芭蕉訪う町・市振(新潟県 市振(いちぶり) 2005.8 by 兄山女)



「奥の細道」の「市振」に
「今日は親しらず・子しらず・犬もどり・ 駒返しなど云北国一の難所を越てつかれ侍れば、枕引きよせて 寝たるに、一間隔て面の方に、若き女の声二人斗ときこゆ」
と記された宿場町。

【親不知からの日本海。その先は奥能登か】
対岸には奥能登を臨むのか、富山県との境に位置し、 スタート地点の海道の松に始まりほとんど海岸線に沿って、、昔の面影を ほんのわずか留めた町並みが走っています。

【北陸道随一の難所と言われた親不知海岸】
芭蕉たちや遊女たちが 同宿したとされる「桔梗屋」も今や普通の民家。
わずかに「桔梗屋」跡の 看板がバス停の横に立っているばかりです。

【市振の宿の入り口 海道の松】
【兄山女の歌】
「桔梗屋」の跡にあざやかふた色に咲ける朝顔遊女のごとく

【「桔梗屋」跡に咲く朝顔】
   
 
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