最終兵器part4:AscendG6(2015/04/10) 
     
     
スマホを使いだしてから7年目、四代目を購入しました。ついにキャリアからフリーシムMVNO (仮想移動体通信事業者:早い話がスマホプロバイダ) へ、一世代前から現行製品へと大飛躍を遂げました。(というほど偉くはないが・・・)
上の写真は左からタッチダイアモンド、ガラパゴス005、103SH、アセンドG6。液晶サイズは2.8<3.8<4.0<4.5と順調に大きくなっています。でも重さはTダイヤモンドを除けば148>120>114と軽くなっています。
     

103SHがどんどん重くなり、タッチの反応も鈍くなりました。また世間の通信環境が革命的に進化しているので、それに合わせて買い換えることにしました。最低条件としては、

1、4コアMPU・1ギガ以上のRAM
2、LTE・SMS・音声通話シム対応
3、ティザリング(ルータ機能)対応
4、軽量小型・4インチ程度の液晶

の4点ですが、1万円前後の安いスマホだとどこかが欠けてしまいます。市場を調べて候補をしぼりました。最終的に残ったのがHuawei Ascend P7とG6の二機種でした。

 
     
     
Huawei Ascend P7は5インチ、早いMPUと2ギガのRAMを持っていて最強、しかも他のフラッグシップ機に比べて安い。23000円台ならG6とたいして変わらないのでこっちの方がいいかなあ、と考えていました。しかし3月13日、アマゾンにG6の安値が登場!(上図)即決でぽちってしまいました。
価格は13800円。開封品で、安いなりの問題があるのは分かっていますが安さに負けました。またHuaweiには「情報取得ウィルス疑惑」があります。これはMicrosoftやグーグルだって同じことなので気にしても仕方がありません。
     
     
これは2014年6月頃に掲載されたAscend G6に関する週刊アスキーの記事。MVNOの切り札的な評価がされていて、実際そういう役割を果たしたようです。
Huaweiのこの製品はメイド・イン・チャイナの面目を ほどこすとともに、世界における市場シェアナンバー1を目指すというアピールがハッタリではない、と全ての業界人に感じさせるツールだったのです。
     
 

3月15日
Ascend G6到着。開封品だけど中身は新品同様。それで翌日ソフトバンクを解約に行きました。MNP(電番をそのまま移動する)用のナンバーを貰って帰ります。SIMを取られるかと思ったのですが、MNPが有効になるまでは使えるらしいです。それにしても6年間「つながらない」ソフトバンクをよく使ったもんだ。よくも悪くも時代は変わる。

少しいじってみます。WIFIになんとか繋がりました。そうしてカメラや音楽を使ってみるとわりとテキパキ動きます。印象はとにかく薄くて軽い。そして白だからすぐ汚れる。ストラップホールがないので落っことす心配が。それでカバーとシムが着くまでは放置することにしました。

     
     

選んだMVNOはフリモバ。LTE・SMS・音声通話対応です。 動画を見ない、SNSくらいだったら1ギガあれば充分。ほぼ同じ値段のDMM mobile は通信用にすでに使っているので申し込めませんでした。MVNOは基本的に一人一契約しかできないようです。

ソフトバンクで問題だったのは累進制のパケット料金で、メールくらいなら無料だけど時々通信切断を忘れて勝手にアプリのアップデートなどが行われ、上限値(6000円)の請求が来たこと。これからはそんなバカげたことは起こりません。(のはず・・・)スマホ代とG3ルータ代の合計よりも安い値段でLTEが使える、ルータの持ち歩きが不要、など通信環境が合理化されることが今回のリプレイスの大きな理由です。

     
     
MNP申込です。ここにソフトバンクから貰って来た番号を記入します。この画面の他に、本人確認のために免許証などを画像にして送信する画面もあります。全てオンラインで出来るのは便利ではありますが、人間の匂いのしない取引なのでなんとなく心もとないです。
     

3月20日
申込から三日後、シムカードが来ました。でも・・・???
サイズが普通サイズ。マイクロサイズを頼んだのに。
サイトを確認したら、サイズを見落としていたらしい・・・( ゚Д゚)

サポートへ「普通サイズが届いてしまいました。交換をお願いします。」とメールを入れます。すると
「SIMサイズ変更につきましてはfreetel mobileの窓口へ。」という返事。
・・で、サポセンに電話。つながらず。リダイヤル20回。繋がってから10分待機。なんとか交換OKになりました。そして普通サイズ返還不要だそうでした。ふーん?使えるのかな?

 
     
  3月18日
別に頼んでいたソフトカバーが到着。国産ものだと2000円以上はしますが、ものが中国製なので980円です。
本体にストラップホールがないのでカバーに穴を開けます。下の方にイヤホン用の穴があり、 その傍にもう一つ開ければ装着可能です。千枚通しで太めの穴を開けてストラップを差し込みます。道具がないと難しい。
     
     
3月24日
やっとマイクロシムが来たのでスマホ引越し作業を開始。左の103SHを解体し、32ギガのSDカードを取り出します。これはガラパゴス時代からの使い回し。それをAscend G6のSDカードスロットに刺します。通信シムは蓋を開けて定位置に置いて閉めるという変わった取り付け方になります。
     
     
カード類を刺したら起動してAPN設定(シムカードをスマホに適用させる)に入ります。ここで「安い」理由が分かりました。シムカードの自動登録データが一件もないのです。そのくらいは覚悟していたので手動登録します。
四個のデータを入力しておしまいだと思ったら、「MCCが記入されていません」と「MNCが記入されていません」という二つのエラーが出てしまいました。そんなん知らん。Huaweiサイトのマニュアルにもなんの記述もありません。焦りましたが、ネットでデータを探して(上図)やっと成功。ドコモ系列のシムだからよかったけど他のだったらネットの迷路に迷ったかも?
     
Ascend G6がティザリングでルータ代わりになるので、二年使った低速ルータを解約しました。四点のパーツをDVDのケースに綺麗に詰め込んでから通信センターに送り先を聞いたら、「ゆうパックが届きますのでそれに入れてお送り下さい」と言われました。がっくし。
このルータは使い心地は悪くなかったのに電源がミニBで、充電コードが二種類必要だったのが面倒でした。それに使っているうちに「あちち」というくらい熱くなり、冬は懐炉の代わりになりましたが夏は最悪でした。
 
     
 

ここで二週間ほど使った感想を。
動作はキビキビしていてストレスを感じない。電話機能もソフトバンクとの違いは感じず、普通に使える。これまで使っていたアプリは全て使える。ショートメールが使えるのは大事。
佐賀でルータとして使ったが、LTEが使えるのは便利。ルータよりも起動が早い。
欠点は本体のバッテリの減り方が速いということくらい。これは本体に通話機能がなく、シムカードが音声通話のために常時データ通信しているから。電話として使わないのなら長持ちするはずですが、それでは困るし。モバイルバッテリを持ち歩くしかないかも?

左図はアプリ起動画面。わけのわからない中華アプリは整理したけど、頻繁に使うものやあると便利なアプリはまだ未インストール。そのうち整理してもっと使いやすいものにしていきたいと思います。