀を振ったりする人がいるでしょう? 私も運動不足解消のため、何か振り回そうと思ったのです。
 でも、ゴルフは月並みだし、野球は歳が歳だし、剣道はちょっと右翼っぽいし、卓球はなんか暗いし、というわけで、鞭を振ることを選んだだけなのです。鞭を振るう、って、なんとなく貴族っぽいでしょ? 男爵というか、侯爵というか。
 そんなわけで手の届くところに常備し、気が向いたときに振っているのです。修練のおかげか、最近では2メートル離れたところにあるリンゴを砕くまでに上達しました。空中で「ぴしぃ!」と素晴らしい音を鳴らすこともできます。
 人間には決して鞭打ちません。師匠に固く戒められていますから。絶対に人間を鞭打ってはいけないと。それを守っています。
 でも、師匠はこうも言っていました。人間でないものなら、それは鞭打ってもかまわない。いや、むしろ打つべきだ。たとえば、……奴隷とか。雌犬とか。

(問一)以上の文章から、嘘と思われる部分を列挙せよ。
(問二)このサイトがいつまでもアダルト指定されている理由を、300字以内で述べよ(句読点、記号も字数に含む)。


1月2日(火)
 日記読み日記のほうはジオのファイルマネージャで更新しているのだが、それで偉い目に遭いました。
 前から特定のサイトを見に行くとブラウザが落ちるなど不良ばかりだったのですが、今日はついにファイルマネージャで日記を書いている最中にフリーズ。こらあかん。ということでウィンドウズの再インストール。とほほ、正月からなしてこんな目に。
 ようやくインストールし、各種設定もやり直し、インターネット接続してファイルマネージャで再び日記書き。ところが半分ほども書いたころでしょうか、またもフリーズ。私は筐体を蹴飛ばし、横山やすしの顔マネで「怒るぅでぇくぉらぁっ!!」と叫ぶことしかできませんでした。
 私は千度でも万度でも繰り返して言います。ウィンドウズ98とMeはどうしようもない馬鹿ソフトだと。腐れOSだと。マイクロソフトの技術者はアホウばっかりだと。てめえらカスども、もうちょっとマシなOS作りやがれ、せめて一ヶ月は保つようなのをなっ! くおぅらぁあっ!!

 てなわけで年賀状まだ書いてません。

 てなわけで移行したのですが、うっかりしていてメールボックスのバックアップを取るのを忘れてしまいました。そのため返事が出せないメールがいくつか生じてしまいました。申し訳ありません。アドレスもなくしてしまったので、メールを新たに頂かないとこちらから出せない有様です。すみません。
 あとは……あっ、「マイドキュメント」に保管していた、「マリベル語録」を消しちゃった!!! あああ、百時間に余る苦闘の成果が……。


1月1日(月)
 昨夜は十一時過ぎまでぼんやりとテレビを見ていたのです。ところがふと思い立ったのです。
「二十世紀最後の雑文を書こう!」
 構想なし、ネタなし、時間なしの三重苦の中、ともかくも十二時までにのたくり駄文を書いてアップロード。ひどいもんだ。
 それから「日記才人」を見に行くと、めでたくオープンされていました。そこの第一号更新報告をネタに日記読み日記を書いて、更新報告。……ありゃ、何の手違いか、ジャンルが日記読みになっていないようだ。「アダルト、日記関係の日記をのぞく一般新作リスト」にも出ちゃっているぞ。……まずっ。
 なにしろあれだけの論議を呼んだ日記読み日記問題です。その日記読み日記が、オープン当日からいけしゃあしゃあと一般リストに鎮座していたら、いったいどういうことになるのでしょうか。まずい。このままでは日記才人からの追放第一号になってしまいます。
 焦っていろいろ操作し、更新報告をやり直して、ようやく「日記読み」にジャンル変更することに成功しました。ほっ。……あ、考えてみれば、これって、空更新ではないか?
 年末年始から、やっちゃいけないことを連発してしまいました。今年もよろぴく。<やめろ

 大晦日は寿司を四十個作って弟と二人で平らげました。正月は昼頃起きて雑煮を作る(てったって熱湯にダシ入り醤油を入れて、野菜やらササミやら切って、モチ焼くだけの手間)。夕方は田舎から送ってきた料理を並べてごまかす。ミートローフ(ワタルさんちゃんと食べてますよ)、数の子、黒豆(あぃさんちゃんとちょろぎ入ってますよ)、スモークサーモン、ぶり刺身、蟹の揚げ物(蟹の爪でなく脚の身をカニツメ風に揚げたもの)、トリカラ(これだけ自分で作った)。マッカリは相変わらずうまい。ああ、また太る。

 ああ、年賀状書かなくちゃ! 


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