東京タワーを階段で登る
2014/4/18
  2014年4月13日(日曜)東京タワーへ登りました。それも階段で。
土曜日に会議があり、かみさんは一人で山に行きました。それでこの日は私一人でトレッキングに出かけることになったのですが、なにか酔狂なことがしたくなって40年ぶりに東京タワーに登ることにしました。それも階段で。
事前調査の結果、階段がオープンするのは(土日・祭日)午前11時からだというので9時に家を出ました。
 
         
 
 

以下青字はツイッター: 5:45起床。いい天気で風もなく、タワー登り日和だ。w しかし東京タワーのオープンは9:00からだが、外階段が開くのは11:00なのでこんなに早く起きても意味がない。 8時半ころ家を出て10時にタワー、ぼちぼち館内を散策して外階段が開くのを待つことになりそうだ。

10時過ぎ、浜松町に到着。駅の構内からもうタワーが見えている。

 
         
 

アプローチをツイートで実況しようと思ったがうまくいかない。

ツイッパン(ツイートアプリ)では写真が送れないと判明。 自動縮小機能がない。 仕方なく文字だけの通信。

しかしこれはツイッパンの責任ではなく、浜松町界隈にWiFiも3G回線も通じていないことが原因らしかった。都心だと思って油断した。
増上寺の境内を通ってタワーの足元へ近づく。

 
 
         
 
 

40年ぶりにやってきた東京タワー。がっちりしていて年齢を感じなかった。しかし施設の中に入るとさすがに古さを隠せない。天井が低いのだ。配管類が露出しているのも時代を感じさせる。

1時間近く「フットタウン」館内をぶらぶらする。蝋人形館などは改装中で雑然とした印象。お土産ショップを冷やかして時間をつぶした。案内センターの周囲だけWiFiが使えたのでツイートが出来た。

 
         
 

11時になったので3階からエレベータで屋上に上がる。屋上への階段は封鎖されていた。

このフットタウンには誰でも入れるが、一階から展望台へのエレベータにはチケット必要で、屋上からの階段登り口にもチケットもぎりがいる。ぼちぼち人が集まっていて、そのほとんどは家族連れである。未就学児も多い。

 
 
         
 
 

段差25センチの階段は高すぎず登りやすい。登りと下りが区分けされているので人がすれ違うということもない。周囲が赤い金網に囲まれているので「屋外」という感じがせず、安心感がある。

手すりに頼りながら一気に100段まで登る。区切りを示す掲示を見ると気分がなごむ。

 
         
 

200段目には表示はなく、踊場の下に208段の表示が。

まだまだ疲れはなく、さらに上を目指す。

 
 
         
 
 

300段目にも表示はない。踊場の下に307段の表示。標高は80メートルに近くなってきて、ほとんどのビルが眼下になる。

途中で写真を撮っている家族や、息が切れて立ち往生しているオジサンを追い越した。まだまだ元気だ。

 
         
 

400段くらいからきつくなってきた。一息ついて増上寺を見下ろす。もう人間はアリのようだ。流れる汗をハンカチで拭う。

500段から展望台の下部構造に入り、視界が塞がれた。構わずどんどん登ると、途中から屋内に入り、普通の階段を登ることになった。そして終了のワンステップ手前にお姉さんがいて、ねぎらいの言葉とともに「認定証」を配っていた。

 
 
         
 
 
貰った「昇り階段 認定証」。

とりあえずもらえたのは嬉しいのだが日付もナンバーもないのがちょっと残念。ガラパゴスの「入島証明」ほど有難味がない。今の技術ならそのくらいは簡単にプリント出来るはず。

 
         
 

大展望台から東京スカイツリー(北北東)を眺める。もっと近いイメージがあったが意外にも遠い。直線距離で7,8キロというところなのに倍くらいあるように感じる。

近かったら石でも投げようと思ったがとうてい無理らしい。ま、それも仕方がない。

 
 
道のあちこちに神像や祭壇がある。(上)なんだかよくわからない大きなディスプレイがある。(右)
 
 

増上寺(右下)から東京湾方向(南南東)を眺める。浜松町からフェリー乗り場へ続くルート。東京湾が見える。

 
         
 

さらに南へ目を向ける。東京湾の出口方向が見える。

もう少し待っていればゴジラが出てくるかもしれない。

 
 
         
 
 

さらに真南方向に目を向ける。桜田通りがまっすぐ続き、その手前を首都高が横切っている。

ほとんどの高層ビルが足元に見える。予定では最上展望台まで登るつもりだったが、ここで充分な気がしてきた。

 
         
 

西側を見ていると飛行船が飛んでくるのが見えた。絶好の行楽日和、大東京の上空をゆるゆる眺めながらの飛行は気持ちよさそう。

こっちまで来るのかな、とスマホを構えていたのに途中でUターンして遠ざかってしまった。

 
 
         
 
 

お決まりの「ガラスの床」を覗く。外国人客たちもキャアキャア言いながら乗っている。  

40年前にも乗ったけど、もっと小さい窓でガラスも濁っていたなあ、と思い出していた。するとその小さい方も別の位置に残っていた。これはガラスの透明度も強度も上がったから新しく作ったんだね。

 
         
 

大展望台を降り、しばらくフットタウンを散策してから外へ出る。すると猿回しが一仕事終えたところだった。

次のショーを待つ手もあったが、12時近くなって腹が減ってきた。心の中で猿にお別れの挨拶をして浜松町駅へ。

 
 
         
 
 

駅に着くと向かいの文化放送ビルでなにやら人だかりが。

最上展望台まで行く予定だったが、大展望台で充分だった。 満足して降りてきた。 文化放送サテライトステージでは東京チアチアパーティが踊っていた。

チアチアパーティは比較的若いアイドルグループで、文化放送にレギュラー番組を持っている。デビューシングルと二番目がオリコンのベストテンに入っているのでポストAKBとして有望なチームだろう。ステージ周囲には「撮影・録音禁止」のプレートを持ったスタッフがいたのでちょっと離れたところからパチリ。

 
 
 

猿回しとチアチアパーティのおまけがついて贅沢なトレッキングになった。酔狂イベントとはいえ体力テストにもなるので一度は登ってみるべきかも?

 
         
 
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