ネットブック:東芝NB100Hを買いました

◆09年5月30日、ネットブックを買いました。 東芝のNB100Hです。
定価は7万円以上なのですが、およそ半額で売っていました。
しかしネットで最低価格を調べる と32,000円というのがあったので、悔しいから購入額は書きません。(漠)
見た目は小さく、さっぱりしています。本体に比べてACアダプタが大きいのでこれは評判悪いようです。
また、小さい割には1キロを超えているのでずっしり感じます。絶対的には軽いのですが・・・ このへんは主観の問題でしょう。
バッテリのでっぱりはそれほど違和感はありません。


◆画面を開くのにストッパーはなく、そのままガバと開きます。
電源ボタンはキーボードの右上にあり、これは大型ノートのようで使いやすいです。
キーボードはチマチマしていて、モバイルギアよりも小さく感じます。
特に右側は幅が狭くなっていて窮屈です。しかし、なんとかタッチタイプ可能なようです。
キーの感触はかなり硬く、タイプミスしてしまうことがあります。
トラックパッドの感触はなんだかオッチョコチョイで、うまく操作できません。設定でなんとか 使えるようになるらしいですが、マウスを使った方がはやそうです。


◆液晶画面はとってもきれいです。それほど高精細な感じはしませんが文字なども読みやすく、 ネットブックの中では優秀な液晶ではないでしょうか。
WindowsXPの起動やソフトの使用感は軽快です。PentiumM1GhzのThinkpad X40よりも早いです。 これなら一般的な使用状況でイライラすることはなさそうです。無線LANの接続などもまったく問題ありませんでした。
想像していなかったのでビックリしたのは、 内蔵ステレオスピーカの音がいいことです。
今まで使った大小のノートの中で、「いい音だな」と思ったのは初めてです。だいたいモノラルが 多いのですから。こんなに小さいのに音がいい、というのは驚きです。
その代わりというべきか、 ヘッドホンで聞く音はしょぼいです。想定使用場面としては空港などでヘッドホンで音楽を聴く場合が 多いと思うので、ちょっと悩むところです。


◆カメラがついているので起動してみます。
フレーム上部の青いランプが点灯して撮影状態になります。
撮影画像が左上にウィンドウになって出ています。画素数は30万程度ですし部屋が暗いので画像も暗く、なんだかよく分かりません。 私がデジタルカメラを片手に持ってNB100を撮影しているところが映っているのですが。
これを使ってビデオチャットなどをするチャンスがあるかどうかはまだ分かりません。


◆さて、ソフトのインストールです。 HDDが160ギガあるので、昨年まで使っていた4号機の40ギガHDDをIDE=USBコネクタでつないで丸ごとコピーします。
特に問題なく終了し、「デスクトップ丸ごと持ち運び」環境が出来ました。まあ、紛失などしたらちょっと困ることになりそうですが。
もう一つ問題なのは、長岡はともかく、佐賀に行くとアナログ電話環境しか使えないこと。
USBアナログモデムを調達しないと正月に持っていけません。前にあったのは壊れて捨ててしまったのです。今時、秋葉原でも売ってるかどうか、かなり怪しいですね。
ともあれ、Thinkpad X40のバッテリーとHDDを交換するよりは、こいつを買った方が 面倒がなくて安上がりだ・・・という消極的な動機での購入でしたが、まあまあよい選択だったように思います。


◆この後、とある事情で中古ノートを買いました。
日電VERSA PRO CPU PentiumM1ギガ・memory516メガ・HDD40ギガ です。
価格は1万1800円。
天板に年式程度の傷はあります。しかしNECらしくしっかりした作りで、
ACアダプタの小ささが光ります。 このレベルのものがゴロゴロしているところがさすが秋葉です。
*やっていることは上と同じ、HDDの代わりにDVDドライブをIDE=USBコネクタでつないでインストール作業中。


◆VERSA PROのACアダプタは電圧19V。これはNB100と同じです。
もしかして・・・と思ってNB100につないでみると、ちゃんと充電しました。
これで意外にも小型のACアダプタが手に入ったことになりました。
*左図、左がNB100用、右がVERSA PROのACアダプタ。倍くらいの容量の差がありそうです。


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