第24回日本障害者スポーツ学会を茨城県つくば市で開催させて頂くことになりました。つくば研究学園都市は約40年の歳月が流れ,充実した街となってまいりました。今ではつくばエクスプレスが開通し,東京秋葉原から45分で到着できます。また,新たに開港した茨城空港ともバスで結ばれています。益々便利な地になってまいりました。

 昨年,2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催決定を受け,パラリンピックも盛り上がりを見せています。障害者スポーツ学会もこれから重要性を増してくるものと思います。そのため,今学会のテーマを「東京2020パラリンピックに向けて」とさせて頂きました。障害者スポーツはまだまだ未知のことが多く,大いに研究されなければなりません。多くの発表を期待しています。

 特別講演には,1.「競技力向上は体幹筋強化から-日本水泳連盟の取り組み-」というテーマで,早稲田大学スポーツ科学学術院教授・日本水泳連盟チームドクター・金岡恒治氏,2.「自分の可能性を求めて」というテーマで,パラリピアン(水泳)・東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会理事・成田真由美氏,3.「障がい者スポーツのビジョンと指導者の役割」というテーマで(公財)日本障がい者スポーツ協会スポーツ推進部長・水原由明氏の3名にお願い致しました。有意義なお話が伺えることと思います。

 これからも日本障害者スポーツ学会が発展致しますように,スタッフ一同頑張りたいと思いますのでご支援の程お願い申し上げます。



平成26年7月吉日

第24回日本障害者スポーツ学会
 会長  和田野安良

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