単純に考えて冒頭時点で前話から 1 週間かそこら経ってるようだが、
「もう大丈夫」と本人が鏡見ながら
のたまう朝の時点ではあまり大丈夫でなく(笑い顔が造りもんだぞ)、
正しく大丈夫になるのはさらに 1 週間経過後
(いっつもそばにいるケロベロスが大丈夫と判断した)、
というあたりは良かったんだけど。
机に放りだしたままの ... か、1 度洗濯したかは定かでないが、
洗濯して乾かしてのちに机に上に置いたつうのもけっこう間抜けなので
小狼のハンカチはそのまま放りだしてあったんだろうが、
毎日これ眺めながら精神状態を調整していったとすると
ありうべき形つうのか笑うに笑えんというんか、
ベタっと沈みこんだまんまだったらしい 1 週間の次は眠そうなさくら
(ってことは小狼からはさくらカード全開に見えるわけで)
ってあたりの小狼の内心の動きを追うと面白いとかいろいろあるわりに
ほとんど何も描かれんかった ...
エリオルとさくらの絡みで小狼の表情がいろいろ動くくらい。
「大丈夫?」の二言に集約されていた ... うぐぅ、つまらん、 いや、そんな複雑怪奇なものを「さくら」に期待してたわけではないが、 そーゆーのとはまた別に、つい、と思ってしまう分の話。 このあたりゼロ知識証明の論理をきっちり扱った話というものを一度見てみたいぞ。
「はい、大丈夫」
「何があったんだ、もう最近はカードを変えても眠くないって言ってたのにっ」なんとなく仲間外れな気分の小狼の心配気なトコがけっこーよろし。 パターンだけどね。 一撃離脱の藤隆さんや知世の後押しもなかなかだったんだけど。
「ほんとになんでもないんだよ ...」
「.... 言えない、こと、なのか?」