おふれぽ。

日時 10月25日(金)19時〜
場所 恵比寿のとある居酒屋。
登場人物(順不同、仮名)
 Knop ニシエヒガシエ日記書き。たしか参加者中最年少だが、もっとも如才ない。
 K助 にょろにょろふにゃふにゃ雑文書き。たしか参加者中二番目の年少だが、もっとも態度がでかい。
 Ksumi びゅびゅびゅびゅびゅ雑文書き。今回おとなしくしていたのはネタ集めのためだったそうだが、それでも爆発力は絶大。
 Mさと 今朝方見た雑文書き。長身髭面でペンションのオーナーのような健康的な外見。
 Nなこ 女息日記書き。もともとせくしぃ系だったはずだが、T川さんの薫陶よろしく、すっかり豪快さんになってしまった。
 Oきかげ&けい スープカレーの王子様。おいしいスープカレーを食べると、とても嬉しそうな顔でバイオリンを奏でるという。
 R架 ほねっこ雑文書き。どんなものでも食べられさえすればとても嬉しそうに食べ続けるという。でも小松菜と豚肉の区別がつかない。
 Sおん ハァハァ日記書き。北海道から来襲。今回の主賓。
 S条 記録者。
 Sゃあ あんぱん雑文書き。最近ネットラジオにはまっているという。今回の飲み会もラジオ中継する予定だったが店の反対で断念。
 T田A窓 ぷにぷに雑文書き。対等な関係で彼女の人とつきあっているらしい。
 T川Mルダ ウルフ雑文書き。パソコンの調子が悪く一週間ほどネットに接続していないそうだが、なぜか誰よりも日記雑文書きの事情にくわしい。
 Tmomi おいろけ主婦日記書き。しおんさんと並んでハァハァの対象となる。大いにやや酒乱。
 W林 ヨムカ雑文書き。冷静にして沈着。

(とりあえず七割ほど揃ったところで開始)
T川「とりあえずビールでいいかな。ビール以外の人?」
K助「ぼきゅ、ウーロン茶」
 ばき。
T川「冗談ほざいてるとぶつよ」
K助「ぶってから言うなよぅ」
T川「おねいさん、とりあえずビールじゃんじゃんね」
S条「豪快さんな頼み方ですね」
T川「いやぁ、昔ここでバイトしてたから顔がきくのよ」
S条「用心棒ですか?」
 げし。
T川「シャレにならんこと言ってるとぶつよ?」
S条「ぶってから言うな。しかも半疑問形で」

(やがてビールと料理が運ばれてくる。コロッケやエビフライなどの揚げ物大盛り、刺身盛り合わせ、おでん、バクダンという山芋・オクラ・ネギトロを混ぜて海苔とワサビ醤油で食うスタミナ料理などの豊富な食料)
T川「ではここで乾杯を。故老、やれ」
S条「……はい。では、はるばる北海道から来てくれたSおんさんにハァハァ」
全員「ハァハァ!」
(乾杯するとしばらく全員飲むことに没頭。飲むペースが速すぎて食い物が減らない。その間もT川さんは「ビール、ふんだんに!」「ビール、どんどん!」などと豪快な注文を繰り返していた)

Knop(Sおんさんのコップに如才なくビールを注いで)「まままま、どぞ」
Knop(Sおんさんがタバコを吸おうとすると、両手で捧げ持つようにライターを持って)「ままままま、どぞ」
Sおん「Knopくん、ホストになれるねー」
T川「いまよりずっと収入アップするんじゃない?」
Tモミ「ウエストも細いし」
(賞賛されて赤面するKnop)
Nなこ「みなさん、こんばんはー」
(遅れてやってきたNなこ嬢、持参の花束をSおんさんに渡す。男性陣、しまったそういうポイントの稼ぎ方があったのかと切歯扼腕)

Ksumi「おこんばんわー」
(KsumiさんとT田さんのカップル登場)
T川「まままま、おひとつどうぞ」
(ふたりのコップにビールを注ぐ。さっそく飲もうとするT田さんをもきぃと一喝し、ウーロン茶を渡すKsumiさん)
T川「しかしいつ見ても黒のペアルックだねー」
Nなこ「コスプレやってるとは思えない地味な好みだよねー」
Ksumi「こんどタイのカンボジアに行くんですよー」
Mさと「タイなの、カンボジアなの?」
Ksumi「だからタイのカンボジアなんですー。ベトナムでもあるんですー」
T川「ええとね、この人、世界地図が独特だからね」
Ksumi「うぃうぃ。象がいたらぜんぶタイでカンボジアでベトナムなんですー。パンダがいたらそこは中国なんですー」
Nなこ「じゃあ上野動物園は?」
Ksumi「あそこはパンダがいるから中国なんですー」
Nなこ「じゃあパンダの方が象より強いわけね」
Ksumi「パンダ最強なんですー。だから中国はワシントンやロンドンにもパンダを贈って中国にしようとしてるですー。世界中国化計画なんですー」
T田「ははは」
(Ksumi、笑うT田をびゅびゅびゅびゅびゅと威嚇)

Sゃあ「こんばんにゃぁー」
(SゃあさんとR架さん登場。R架さんは席に着くや否やテーブルの料理をがつがつと食べ始める)
T川「……ええと……」
Sゃあ「まあ、こいつは食わせとかんとどにもならんから」
Oきかげ「いつも何食べてるんだろうねー」
Nなこ「若いっていいよねー」
T川「若いというだけで済まされる食欲じゃないねー」
Sおん「若いといえば、Knopさんのお肌、若々しくてつるつるでいいねー」
Nなこ「ぷにぷにしてるよー、ほら。T田さん萌えない?」
(なぜかKnopさんとT田さん揃って赤くなる)

Tモミ「ままままま、W林さん、おひとつどうぞ」
W林「あ、どーも」
(TモミさんがW林さんのコップにビールを注ぐのをうらやましそうに見守る男性陣)
Tモミ「まままま、ぐーっとぐーっと」
(途中でコップを置こうとするW林さんの腕を押さえつけ、むりやり飲み干させる)
Tモミ「じゃ、もう一杯ぐーっと」
W林「いや、ちょっと」
Tモミ「え? あたしの酒が飲めないってぇの? そーゆー気?」
W林「いや、その、そういうわけでは」
Tモミ「じゃあさっさと飲め、ぐーっとぐーっと。そうそう、はいまたおひとつ。ほら、飲むだけじゃなくって、あたしにご返杯は?!」
(永遠に飲み続けさせられるW林さんを恐怖のまなざしで見守る男性陣マイナス一人)
K助「ボキにもお酌してほしぃのらぁー」
Tモミ「てめぇに飲ませる酒なんかねぇんだよ!」
K助「うぇーん、泣いちゃうのらー」
Tモミ「うっせえ! 脊椎動物から退化したふにゃふにゃのくせに人間のふりするんじゃねぇ!! Mきキャラうぜえんだよ!!!」


T川「さてみんな、二次会いくぞー。こらK助、どこいくんだ!」
K助「いやでちゅー。ぼきゅSおんさんとTモミさんをおうちまで送っていくんでちゅー」
(TモミさんにかじりつくK助をむりやりひきはがして夜の街に消える)


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